まさかのお前えええぇ!?
ゆりと小苗とは大きないや大きく票を稼ぐブツがある。それが私の大きな膨らみ。そう爆乳女子。彼女は滑走路女子。
大きく膨らむこの二つのエベレストは母親に感謝せざるを得ない。大きな膨らみで勝負が出来るが、喜多見昇太郞の前では無力だった。
いまいち男子の趣味が分らない。大きな胸が必勝ポイントになると胸を寄せてアピールした。もはや負けヒロイン候補だろうが、このときは恥をしのいで頑張ったが、
『胸か・・・・・母乳は出るか? オレは胸のでかさで女を選ばない男だっ!』
『見くびるなっ! このオレを・・・・・・ちょっと、トイレ行ってくる! 三十秒、いや一分待ってくれ! すぐ戻る! あと写真撮ってもいい・・・・・・?』
彼を校舎の三階から投げ落とした。
黒縁眼鏡で顔は至って平凡顔の彼は、どこにでもいる男子。
なのに彼が、やつ(鉄板胸板女子)と仲良く話すのはなぜだろうか?
やはりあの噂は本当なのだろうか?
彼を睨むだけでガラスが割れる念を、送っているが割れないのはなんでだろうか? 割れて鼻の下を切ればいいのになあああぁ!?
よしっ! 彼の金玉を、使い物にならないようになるまで蹴ろう! この日のために鍛えた脚力で彼を地獄へ導こう! 引導を渡そう!
これがアプローチかと言えば、違うかもしれないが印象を濃くしてみよう!
顔全体に整脈が浮き出て目が血走った私は、千夏の制止を振り切り彼らの前に立った。