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2-17 キメラゾンビ



【時計塔 プティン】




 ――ロックが空を飛んでいる。


 アイツが校舎より遥かに高いこの場所から突然飛び降りた後、俺と眼帯は慌てて窓に駆け寄った。


 が、そこから見えた光景はロックが空中を乱高下しながら前に前にと飛んでいる姿。

 しばらく二人して、その奇天烈な動きを唖然と眺めるしかなかった。


「……人間って、空飛べるんだな」

「そうですね。翼人“は”飛べるそうですぜ」

「……翼ないよな?」

「ありませんね」


 じゃあ何で飛んでんだよ。


「むしろあれ、魔術ではありませんか?」

「魔術って、あの時間だとか空間だとか叫んでたあれか?」

「ええ、てっきり比喩の魔術名だと思ってましたが、もしかして本当に時間や空間を操っているんじゃ?」

「まさか。そんな魔術があったら歴史的発見だ。魔術結社が神ノ権能とか言って不可能と結論付けた話だろ。それに仮に空間を操るって、操ると、こう、どうなるんだよ?」

「……敵の位置を把握できるとか?」

「じゃあ今、あそこで空飛んでるのは?」

「……謎ですね」

「だよな」


 それから無言で、すとーんと落ちて、いきなりグイッと反転し、ぐーんと斜め上へと前進しながら飛んで行く、何とも言えないコミカルな動きで進むロックを見ていた。


「……ありえねー」

「……ですよねー」


 ただ、そうは言っても意味不明な光景は何もロックだけではない。それは俺達の背後でも起こっていた。


 ――轟音が引っ切り無しに打ち鳴らされる。


 二人して背後を見ると、そこには総長とか言う剣士が、剣を鞭の様にしてスキンヘッドの教官を高速で打ち払っている。

 しかも剣が外れた時に、その背後の壁が何が起きたか分からず切断・粉砕されていくので、威力は推して知るべし。


「ぬおおおおおおおッ!」


 にも関わらず普通に耐える教官。


 彼も彼でその体は竜鱗の形をした金剛石で覆われ、その目は爬虫類のものへと変化していた。後ろには尻尾の様な物すら見える。


 あれは間違いない――半人半竜(ドラゴニュート)だ。


 本物を見たのは初めてだが、あれがそうなのだろう。それなら人間を投げたという話も分かる。

 彼等は始祖となる竜の特徴を引き継ぐ。竜鱗が金剛石なのは元となった竜の影響だな。……金に困らなそうな人種だ。


「宝石竜の眷属とは面倒なッ」


 流石に埒が明かないと思ったのか、総長が剣を収納するかの様に戻した。


「ちッ……沼の森では不意打ちで心臓をぶっ刺され、竜人化もできず死ぬ所だったが……なってしまえばこっちのもんだ。案外、教国軍の総長も大したことはないようだしな」


「はは、トカゲが吠えるなんて知りませんでしたよ――五ノ太刀」


 今度は刀身が白くなる。また別の効果なのだろう。一方の教官も獰猛な笑みを浮かべ前掛りとなる。


「では、死になさい」

「てめぇがなぁッ!」


 再び相まみれる剣士と竜人。振り下ろされる白剣。迎え撃つ金剛。吹き飛ぶ外壁や崩れる床。


「――ってか、俺達もここにいたら死ぬわっ」


「とりあえず床ですっ! 頭を下げて!」


 慌てて壁際で身を縮める。

 あちらもあちらで人外だ。間違いなく冒険者のランク的にも最上級の連中。混ざろうとしたした瞬間、死ぬ自信がある。


「……あっしらお荷物ですよ。退散しましょう?」


 屈んだまま、眼帯が下へと繋がる階段を見た。

 本来ならばそうだろう。邪魔になることを考えればそれが正しい。だが。


「なぁ、上の階へ進んで鐘を壊さないか?」

「え、本気ですかい?」

「まぁそうなんだが……その。あれだ。ロック一人に任せる訳には行かないだろ」


 自分で言ってガラではないなとも思った。

 男爵家の三男として、上手く都合よく世渡りしてきた人間が俺だ。今更ここで逃げて傷付くプライドも大してない。

 ただ、やはりこのまま無傷でフェードアウトするのは妙に我慢ならなかった。


「嫌ならいいぞ?」

「そういう聞き方は卑怯だと思うんですがねぇ。ま、分かりやしたよ。あっしも手伝いましょう……むしろ今しかありませんしね」


 眼帯の視線の先では化物が二匹。


「中身だけ斬るとかいてぇなコンチクショウがッ!」


「首を落としたつもりですが、どういう反射神経してるんですかこのトカゲッ!」


 拳の衝撃波や無数の斬撃が飛び交う中、俺達は床を這いながら、ひっそりと時計塔攻略に乗り出した。
















【闘技場 ロック・シュバルエ】





 ――宙を翻る帽子男こと死霊魔術師(ネクロマンサー)


「へぶあっ!?」


 俺のすれ違いざまの蹴りで吹き飛ばした結果だ。


 正直、感触は微妙だったが、なにせ剣も危険過ぎて抜くのを躊躇う速度だ。かすっただけでも十分な威力になったはず。


 ただ落下の勢いが強すぎて、勢い余ってこちらも空中でバランスが崩れた。シェイクされる様に闘技場の壁に飛ばされて行く俺。


「ああああああ……っ!!」


 対照的に飛距離がない分、帽子男は血を吐きながらクルクル回って、山なりに地面に向かって落ちていく。


 ……案外、このまま頭から地面に叩き付けられて死ぬんじゃないか?


 回転する視界の中、そんな淡い期待をしたが突然、地面からスケルトンが飛び出す。

 それがまるで手の様に連結、帽子男をキャッチすると同時に。


「……っ」


 骨の掌の上で即座に体勢を立て直し、獣の様にこちらを向く帽子男。

 その口元をコートで隠したのを俺は見逃さなかった。


「空間捻転――スルー!」


 嫌な予感に従い闘技場の壁に届く前に、左へと直角に空間軌道を捻じ曲げる。


『UOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO.......』


 直後、横に亡霊――レイスの集団が叩き込まれ、闘技場の壁に電撃が炸裂して爆発した。


 ――危なっ!? 亡霊が飛び道具かよ!?


 先ほどの口元を隠す動作で魔術の発動が分かったのは、魔女師匠からアドバイスだ。


“巨大な杖や魔導書を持つ本職の特化した魔術師と対峙したら、必ず口元を見なさい。彼等は詠唱を省略できないから。ましてや隠したりしたら――”


 それは不意打ちを狙った魔術の行使。

 空中でバランスを取りながら内心で魔女師匠に感謝する。


「チッ――……高し……魔よ召喚せんッ!」


 だが安堵する間もない。俺に向かってレイスが次々打ち出される。


「うおっ――ちょっ――はっ――このッ!?」


 それを舞台の周囲を吹っ飛びながら、小刻みに軌道を変えて回避する。

 地面に落ちそうになると、身体強化して足でまた勢いをつける現状、まるで転がるボールになった気分だ。


「……を破滅せんッ、霊号夜!」

『UOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO.......』『UOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO.......』『UOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO.......』


 さらに無数のレイスが右、左、上、下と一斉に発射される。無尽蔵か。


「っ――空間捻転ッ! 時間加速ッ! 時間、遅延ッ!」


 それでも滑空しながら曲がり、早め、遅らせ、襲い来るレイスの雨を全て紙一重で躱し切った。


「クソがッ! 有り得ねぇだろあの動き! 鳥人か!?」


「次はこちらだッ」


 全てのレイスを避けきると、滑空する角度を舞台へ向けてその勢いのまま突っ込む。


「迎え撃ってやらぁ! ……せよ……う怨さの……放ち召喚せよッ、霊号夜!」


 いつの間にその手には輝く一冊の本が握られていた。恐らく魔導具。あれがレイスの発生源らしい。

 その開かれたページから散弾の様にレイスが射出された。


『UOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO.......』

『UOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO.......』

『UOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO.......』

『UOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO.......』


 再び何体ものレイスが真正面から猛スピードで突っ込んで来る。


「食らうかよッ!」


 その集団と真正面から激突する瞬間、前方斜め上空に跳ねあがり飛び越える。


「またその――っ、いや、翼ないじゃねぇか!? ならその空中機動はどうやってんだクソ餓鬼ッ!?」


「さっきから空間捻転って言ってんだろアホ!」


「ッ、その仕組みを聞いてんだよ馬鹿がッ!」


 微妙に噛み合わない低レベルな罵倒合戦をしつつ、即座に再び捻転させ、勢いを殺さず前方斜め下――つまり帽子男に向けて降下。


 もはや俺達の間に障害はない。


 そこで初めて帽子男とハッキリと目が合った。


 間違いなくコイツがこの都市の支配者。

 塔を破壊できてもコイツを倒さなければ、アンデッドは出現し続ける。


 ……逆に言えばこいつを倒せば、この学園のアンデッドは朽ちる。


「学園は返して貰うぞ、死霊魔術師ッ!」


 俺は高速で飛来しつつ剣を抜き放ち。


「その前にここで死んでいけやッ、クソ餓鬼ィッ!?」


 帽子男は口を動かしながら本で狙いを付けてくる。


 俺の剣が早いか。ヤツの魔術が早いか。


 勝ったのは――。


「……骨相樹ッ!」


 帽子男の魔術。

 肉薄する寸前に地上から積み重なった数十体のスケルトンが出現。

 骨達の手が俺の体を掴む。


「時間加速ッ!」


 その寸前、加速して骨達の手をギリギリですり抜ける。

 背後で骨が波の様に群がり、さらに骨が槍の様に突き立てられたが、そこには既に誰もいない。


「はあああぁッ!」

「っ!?」


 守る者のいなくなった帽子男を、すれ違い様に一閃――が、振るった剣は帽子男ではなく、その身代わりとして差し出された本に食い込んだ。


『GYUAAAAAAAAAAAA!?!?』


 本から耳を覆いたくなる断末魔が響く。

 斬り裂いた場所からレイスや人影が飛び出し、次々に空へと逃げて行く。


「ぐっ!!」


 それらを無視して強引に本を斬り飛ばすも、帽子男にはあと少しで剣が届かずそのまま横を通過してしまう。


 ――魔導具は潰したが……しくったっ!


 流石にもう反転する余裕もなく、俺は地面に激突しそうなのを必死に回避して闘技場の端へと回りながら飛んで行く。


 ちょうどその先に、上着を着せられただけのペッタンさんと、それを支える傷だらけのメイドさんがいる。

 やがて不格好ながら地を滑る様にして二人の前で背を向ける形で止まった。


 正面を見ると帽子男は舞台の上で倒れ、本から飛び出し続けるレイスを払っている。……下手に今近付くと巻き込まれそうだ。


 そんなことを考えていると、後からペッタンさんが呆然とした様子で尋ねてくる。


「あ、貴方、ポーターよね? もしかしてあの布告を聞いて、本当に一人で、私を助けに来たの?」


 そう月並みなことを聞かれたので月並みに格好をつけた。


「はい。遅れてすみません、貴方を助けにオロロロロロ――」


 が、直後に吐いた。


「べっ、別に感し――ぎゃあああああああ」


 落ち着いたら一気に吐き気が込上げてきて、俺はそのまま口からレインボーしつつ、四つんばいに倒れる。


「あっ、アンタどうしたのよ!」

「ちょ、大丈夫ですかポーターさんっ!?」


「よ」


『よ?』


「酔った……おっ、お、お、お――うぇええ……」


 無理。

 ホント無理。

 飛んでいる間は必死すぎて忘れていたが、凄まじく気持ち悪い。

 あー、目がぁ、胃がぁ、レインボーが止まらないっ!


「ええっと、大丈夫ですか? とりあえず全部出してしまった方がいいですね」


 そうしてメイドさんに背中を擦られながら、俺は言われるままに全てレインボーした。

 流石に出すと気持ち悪さは大分緩和されたが。


「そこで倒した教国兵が持っていた水筒なんですが……お水です」

「……すみません」


 俺は涙目になりながら、メイドさんから革の水筒を受け取り口をゆすぐ。おかげで何とか持ち直す。


 そうするとようやく落ち着いた。二人に背を向けたまま、俺は再び立ち上がる。


「はい。遅れてすみません、貴方を助けに来ました」

「いやあの、ゲロ吐いた後に言い直されても……」


 ペッタンさんから厳しい指摘がきた。


 しかし冗談はさておき、俺は帽子男を警戒しつつ彼女の姿を確認する。やはり彼女は上着一枚。それはつまり――。


「すみません。俺が遅くなったばかりに……貴方には……辛い思いをっ!」


「――え?」

「……あ」


 そこでなぜか首を傾げるペッタンさん。

 一方、半眼で彼女に目を向けるメイドさん。


「はい? 辛い思いってなによ?」

「え? いえ、ですから……女性として、その」


 まるで話が通じていない。オブラートに包み過ぎたか。でもどう見ても尊厳を傷付けられた後っぽいし……もしかし精神がおかしくなって――。


「ポーターさん。それは大丈夫です。この人、別に襲われた訳ではなく、それどころか、自分から勘違いして脱ぎは」

「あーッ! あーッ! あーッ、大丈夫よポーターっ! ぎりっぎり無事だからっ。ありがとうっ。危ない所だったけど、私の貞操は万事オッケーだったから! うんっ」


 と、なぜか引きつった笑顔で饒舌になるペッタンさん。

 そしてそれを、マズイ料理か何かを見る様に口をへの字にし、微妙な表情で見つめるメイドさん。


 ……よく分からないがいろいろ大変だったのだろう。あまり詮索しない方がいいのかもしれない。

 そこへ――。


「ちっ、ダメだこりゃ…………ったく。空間捻転、ねぇ。大よそ正体は空気か重さって所か? 時空間を操るとか大法螺吐く奴は古今東西、数多いたがテメーもその口か。だが今ので俺を殺せなかった時点で、もう勝ちはねぇぞ、宿屋」


 使い物にならなくなった本を投げ捨て、屈んでいた帽子男が立ち上がる。

 宿屋と分かったのは消去法だろうか。


「魔導書をやられたのは痛いが、何もあれが俺の切り札って訳じゃねぇ――にしてもまさか、本当に救いに来るとはな。いい根性してんじゃねぇか?」


「ありがとうございます」


「え? あ、お、おうよ……でだッ、一度だけ聞いてやる。投降する気はあるか?」


「ありません」


「だろうな――だがよぉ」


 帽子男が両手を広げる詠唱を始めると、地面が発光し始めた。

 浮かび上がる魔法陣。その下から薄黒い腕が突き出される。

 現れたのは頭のない薄黒い人型の巨大な肉塊。


「うっ……なによ、あれ」

「っ、随分とおぞましいものが出てきましたね」


 その人型に皮膚はなく、ずんぐりとした体からは人間の一部の様なものが所々で突出しており、両腕は手に相当する部分で二つに別れ、その二つはそれぞれ人の形をしている。


「ニッゲル・バッゲル。俺が侯都攻略の為に用意したアンデッドだ。まぁ、お前とは初対面でもないか?」


 はい? 初対面ではないとは?


「そうだ。覚えてないか? お前が殺したんだろ? 沼の森でこいつ等を全員……」


 言葉の意味が分からなかった。だが沼の森で殺した者がいたことを思い出す。

 その肉塊の分かたれた腕の一つ、その人型が叫ぶ。


「我RYYYOOYAAA沁FFFFFFFJIIPェンDDEEAAA!!! 都ごKUBIIIIIおいのTEUUUUKお覚EAARUUUU!!!」


 当然、聞き取れはしなかった。

 けれど、なぜか、それは何処かで聞いた様な気がしてしまう。


 沼の森。あの襲撃。そこで戦った連中。


 ざわめく背筋に、俺の脳裏に彼等のそれぞれの死に様が蘇る。


「そうだ。そうだよ! 俺が親切にも復讐の機会を作ってやったのさ……この沁黒の弟子共の集合体になぁ! さぁ――」


 帽子男が手を上げると、肉塊の体に口が無数に出来て、ぞっとする様な、怨嗟の篭った声で叫んだ。


『GGG死TE歯FFFG等GGRER胃GGGGBtFE波dv@v!!!』

「お前と沁黒の弟子共の第二ラウンドと洒落込もうぜッ?」









各人の状況

『学園闘技場』

・ロック(宿屋の倅、レインボー)

・ペッタンさん(元パーティーメンバー、エルフ、二代目裸マント状態)

・メイド組長(冒険者科元最強、負傷中、気遣いの出来る女)


・クラフトガン(教国軍、帽子男、死霊魔術師、防御力は紙なのにHPは高いタイプ)


『学園時計塔』

・プティン(元パーティーメンバー、デブ、少しやる気を出す)

・眼帯さん(元パーティーメンバー、認識阻害ギフト、溢れ出る三下感)

・鬼神教官(元ロック達の引率、地下牢から脱出後塔を強襲、実は半人半竜)

・黒髪イケメン(元パーティーメンバー、教国軍に寝返り?、気絶中?)


・総長(教国軍工作員トップ、黒髪イケメンの恩人、元騎士団最強剣士)


『学園内で不明』

・プルートゥ(ヒロイン、道化師、闇の聖女)

・神官ちゃん(元パーティーメンバー、性女、神輿で進撃中)


『日本』

・沁黒(暗殺者、浅草寺で何者かに尾行され中)


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