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1-8 初めてのパーティーを組んでみよう





 冒険者になって十ヶ月。


「修了試験には顔を出せ馬鹿者がぁっ!」


 スキンヘッドの冒険者科で一番偉い名物教官が拳骨を振り下ろす。

 ので、俺はさっと避けた。


「くっ、避けるな! ……ってか、今お前……どうやって避けた?」


「え? ゆっくり振り下ろしてくれたじゃないですか? だから普通に避けましたよ?」


「ゆっ、ゆっくり? 今俺ゆっくり振り下ろしたか? いやそんなはずは……」


 確かこのスキンヘッドの教官、名前は忘れたがヴォルティスヘルムでは学園外でもその実力の高さから凄く有名な人らしいのだが、訳の分からないことを言って何やら考え込んでしまう。

 呼び出しておいて一体何なのだろう。


 ――現在、俺が冒険者科に転属してさらに五ヶ月が過ぎた。退学するまであと二ヶ月だ。


 夜に見る夢もさらに濃くなり続け、初の対人戦闘を経験した後では一日で十回も同じ盗賊の下っ端と殺し合いとなり、十回も殺すというトラウマになりそうな夢を見た。


 ただ俺は未だD級に昇格出来てない。それでも身体強化と武具強化と言った基礎的な魔技を一通り覚えたので、実力的には十分だと師匠達――俺の面倒を見てくれる古参冒険者達は言ってくれた。


 あとは実績を積むだけ。一人立ちの時は近い。そんなある日、学校から呼び出しが掛かって、いきなり殴られかけた訳である。


「それでどうせ今年で辞めるのにどうして僕は試験を受けなくてはならないんですか?」


「え? あ、ああ……修了試験の結果が出ないと追試扱いになるからだ。追試さえ受けないと、留年扱いになるんだぞ? 留年して退学となれば、学費は請求されないが手続きの諸経費が取られる。お前銀貨十枚も払えるのか?」


「すみませんでした。受けさせて頂きます」


「だったら明日からの一年次の修了試験遠征に同行しろ。もう既にお前の組むパーティーは決まっている。まぁポーターとしてお前は戦力として数に入ってないからな、五人パーティーの六人目として得な立場だと言えるぞ」


 そんなこんなで俺は突然、学園の冒険者科の年次修了試験に参加する事になった。







 ――のだが。


「お前かよ」


 当日、指定された待ち合わせ場所に行くと何処かで見た事のある、鎧を着込んだ黒髪のイケメンさんがいて第一声がこれだ。


「えーと、何処かでお会いしましたっけ?」


「忠告してやっただろう。一般科が冒険者の真似事なんてするなと」


「あっ、あの時の危なそうな方」


「だっ、誰が危ない奴だッ! くっ、俺は虹羽の四等級メンバーにして、この冒険者科では模擬戦のランキング三位だぞ! 学年は同じだが、口の聞き方に気をつけろ宿屋ッ!」


「あ、はい」


 この人、宿屋って言ってくれた。嬉しい。


 にしてもメイドさんと言い彼も同じクランだったんだ。最低ランクの六等級の俺とは接点なさそうだけどさすがは大手クラン。

 そんな俺の気のない返事に彼の顔がさらに険しくなるが他のメンバーが来た。


「…………君達か?」

「あれ? 俺以外にも甲冑がいるんだけど、騎士科二人?」


 一人は凄く背が高い槍を持ったヒョロっとした青年。

 その隣は落差が激しい低身長のぽっちゃりした体型の綺麗な甲冑を着た青年。

 物凄くでこぼこコンビだ。


「お二人も月の四番ですか?」


 俺は指定された番号を尋ねる。


「ああ……」

「そうだぜ。俺はクリトルン男爵家の三男やってるプティン様だ。隣の背の高いのは冒険科のバッファーって名前らしい。来る途中に場所を聞いたらたまたま同じだったぜ。んで、そっちは?」


 プティンさんと名乗った妙に名前が可愛らしい反面、顔が濃い小太りの卵型体型騎士は、俺と隣の黒髪イケメンを見る。


「俺は冒険科でポーターやってる宿屋のロックです。なので戦力になるかと言われると、申し訳ありませんがあまり期待しないで頂けると助かります。むしろ特例の六人目なんでオマケらしいですよ」


「おーけーおーけー。試験のメンツは成績を加味して平均になる様になってるらしいから想定済みだぜ。俺も護衛対象がいる場合の訓練もやってるから任せときな」


「ありがとうございます。で、隣にいる黒髪の――」


「黙れ。自己紹介なんぞ全員揃ってからでいいだろうが」


 そういって鼻を鳴らす。

 俺とプティンさんは目を合わせると苦笑した。この人は貴族だけど話易そうだ。


「ええと、こちらが月の四番でよろしかったでしょうか?」


 そこにはお決まりの前掛けを着た神官衣装の、黒髪オカッパのショートヘアの少女がいた。

 その後ろには何故かベールで顔を隠したローブ姿の女性がいた。

 プティンさんが濃い顔に反してにこやかに対応する。


「ええ、そうですよ。神殿科と魔術科の方ですかね」


「はい。神官のナーダと申します。それで……その……後ろの方なのですが」


 随分と遠慮がちに後ろのベールを被った女性を見る。

 そのせいで俺達全員の視線が彼女に行くが、ベールを抜いだ瞬間に俺を除く全員が驚愕と共に姿勢を正した。


「――ふふっ、畏まらないで下さいませ。私も一人の学生ですわ」


 ロールだ。

 長い金髪を縦ロールにしている。こんな髪型の女性は初めて見た。

 というか、虹羽の白騎士さんに匹敵するくらい小顔で整った顔立ちをしている。少し釣り目が生意気そうな印象を抱かせるが、その柔らかい微笑みにより、凄く魅力的な美少女に見える。


 ――リビアよりも美人だ。


 と一瞬、幼馴染の事を思い出した。そういえば彼女達は元気でやっているだろうか。


「いっ、いえ、それは、そうなんですが……」

「これは……ただの試験じゃなくなったか」


 ただプティンさんも黒髪イケメンも頬を引き攣らせている。どうも美少女だからという反応ではない。

 というか。


「……あの、どなたですか?」

「「「はぁ!?」」」


 小声でプティンさんに聞いたつもりだったが周囲の全員に聞こえたらしく、皆が振り返った。


「あ、えと」


「あら、私をご存知ありませんでしたか。これは失礼致しましたわ。私は魔術科のトップ、ユースティ・ディア・ヴォルティスヘルムと申します。ここヴォルティスヘルムの侯爵令嬢ですわ。気軽にユーティとでもお呼び下さい」


 そういってニコっと眩しい笑みを浮かべるこの都市の最高権力者の娘さんがいた。












 まさかの侯爵令嬢。ある意味、学園長より偉い人物である。


 そんな衝撃のメンバーが加わり試験はようやくスタートする――かに思われたが。


「お嬢様、我々の試験メンバーに入って下さい! 何かあっては遅いのですよ!?」

「いいえ、ユースティ様! ユースティ様は我々がお守り致しますっ。ですから是非、我々のメンバーに!」

「冗談ではありませんっ。この様な奴等に任せて万が一がございましたら、この都市は大変な事になりますぞ!」


 と、現在なぜか試験開始前からユースティ様が猛烈な勢いで引き抜きにあっている。


 何でも試験メンバーを交換するのは禁じられているが、侯爵家ご令嬢の身の安全を考えれば問題ない措置として処理されるらしい。ほんとかよ。


「皆さん、騒がしいですわね。これは厳正な割り振りの結果なのですわよ? それに文句をつけるなど、試験を受ける者として恥かしくありませんの?」


 一方、当のユースティ様はその引き抜きを拒否する構えだ。


「どうするんですかね、これ」

「早く始めたいのだが……」

「うーん、俺としても流石に侯爵家ご令嬢は荷が重い所なんだけどなぁ」

「そっ、そうですよね。治癒に失敗でもしたらこの都市で生きていけないですよ……きっと……ああ、胃が……」


 と。

 順に俺、ノッポさん、プティンさん、神官ちゃんの弁だ。


「ふんっ、見苦しいぞ貴様らッ!」


 しかしそうは思わないメンバーもいる訳だ。

 そう周囲で喚く貴族の子弟連中を一喝し、彼女の前に跪きその手にキスをする黒髪のイケメンだ。


 あらやだカッコイイ。


「ユースティ様、御身の身はこの剣に誓い、必ずや私がお守り致します。どうかご安心を――ふっ」


 そうして彼女に聞こえない様に、横目で騒ぐ子弟達を一瞥し鼻で笑う。


「こっ、こいつ……ッ!」

「冒険者如きが調子に乗るなよッ!」

「抜け! 模擬戦での序列三位など飾りだと教えてやる!」


 この場で抜剣しかねない勢いだ。

 黒髪イケメンも立ち上がり、ご令嬢を庇う様に前に立つ。


「姫、私の後ろへ。蝿を片付けますゆえ」


 その一言に激怒した三人の騎士が本当に腰の剣に手を伸ばす。


「お待ちなさい! 神聖な学び舎で剣を抜くなど何事ですかッ!」


 だがそれをユースティ様が一喝する。


 胸の前で腕を組んでいるのだが、ローブの上からでも分かるくらい胸が主張している。

 その様子に恐縮しつつも、黒髪イケメンを含めて全員の視線が胸に注がれる。


「大変にご立派ですね」

「私は……どちらかというと小さい方が……」

「ふむっ。俺は大きさには拘らんぞ。やはり大事なのは美しさと形よ!」

「…………………………あの、私のいない所でその話してくれませんか?」


 俺、ノッポさん、プティンさんがちょっと女性の嗜好について話しただけで、最後に神官ちゃんから冷めた目で見られた。


「あなたも無駄に煽らないで下さいまし?」


 彼女はちゃんと黒髪イケメンにも釘を刺す。

 そうして彼女をパーティーに引き込もうとする者達全員に聞こえる様に告げる。


「本来ならば、パーティーを変えるなんて有り得ないのですけれど……このままでは皆さん納得致しませんわね。でしたらこう致しましょう。私がパーティーに入った場合、私が得られるであろう事を教えて下さいな」


 彼女の言葉に皆して意味が分からず顔を見合わせる。

 近くにいた黒髪イケメンが全員を代弁する形で尋ねる。


「ええと、それはつまりパーティーを組む事で姫が得られるメリットを述べよ、という事でしょうか?」


「ええ。そう捉えて頂いて構いませんわ」


 その言葉に騒然となる。俺達も首を傾げた。


「なんともハッキリしない話ですね」

「だが……だからこそ彼女の気分次第だ……」

「そうさな。そのおかげで、変に理屈をこねる連中を自分の感情で優先したの一言で切り捨てられる。悪くないアイディアだろ」

「…………なんか、私達って大会のコメンテーターみたいになっていません?」


 神官ちゃんの突っ込みは正しい。だって殆ど話に関わってないし。


 それからはもうアピール合戦となった。

 基本的には安全を売りにする連中が多かった。私達は強いと、俺達と一緒なら危険はないと。

けれど感触は悪くそうそうに切り捨てられた。


 次は試験で最高得点を狙えるというアピールだ。

 俺のチームなら実力者が揃っている、俺達は騎士となって命を掛けて戦う、と。

 だがこれもイマイチな反応だ。


 なお黒髪イケメンは「あなた様の騎士となります」とか言って速攻で切られた。お疲れ。


「うーん。これは苦戦しておりますねぇ。実力のアピールは悪手なんでしょうか。むしろ彼女の魔術師としての力を貸して欲しい、とかで攻めるべきだと思うのですが……ノッポさんはどう思いますか?」

「ノッポさん? あ……私か…………まぁご令嬢は何かお考えがあるのだろうが、さっぱりだ。……騎士殿は如何か?」

「ふーむ。難しい所だなぁ。むしろ一緒に頑張ろうって仲良くなるアピールを――あっ、お友達になりましょうと頭下げた! しかも速攻で御友達を探しに来たのではありませんとかバッサリだぁーーっ!! ぶはははははははっ」

「………………………………もしかして、実は女性がお好きだったり?」


「「「いやないない」」」


 何故か少し真実に気付いてしまったと衝撃的な顔をする神官ちゃんに、俺達三人が声を合わせて否定する。結果彼女は「ブーブー」とイジけてしまった。


「他にはおりませんわね? 全く………………所でそちらの方々。さっきから好き勝手仰っておりますが、まさか聞こえていないと思いで?」


 ユースティ様のジトっとした目が俺達に向けられる。美少女がやると可愛いのでズルいな。


「いやぁ、だってお――僕達ぶっちゃけ関係ありませんし」

「…………そもそも私達は試験を受けに、きました」

「いえいえいえこのプティンっ、ユースティ様の事を心から案じておりましたよ! ですが皆様のアピールが激しく、男爵家の三男坊の私如きが声を挟むなどとてもとてもとても恐れお――」

「あのっ、実は私と同じで女の子同士の恋愛が――むぐぅ!?」


 侯爵家のご令嬢相手に本気で口を滑らしかけた神官ちゃんの口を、俺達三人が慌てて押さえ込んだ。「んぐー! んぐー!」と暴れているこの子、思ったより遥かにダメな子じゃないか?


「随分と楽しそうな方々ですわね。しかし私はあなた方と同じパーティー。関係が無いというのは聞き捨てなりませんわ。せっかくですから、あなた方とパーティーを共にするメリットを教えて頂けませんこと?」


 美少女がむすっとした顔でこちらを見てくる。本気で聞いている訳ではないのだろう。ある意味、可愛らしい八つ当たりに思えた。


 だが殆どのパーティーが勧誘に失敗していたので、必然的に視線を集める事になってしまう。

 というかいつの間にか他の三人が離れて「俺達関係ありません」みたいな顔でギャラリーに混じっていた。何なん君ら。


「それで、どうなんですの?」


 うーん。

 このパーティーで試験をして彼女が得られるもの……俺は少し考え、堂々と答えた。


「特にないです」


「えっ」


 ご令嬢と少し遅れて周囲が唖然とする。


「なっ、ないんですの?」


「ないです」


「全く? これっぽっちも?」


「はい」


「ここは普通、良い事を言って私を感心させる流れではございませんこと? というかあなたさっき私の――」


「だってないもん」


「いえいえいえ、もんって…………もんってあなた」


「……」


「……」


 なんか周囲視線が一気に凄く残念な物を見る目に変わってしまった。


 というか「やれやれ、全く何やってるんだよ。ふぅ」というジェスチャーをプティンさんが視界の端でしていて物凄くイラッときた。


「じゃ、皆さん要望を満たせなかった様ですし、とりあえず出発しましょうか」


「えっ? あ、ええ……なんでしょう、このもやもや感」


 こうして凄まじくぐだぐだした流れで試験が始まろうとした。


「なら、僕達と行こうよ! きっと楽しいよっ」


 そこにもう一人、別な高めの男の声が響いた。振り返ると長い金髪をなびかせる、甘いマスクの優男がいた。


「きっ、貴様は模擬戦の序列二位の……っ!?」


 そんな優男を見て黒髪イケメンが苦虫を潰す。さっきから序列序列いってるけどなんのことだろ。だが彼の様子などお構い無しにご令嬢が笑みを深めた。


「へぇ、楽しいのですか?」


「うん。それに僕達には魔術師がいないからさ、だから君の力を貸して欲しいんだ。もちろん代わりに僕達の力を貸すよ。だから一緒に冒険しようよ!」


 そう満面の笑みで言う優男。

 これにご令嬢もぐっと来るものがあったのか、一緒に冒険しようよ、という下りで顔を嬉しそうにする。

 その様子を感じ取った黒髪イケメンがギョっとした表情でご令嬢を見た。周囲の反応も然りだ。


「……………………まぁ、いいでしょう」


「ええっ!」

「ひっ、姫! お考えを!」

「これは思わぬ伏兵が……」


 等と周りが盛り上がる。


「私の魔術師としての力を求められたのなら、応じない訳には参りませんわっ」


 と、嬉しそうに大きな胸を張って答えを合わせを行う。どうやら自分を魔術師として扱って欲しかったらしい。

 これには周囲も「ユースティ様に魔術師としての力を求めるとか……」と、白旗を揚げている。


「まっ、待て! 貴様だけは認めんぞッ! なんで貴様なんぞに――」


「うっさいわね! こちとら一人怪我でパーティ四人しかいないんだからっ。男ならつべこべ言わないでよ!」


 抵抗しようとする黒髪イケメンを、後から来た赤毛を左右に結んだ綺麗な女子生徒が一喝する。ちなみに胸はペッタンさんである。


「ゼノもゼノでご令嬢を相手にフレンドリー過ぎ! 確かに余っている人を見つけてきなさいと行ったけど、少しは礼儀ってものを覚えなさいっ」


 さらには優男の方にも雷が落ちた。

 どうやら彼女は優男のパーティーメンバーらしい。

 さらにもう二人、背の低いフード姿と女騎士の人がいる。彼のパーティーはこれで全員なのか。


「貴様は確か……前回の模擬戦で七位だった女か。二位と七位だけで三人分だ。姫は必要ない」


「そんな訳ないでしょ三位。それにそっち、六人もいるじゃない。不公平よ」


「一人はポーターだ。数に入れるな」


 そういって黒髪イケメンとペッタンさんが睨み合う。

 そこへスキンヘッドの教官が現れて結論を下した。


「ちょうどいい。ヴォルティスヘルムはそっちのパーティーに移行しろ」


「なっ、教官!」

「ほら見なさい。ふふんっ」


 二人を無視して教官がユースティ様に確認すると、彼女は頷いた。


「よし。それとだ、君は立場が立場だ。君を受け入れたパーティーの試験内容と場所も変更するが構わないか? 優遇する訳ではないが、あまり助けが難しい場所や遠くには送りたくないのだ」


「あら、教官はヴォルティスヘルム最強でありませんこと?」


「お嬢様、確かに負けたことは一度もないが万が一の危険はある――金髪もいいな?」


「構いませんわ」

「大丈夫ですよ」


 ユースティ様と優男が頷いた事でご令嬢争奪戦は決着した。

 見事に俺達がご令嬢を奪われるという形で。



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