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1章終了時点での登場人物

1章修了時点での登場人物たちになります。

また1章のネタバレを多分に含み、一部メタ的な内容を含みますので、お嫌いな方はスルーして頂ければ(容姿の例えが実在の俳優だったりなど





『ロック関係者』


【ロック・(ムラマツ・)シュバルエ】


 本作品の主人公。


 中肉中背。くすんだ金髪。良く見ると意外とイケメンなのだが、何処か幸薄そうなせいでそうは見えない。少年とも青年ともつかぬ微妙な年頃の、誰よりも不幸が似合う現16歳。


 将来の夢は宿屋。

 1章の時点で幼馴染と義妹が勇者様に付いて行ってしまい、さらに村を出て学園に通うと、今度は村が戦火に焼かれ実家も消失。挙句、学費の問題で今年いっぱいの退学が決定。宿屋になる為に、まずはお金だと冒険者になる所から話が始まる不幸人。


 しかし実は世界でただ一人の時空間魔術の使い手。神具を駆使し、やがては独力で、異世界で神にまで登り詰めた化物にして、侵略者である魔王共からこの世界を守り抜く宿命を持つ――が。


 その実体は宿屋に異様に執着する宿屋狂い。性格もまさに変人、残念、駄目人間。作者、読者、挙句は敵にまでキチガイ呼ばわりされる作中で一番、価値観と持っている力が一致しないズレた危険人物。


 もっとも普通にしていれば危険はなく、礼儀正しく優しい。特に誰かに尽すことが得意であり16歳とは思えない包容力が時々飛び出す。また正義感もあり、誰かの為に頑張れる良き人物……な、はず。たぶん。きっと。


 冒険者になり師匠達から鍛えられた結果、持ち前の器用貧乏っぷりを開花。剣をメインとしつつ槍も斧も弓もナイフも何でもござれとなった。

 また宿屋になる為に家事スキルが振り切れている。看板メニューの為に開発した料理のレパートリーは百を越え、ベッドメイキングに掛かる時間はわずか二秒。最早、触れた瞬間にベッドが直っている魔技の領域。また裁縫洗濯も隙がなくどんな汚れも解れも敵ではない。まさに無駄技術。


 1章修了時点での能力及び地位等。


 レベル42

 冒険者 E級(見習い)

 加入クラン 虹羽結社 六等級(最低ランク)

 学園 冒険者科(ポーター登録)

 時空間魔術 第一位階 “空間捻転”“時間遅延”



【親父】


 ロックの父親。ロックと違いマッチョで如何にも戦士っぽいスキンヘッドのおっさん(イメージは映画トリプルエックスやワイルド・スピードのヴィン・ディーゼル。

 いろいろと行動の意図が不明で、大体コイツ等のせいその1。そんなヘイト溜めまくりな人。冒頭の登場以降は出てきていないが現在、ロックに「お前、真の勇者だから」と手紙だけ投げつけ、本人は何故かエルフ達と行動を共にしている。


【幼馴染】


 リビアです。ビオラではありません。


 ロックの幼馴染にして、長いブラウンの髪をポニーテールにした天真爛漫な美少女。勇者に強い憧れを持ち、そうなりたい夢があった。なお胸はそこそこ。

 そして将来宿屋を手伝ってあげるとまで言ったのに、剣の女神様の加護を授かったことで勇者レオンと共に行動することになり、最終的に彼と一緒に世界を救うのが私の使命! とか言い始めちゃった人。


 大体コイツ等のせいその2。

 ただ実は彼女、ロックに対して宿屋を手伝えないとは言ったが「別れましょう」とは言っていない。それが口にする意味もなかったのか、それとも何らかの意味を持っていたのかは不明だが。


 現在は勇者レオンの取巻きその1となっている。また光の女神がレオンに与えた加護により、レベル100となり大した努力もしてないのに強くなっている。

 くわえて剣の女神様の加護により、ありとあらゆるものが切れる人間切断機となった。


 勇者と共に絶賛、勘違い&舞い上がり中。


【駄妹ちゃん】


 ロックの義理の妹であるシェリー。長い銀髪の小柄な美少女。澄ました見た目もあって、背伸びしている綺麗で可愛らしい女の子に見えるが、その実はロックから駄妹認定を受ける人物。


 大体コイツ等のせいその3。

 また元々、ロックが世話焼きな性格ということもあり、炊事洗濯掃除の全てをお兄ちゃん頼りな生活をしていた結果、生活能力は皆無。寝る時も誰かと一緒じゃないと寝れない。食べ物の好き嫌いも多い。褒めるより文句が出るタイプ。将来、行き遅れをロックから心配されている駄目女予備軍。


 彼女は先代勇者様に救われた一族の末裔であり、勇者が再び現れたのならば、その勇者に尽し女子であれば子を授かる事を使命としている。


 そのため当時は勇者様の末裔だと思われていたロックと親父の下に転がり込んだのだが、彼女も癒しの女神様の加護を授かり、王都へ行ったら勇者レオンの力を見せ付けられ、さらに光の神殿から教えられた勇者の条件を信じ、レオンこそが本物の勇者だと誤解。

 さらに親父がロックのことを真の勇者だと言っていたせいで、嘘を吐かれたと激怒。お兄ちゃんとお義父さんなんて知らない! と反発気味。


 能力はいわゆるエクストラヒール。


 現在はリビアと一緒に勇者の取巻きその2をしている。リビアや勇者と同じく絶賛、勘違い&舞い上がり中。


 ……なおヒロインに復帰する予定はないけれど、ロックと恋仲になる可能性が現在登場する年頃の女性陣でもっとも低い。理由はロックと彼女の間にあるお互いの認識の差。


【先代勇者】


 本名村松アキラ。本人は既に死んでいるが、その記憶と人格だけ時計に眠っている。

 彼はかつて異世界転移でこちらの世界に飛ばされ、成長するに従いチート化して、異世界からの侵略者である魔王達、そのうち二柱を退ける事に成功した日本人。

 性格はお調子者で能天気。けれど締めるところは締める勇者。容姿はロックそっくりだが髪は黒髪で、幸薄そうな感じがないのでそこそこ良い男で通っていた。

 ……もっとも彼の女性関係は天国と地獄であり、世界を救った直後はハーレムでやりたい放題だったが、段々と本性を現す女や性格の破綻した女、妄信的で逆に対応に困る女など、子供は作ったけれど心から愛せる人物が誰もいなかった。

 そこでかつて相思相愛だった幼馴染のことを思い出し会いに行くが……彼女は既に寝取られ、子供を作り、その夫まで亡くなっていた。しかも勇者だから結婚したくないと否定され、散々に振り回されながらも、最後は若干の同情っぽかったが結婚し幸せな余生を送った。


 なので新たな勇者となった自分の子孫のロックに、幼馴染にして妻の姿を重ね一人戦慄する。周囲にとって地獄の様な事態を予見するも、結局、まぁ俺死んでるからいっか! とポジティブシンキングであっさり流した。






『候立ヴォルティスヘルム学園』


【メイド組長】


 モブキャラ。


 本名リース。冒険者科一年生にして常勝無敗のメイド(常にメイドを服を着用している)。逆に容姿についての他の描写は一切なし。また一学年の組長(代表者)を任されている。

 冒険者科におけるランキング戦と呼ばれる模擬戦で、上級生にも勝ち続け152戦無敗の文句なしのトップ。学園最強の呼び声が高し。


 必殺技は魔技とギフトを組み合わせた、瞬きの間に超高速の三連突きを放つオリジナル魔技、ファンタジーガドリングガンこと幻影突き。


 元々はとある伯爵家に仕えるメイドの娘であったが、貴重なギフト(無拍子)を持っていた為に冒険者となった。ただ本人はその後、メイドに復帰するつもり。


 現在、ロックと同じ虹羽結社に加入し、魔術科のドロシアという名の女子生徒とパーティーを組んでいる。

 ロックをポーターだと心の何処かで舐めていたら、必殺の幻影突きを見切られて訳も分からず負けちゃった人。

 なおメイド服を常に着ているのは、常にメイド足らんとするため。作者も意味が分からない。


【黒髪イケメン】


 学園での名前はレイ。

 ただそれも偽名で本名はレインバック・アルス。元は教国の貴族であり、政争に破れ彼以外の両親と妹は殺され、一人で王国に亡命した。


 長身体躯で髪を短く刈上げた精悍な顔つき(成人した頃の若き日のトム・クルーズのイメージ

 冒険者科でのランキング戦は3位。ただ、1位のメイドと2位の優男には一度も勝てていないので、壁にぶつかっている。


 またお家復興の野望があり、ユースティ様を射止めようと必死だったが、事もあろうにポーターに横取りされ頭を抱えている。そこに実に怪しさ爆発な人物が近寄ってきた来た訳だが――。


 金剛剣(実際にはダイヤモンドではないがそれに近い剣)使い。陸竜アロ戦では太いその首を一刀で斬り飛ばした。

 なお、俺様キャラだが実はちょっと意識して作っている。役作りは大事。

 ちなみにクラン虹羽結社の四等級メンバー(高い方が上)。


【プティン】


 本名プティン・クリトルン。男爵家の三男で、仕事を用意できないので食い扶持は自分で見つけろと言われ冒険者になった。


 顔が濃い。特に眉毛が濃い。そのクセちっょと凛々しい。なのに体型は卵型のおデブさんという、容姿は1章で一番個性的。ロックいわくプリンみたい。


 結構茶目っ気のある人物で、ロックからも貴族だが敬称を省かれるくらい適当な所がある。だがそれでいて一番、物事を良く見ている節がある。


 必殺技は槌や斧系の魔技であるアースバウンド。陸竜アロ戦ではその腹に渾身の一撃を叩き込んで勝利に大きく貢献した。

 おっぱいの良さは形と見た目で決まる派。


【ノッポさん】


 本名バッファー。

 ユースティ様のパーティに参加していたが、実は侯爵家の学生護衛。

 2メートルを越える長身の持ち主で暗い顔をした槍の達人。喋り方がぼそぼそしており、怖い印象があるが、性格は温厚かつ冷静。口調も非常に落ち着いている。貧乳派。


【神官ちゃん】


 本名ナーダ。

 ユースティ様のパーティーに参加した神官少女。ヒール等が使える回復職。ただ、どうにも思考はミーハーで、妄想家の気がある。黒髪のオカッパのショートヘア。侯爵家からメンバーに選ばれるくらいなので一応優秀。


 実は男も女も可愛ければいけそうと常々思っているバイ。特に女の子同士の恋愛とか、姉ショタとか興味津々。ただしヘタレなのでそういった経験は一切ない。


【優男】


 本名ゼノ(ペッタンさんに一度だけ名前で呼ばれている

 声が高く、長い金髪をなびかせる、甘いマスクの男。冒険者科のランキングで不動の2位。黒髪イケメンは彼に勝てない。


 ただ現在ではその戦闘スタイルは不明。一応、陸竜アロ戦ではアロの隙をついてその背を駆け上がり脳天に剣を突き立てた。


【ペッタンさん】


 本名不詳。赤毛を左右に結んだツインテールの美人。あだ名ペッタンさんの語源は推して知るべし。


 弓が得意で遠距離が不利になる冒険者科のランキング戦でなんと四位の人物。お節介な姉御タイプ。実は――。


【眼帯さん】


 本名ヴァロメ。

 背が低く眼帯をした顔の骨格が歪んだ男。髪は白髪で、まさにチンピラっぽい。

 しかし熟練の斥候の技量を持ち、ギフトは抗魔力の低い者の認識を弱める強力なもの。戦闘場面でもし遭遇したら間違いなく悪役と思われる人物。


 けれどその性格は苦労性で、黒髪イケメン・プティン・優男達がハイテンションで魔物のいる森に入るので、ずっと胃がキリキリしていた可哀想な人。特例で斥候を二年次まで専攻して受けているが、それ以外は不明。


【女騎士さん】


 本名不詳。一番影が薄い。見た目の描写もパーティーメンバーで唯一ない人。


【ユーノ先生】


 一般科の先生で、実家が戦火に巻き込まれたロックの面倒を見てくれた人物。けれど大して役に立たなかった。

 中年教師だが背が高く、彫りの深い顔立ちで波打った髪が映える、意外と渋めの魅力があるオジサン。

 その一年後にロックと再会し、卒業祝いとして自作の絵をプレゼントしたが美術商にゴミだと断定された。結局、銀貨の入った袋を渡し別れた。








『冒険者ギルド』


【受付嬢エミリーさん】


 ギルドの受付嬢。王国では珍しい狐の獣人。

 ロックの面接を担当し残念さに気付くも、逆に地に足が着いた現実的な性格を見抜き期待した。


 ロックの師匠の一人、野伏レンジャーのマキラとは仲が良い。滅茶苦茶からかわれているが満更でもない。


【師匠達】


・ロンさん

 冒険者を引退し後輩達の面倒を見ている人物。ずんぐりむっくりしたおじさん。


・魔女師匠

 レベル80台のギルドトップクラスの魔術師。艶やかな長い黒髪に大きな帽子、豊満な肉体にスリットの入った黒いドレスの様な服装。ザ・魔女って感じの師匠。なおマキラとエミリーさんの話に出てくる、ロックを性的に食おうとして失敗した女冒険者とはこの人。


・野伏師匠

 本名マキラ。短髪の黒髪で軽装。顔はなかなか。軽薄そうに見えるが体だけ見ると細身でありながら鍛え抜かれている。受付嬢エミリーとは仲が良い。そのせいでよくからかわれている。態度も口も悪いが面倒見が良い兄貴ポジション。


・貴族師匠

 男爵家の長男なのに何がどうなったか冒険者になった人物。チャームポイントはチョビ髭。獲物はレイピア。


・ドワーフ師匠

 そのまんまドワーフ。昔は鍛冶をしていたが才能がないと首になり、王国で冒険者になった。獲物は斧。


・騎士師匠

 かつて侯爵家で騎士をしていた赤毛の美男子と言える青年。礼儀正しく好青年だが、その来歴も騎士でなくなった理由も不明。ただ腕は一流。獲物は剣。


・エルフ師匠

 ロックが勇者だと知る前から弓を教えていたエルフ。その後本国から連絡がきて、突然弟子だと思っていたロックが勇者だと知らされ、公式の使者が来るまでの間無理やり窓口にされた。ただ手土産を皆で勝手に呑んだりと、割と適当。子供が学園に通っている。










『クラン虹羽結社』


【ベネテーゼ・フォルス】


 虹羽結社の最上級である一等級メンバー。白を基調に金と青の紋様が刻まれた甲冑を纏った、白銀の長い髪をなびかせる背の高い美女。ジョブは白騎士。ロックを小突いて床に転がした人。


【ラグナ・マッケン】


 何らかの魔術を使う少年。ベネテーゼに認められた。そのせいでロックは放置された。






『光の神殿』


【勇者】


 本名レオン。

 大体コイツ等が悪いその4。黒髪をロンゲにしたワイルドな感じのイケメン。同じ特徴の黒髪イケメンより粗暴な感じで、さらに自信家。胸元の開いた服を着てシルバーのネックレスとかしてそうなタイプ(偏見


 ブラックボックスと限界突破という二つの力を持つ者が勇者という、誰が仕組んだのか誤った情報により勇者に担ぎ上げられた。

 しかも光の女神がそれを肯定し、出来る限りの加護(後天ギフト)を授け至れり尽くせりである。


・全属性魔術使用可能

・全魔技使用可能

・詠唱無視

・魔力百倍

・天運

・経験値千倍化

・仲間経験値共有


 と王族が鑑定したらぶっ倒れた逸話が出来た程。特に天運は互角以下には絶対に負けなくなるというとんでもギフト。

 しかも経験値千倍で一瞬でレベル130まで到達。さらに経験値仲間共有で聖女達は全員レベル100。終いには全属性魔術と魔技を使用でき、詠唱も使わず魔力も無尽蔵。どうやったら勝てるのか分からない化物になっている。


 ――が、覚醒状態のロックや魔王共は基本的に“神格”と、加護を与えた女神すら容易く殺せる存在である。また時計の中の記憶にあった、現蟲神ギャ・ヌを相手に最上位の属性魔術を複数人で放った結果、どうなったか。所詮は偽物。あとはまぁお察しである。


 元は馬子の倅でうだつの上がらない馬糞に塗れた父親を見て嫌になり、実家を飛び出した所で能力が発覚し祭り上げられた。なので内心、昔の様な生活になるのを心底恐れている。


 ちなみに女性に愛は囁くが、自分でも分かってはいないが根っ子の部分で、女性は優越感に浸るトロフィーとしか思っておらず、自分が一番大切なタイプ。そういう意味では本当の恋愛をしていない。どこぞの先代と少し似ている。







『侯爵家ヴォルティスヘルム家』


【ユースティ様】


 本名ユースティ・ディア・ヴォルティスヘルム。


 第1章でヒロイン不在ゆえに半ばヒロイン化してしまった御方。


 見た目は女性にしては高い身長に釣り眼、金髪縦ロールに、口調は「ですわ!」と、どこぞの悪役令嬢そのまんま。中身は素直で意外と可愛らしい人物。あと現在作中一番の巨乳(推定90前後)。ややポンコツ。


 ヴォルティスヘルム家の次女として生まれたが、姉が騎士との恋愛の末に、家の為にその恋を終わらせ知らぬ男に嫁いで行ったのを見て、自分は取引される“宝石”なのだと思う様になる。

 その結果、魔術を学び侯爵家の次女ではない、何者かを目指した。しかし結果的に周囲に多大な被害を与え懺悔の中で捕まる。


 が、それをロックが時空間魔術を覚醒させ救ったことで、彼女の勘違いが始まる。


 彼女はロックを伝説の聖人と誤解し、彼の気高い生き方を知り(誤解)、自分だけは彼の側にいなければという謎の使命感に燃え上がり、ギルドにて一世一代の大告白をやらかす。その結果、何故かロックの宿屋従業員リストに入った。良かったね。


 またロックに対する想いについて自覚がない。これは恋愛未経験者ゆえに自分の気持ちがよく分かってないゆえ。

 さらにテンパると普段全く使わない「オーホッホッホッ!」という本人もよく分からぬ高笑いが出る。


 学園では魔術を学び、氷魔術を習得している。しかも到達位階とその成績は学年1位。ロックからは「食材の長期保管が出来るかも?」と好感触な模様。



【ユーバッハ】


 お兄様もとい本名ユーバッハ・ディア・ヴォルティスヘルム。


 ヴォルティスヘルム家の長男。次期侯爵。金髪碧眼の美男子だがシスコン。

 実際、かなり優秀な人間だが何故かロックを教国の内通者と判断し投獄する。その辺りの理由は2章にて。


【侯爵様】


 チェスター・ディア・ヴォルティスヘルム。侯都ヴォルティスヘルムを治める侯爵。

 白髪を借り上げ、五十近い年齢を感じさせない屈強な体の人物(イメージは髭のないジョージ・クルーニー


 また、かつて存在した公国と教国の戦争の際に、若き日のチェスターは出兵したが、そこに現れた紅蓮騎士によって自分以外の者達を殺され、公都が隕石の直撃で消し飛ばされたのを目撃している。その際に自身も顔以外の全身に重度の火傷を負い、何とか一命は取り留めたが、それ以来何かに取り付かれたかの様に城郭都市でもあるヴォルティスヘルムを強化し続けた。


 結果的に多くの犠牲が払われたが、今や侯都は王都でもない前代未聞の魔物の能力を転用した“神鉄結界”を完成させるに至る。


 そして彼の前に今再び、紅蓮騎士を名乗る存在が現れる。これは天命か。







『???』


【クラフトガン】


 沼の森山中に現れた死霊術師。潰れた帽子(ハンチング)を深く被った、言葉の悪い若い男で沁黒達の死体をソンビ化させ回収した。

 なお走らせると20メートル足らずで筋肉が痙攣して倒れる程に体力がない。


【沁黒】


 黒衣達の師匠にして、沁黒ヘイツェンとは彼の名前。

 元は東方にいた暗殺者だったが、西へと渡り各国で猛威を振るっていた。背の低い妖怪の様な老人で弟子達と同じ様に黒衣に身を包んでいる。


【卿】


 黒髪イケメンことレインバックの前に現れた恩人(イメージは007のダニエル・クレイグ

 かつて彼を王国に亡命させた人物であるが、彼に不穏な提案をする。






 以上になります。


 まだ王国の宰相やら鬼神教官やらいますが、流石に多すぎたのでこの辺りにさせて頂きました。本編の前にプラス能力等の設定及び勢力設定を投稿して、2章を開始させて頂きます。

 もう少しだけお待ち下さいませ。

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