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10月8日 海外の映画みたいでしょ?

10月8日


――ある日、ケイシーは身に覚えのない、不審な手紙を受け取った。手紙を開くと、そこにはワープロの印刷文字で一言、『今すぐ逃げろ』と書いてあった。

たちの悪いいたずらだと思ったケイシーは手紙をテーブルに放置し、いつも通り自家用車で仕事へ向かうことにした。

ガレージから車を出し、走り出した。ところが、バックミラーを見ると、ケイシーの乗る車の後ろを不審な黒のSUVが付けてくる。ケイシーの進む道と同じ道を進んでくる。ケイシーが右折すると、SUVも右折した。路肩に停車するとSUVも停車した。恐ろしくなったケイシーは、逃げようと思い切りアクセルを踏んだ。

しかし、車が動かない。エンジンをかけ直し、アクセルを踏む。やはり動かない。なぜ?どうして動かないの?SUVはどうしただろうか。不安になり、車を確認しようと後ろを振り返ったケイシーは叫び声を上げた。後部座席には、スーツに身を包んだ見知らぬ黒人の男が一人、ケイシーに銃を突き付けていた。

『シーッ!今度叫ぶと命はないぞ』

男は低い声で脅すようにして言った。そして男は、ケイシーに銃を向けて黙らせたまま、空いたほうの手でケイシーの右腕に睡眠薬を注射し、一瞬にして彼女を眠らせた。


目を覚ますと、ケイシーは自宅に戻っていた。ベッドから起き上がる。頭がふらふらとする。『何だ、気味の悪い夢だったのか』

ベッド脇の目覚まし時計を見た。仕事に出かける時間までもうあと少ししかない。急いで準備しようと、ドレッサーの前に腰掛け、ヘアブラシを手に鏡を覗いた。自分の顔が鏡に映る。仕事に出かける時間までもうあと少ししかない。急いで準備しようと、ドレッサーの前に腰掛け、ヘアブラシを手に鏡を覗いた。自分の顔が鏡に映る。何かがおかしい。しかしそれが何かは分からない。

気になったものの、急いで仕事に行かねばならない。ケイシーは玄関に向かった。そしてガレージに行き車に乗り込むと、ガレージから車を出し、仕事場の学校へと向かった。何となく気になったので、バックミラーで後ろを確認した。SUVはない。ホッと溜め息をついた。『何だ、やっぱりただの夢か』

しばらく行き、学校まであと2ブロックというところで赤信号にかかった。ハンドルを掌でパンパンと叩く。

『学校はすぐそこなのに!』

しかし、待てど待てど、信号は緑に変わらない。ケイシー以外に車は一台も走っていない。

『やっぱり何かがおかしい』

ケイシーは再び恐怖が募ってきた。まさかとは思いつつも、誰もいないはずの後部座席に振り向こうと考えた。

『誰もいないって。いるはずなんかないわ』

そうして右肩越しに恐る恐る後ろを振り返ったケイシーは――SUVはない。ホッと溜め息をついた。『何だ、やっぱりただの夢か』

しばらく行き、学校まであと2ブロックというところで赤信号にかかった。しかし待てど待てど信号は緑に変わらない。ケイシー以外に車は一台も走っていない。再び恐怖が募ってきた。そして、誰もいないはずの後部座席に振り向いた――



どうですか?私の初めてのストーリー。ごめんなさい、手紙を利用して勝手に作家ごっこなんかしちゃって…シナリオを自分で考える能力って、実はとても重要なものらしいんです。確かにものすごく頭使いますね。私も何だか疲れちゃいました。今日は頑張ったから、ここまでにします。続き、気になりますか?余裕があれば書こうと思います。それでは、さようなら。

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