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01.仕組まれたラグナロク

「ーはっ⁉︎」


暖かい何かに包まれながら僕は目を覚ました。周りには、頭に葉? がついた人間が僕を囲んでいた。


「ひっ‼︎」


思わず声を上げる。ここはどこだ? 僕はなぜこんなところにいるんだ。見渡すと緑に包まれた空間。なんとも言い難いふわふわとした感覚に襲われた。


「怖がらないで、私たちは敵じゃない」


一人の女の子が近寄ってくる。見た所同じ年だろうか。


「私は葉緑体A....この細胞の長を務めている者」


「よっ葉緑体⁉︎ 何を言ってるんだ‼︎ 君は人間じゃないのか!」


「自分の頭を触ってみて」


頭をさする。


「⁉︎」


何か異物があるような気がした。そして「それ」が何かを理解するのに時間はかからなかった。


「植物が....生えてる⁉︎」


「そう、あなたは葉緑体になった。....受け入れて」


何が、何がどうなってるんだ。僕の頭では理解できなかった。いや、誰でも理解することはできないだろう。


「長‼︎ 壁が、ハドリアヌスの壁が破られます‼︎」


門番らしき人間、いや葉緑体が叫ぶ。


「ついに来た....ラグナロクの軍勢が」


そして葉緑体Aは言う








ー総員、戦闘準備

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