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10月1日 雨

10月1日

今、大学の図書館でこの手紙を書いています。今日は雨ですね。

雨の日って、どう思いますか?小説とか映画とかではとにかく悲しみの象徴にされちゃいますけど、何ででしょうか。毎日天気が良かったら、雨の日の後にやって来る晴れの日を喜べないじゃないですか。晴れの日が嬉しいのは、その前に雨の日があるからです。それなら、実は雨の日と晴れの日は1セットで喜びの象徴なんじゃないんでしょうか。私は、次に来る晴れの日が今から待ち遠しいです。


さて、今日はまた小説をお届けします。今回は短編集です。この本の表題にもなっている作品が、私のイチ押しです。読んだ後の余韻に浸る。そんなことができる数少ない物語だと思います。私は読み終えたその日一日、ずっと余韻に浸ってしまいました。余韻に浸っている様子を言葉に表せば、『ハァ・・・・・・』になりますかね。どうですか?読みたくなったでしょう?ぜひ読んで『ハァ・・・・・・』を実感してみてください。今から講義に出ます。少し短いですが、さようなら。

追伸

アルバイト先の喫茶店で、お皿を割ってしまいました…

手が滑ったのではありません!お皿が生きていたんです!彼は、私の手の指から、逃げるようにスルリと抜け出し、そして床に不時着したのです。粉々に砕け散りました。でも、自業自得ですよね?私は全然悪くないですよね?


…はい私が悪かったですゴメンナサイ。

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