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創世記〜×××××〜  作者: とまと
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真っ白

ここはどこなのだろうか…


真っ白で何もない…


そもそもなぜここに自分はいるのだろうか…


…自分って…誰だ?


自分はここに今存在しているのだろうか…


自分はなんだろうか…


この何もない空間から切り離された何かなのだろうか…


分からない…


ただ目の前に真っ白な空間が広がっているだけだ…


どうすればいいのだろうか…


自分はただ意識があるだけで何もない…


どうしようか…


『…さみしい…』


声ではない声が響く。


何故自分はさみしいと言ったのだろうか…


そもそもさみしいとは何だ…?


さっきの言葉に意味はあるのだろうか…


届くのだろうか…?



…誰にだ?…


何もない空間にふっと何かが渦巻いた。


自分はそれを"見る"。


何だ?これは?


それはだんだんと黒くなり,キラキラと輝くモノがちらほらと見えるようになってきた。


『……………う…ちゅう……?』


また声ではない声が響いた。


これは自分ではない。自分はこんなモノを知らない。何だ?うちゅうとは?


……………仕方ない。

何もすることもない。…そうだ。自分は何でもないただの意識。


何もせず、意識として存在すればいい。


どうせ,なにも分からないのだから。


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