好き。

好き。

　　好きは、止まらないね　

あのね。

私はね、あなたのことが

好きな理由があるんだ。

それは、いっぱい、あるんだ。

けれどそれは、

みんな言葉足らずで

ひとことで云うと

私は、あなたに、

吸い寄せられたんだと想うよ。

もしね、

あなたがほかの誰かを好きになったら、

ほかの誰かと結ばれたとしたら、

私は、きっと、泣くだろう。

悲しみのあまり、

恨みや嫉みを云いたくなるかも

しれないよ。

けれど

最後の最後は、憎めないと想う。

最後には幸せを祈りたいと想う。

そうでないと救われない。

人を単純に恨んだり、

じぶんの痛みも想像せずに

攻撃できたりする人、

なんて、醜いんだと想うよ。

絶対、私はしたくない。

その意志は、しっかりと持ちたいんだ。

その意志には

おそらくだけれど、

虹が好きな気持ちや

未来を夢みる気持ちや

そして

すこしの

闇の混ざった

光輝く月の気持ちが

入っていると想うんだ。

えぇ、

恨まないわ。

攻撃しても、

救ってあげるわ。

悲しいくらいやさしいひとに

なりたいな………