5話 魔導帝様だぞ?
今回、ただでさえ一話が短いこの作品。
2/3くらいの長さです。すいません!許してください!何でもしますから!(何でもするとは言っていない)
”殺す”
俺が龍に対して言い放った言葉を理解できたのか、「グルルルルルゥゥ」と龍が低い声で威嚇している。
多少だがスキル《威圧》の効果が感じられる。
最終忠告って感じか?
「悪いが、その忠告受けるつもりないんだ」
そう言い放つと俺は剣のスキル《バーニング》を発動。
こんな奴やろうと思えばストレート一発で殺れるんだが、まあこっちのほうがカッコいいだろうと思ってのことである。
ミタメダイジ。
「さぁて、覇龍さん?ハンデだ、一発受けてやるよ」
「・・・馬鹿?そんなことしたら・・・」
「大丈夫だ、お前は離れてろ」
龍はやはり言葉の意味を理解したようで10M程の巨大な黒炎を放ってきた。
俺はそれを剣で防ぐ!・・・なんてことはせず真正面から受ける。
辺り一面に煙が広がった、女の子から見たら俺は死んだって思ってるんじゃないのか?
「やっぱり馬鹿・・・こんな簡単に死ぬなんて・・・少しでも期待した私が・・・!?」
「こんな簡単に・・・なんだって?」
「あれを受けて・・・生きてる?・・・化け物?」
「チッチッチ、俺は魔導帝様だぞ?魔導を極めし者が魔法で死んでたまるか!」
「・・・魔導帝!まさか・・・称号 【魔導帝】は数え切れない数ある魔法を全て扱う事ができる者だけが手に入れられる、神話上の称号・・・あなたが・・?」
「疑ってるのか?まあこんな見た目たいして強そうでもない奴が魔導帝なんて言われてそんな簡単に信じないかぁ、てかこの称号そんなヤバイ者だったのか!もしかして【武神】も・・・?ま、取り敢えず俺が魔導帝だって信じてもらうためにも、魔法だけで倒してみるか」
なんということだ!あの伝説の古龍が空気ではないか!
「さてと、まぁ適当な魔法でいいか、《頭が高いわ!》」
説明しよう!魔法《頭が高いわ!》とは、カエラが《創造魔法》で生成した魔法で、相手を強制的に首を垂らした状態のまま動けなくさせることができるのだ!
「グルワァアアアア」
「煩い、《黙れ》」
これもカエラが生成した《黙れ》効果は皆さんお察しであろう!
憐れ!古龍!首を垂れた状態で声すら発することができなくなった龍が過去にいるだろうか?
「チェックメイトだ、覇龍さん、世界ノ終焉」
刹那、龍から炎柱がが上がった。
炎柱が無くなった頃には龍の面影は一切残っていなかった。
「終わったぞ、名も知らぬ少女よ」
「・・本当に強い」
「ったリ前だ、名も知らぬ少女」
「・・・」
「ん?」
「・・・ルナ」
「え?」
「ルナ、私の名前」
「ルナ・・・良い名前じゃないか」
「次の階層、行くよ・・・」
若干耳を赤くしやがって!可愛い奴め!
「おうよ!」




