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心の伝書鳩(詩集)  作者: ゆきろう


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10/10

「宛名のない伝書鳩」

「宛名のない伝書鳩」


届けることができなくても

届くことがなくても

伝えることができなくても

伝わることがなくても


言葉を紡いでいこう

私が唯一できることだから


届かなくてもいい

伝わらなくてもいい

ココロの想いを

白い紙に紡いで


心の伝書鳩に託そう


笑いを

喜びを

楽しさを

幸せを


悲しさを

辛さを

寂しさを

涙を


伝書鳩が帰ってくることがなくても

伝書鳩がいなくなろうとも


言葉を紡いでいこう

それが唯一「希望」につながることだから


届かないことを「願い」

届くことに「期待」する

そんなチグハグなココロの想いは

伝書鳩に託そう


君に届かない

友に届かない

それでいい


私は、君と友の幸せを願うだけだから

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