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どうやら僕、神様の名付け親になりました。

「ではまず種族を決めて下さい」


人族・・・・・2000ポイント   ハイエルフ族・・・10000ポイント

エルフ族・・・5000ポイント   ドワーフ族・・・・・4000ポイント

ホビット族・・3000ポイント   亜人族・・・・・・・3000ポイント

竜族・・・・10000ポイント   


モンスター・・・・・0ポイント(種族特定不可)


「ちょっと待って下さい!

 なんですかこのモンスターって、しかも種族特定不可だし」


「ああ、これはあれですよ。ポイントが0になった方に限った選択肢です。

 なんだったら冒険してみます?」


「しません!普通に人族を選択します」


 やはりここは無難に人族を選択した。


「では転生方法はどうしますか?

 赤子から始まるも良し、人族なら生前の姿のままでも対応出来ますよ。

 その場合身体能力も生前のままになりますがどうします?」


「だったら赤子から始めます。

 新しい世界の常識等も一から覚えたいですから」


「判りました。最後に性別は男性で良いでしょうか?

 それとも新しい人生は女性で生きてみますか?」


「当然男性でお願いします!」


「了解しました。では目を閉じて気を楽にして下さい。

 意識が遠退く感覚から覚めたら新しい人生が始まります。」


「判りました。

 そういえばまだあなたの名前を聞いていませんでしたが、神様とでも呼べばいいのでしょうか?」


 危うく最後の最後に神(自称)の名を尋ねることを忘れるところだった。


「そういえばまだ自己紹介していませんでしたね。

 貴方達の感覚では神と呼ばれていますが個神名も勿論あります。

 しかし私達の言語は貴方達では理解の及ばない物で発声も出来ません。

 良い機会です。貴方達の言葉で呼びやすい名前を付けて下さい」


 神(自称)は僕へ期待に満ちた視線を向けてきた。


「・・・・・じゃあ(サーシャ)って言う名前はどうかな?」


「どのような意味の名前かお聞きしても?」


「僕の好きな漫画に出てくる女神が人間だったころの名前なんだけど」


「・・・サーシャ。綺麗な名前ですね」


 神(自称)サーシャは僕の付けた名前を気に入ってくれたようだ。


「それじゃあサーシャ、新しい人生ありがとう。

 転生お願い出来るかな?」


「はい。では目を閉じて気を楽にして下さい。

 貴方の第2の人生に幸あらんことを・・・・・」


 サーシャに言われた通り僕は目を閉じると、意識が何かに引っ張られる感覚に捕らわれ、僕の意識は失われた。

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