第九話 能力 〜capacity〜
前回の魔軍創成は？
論破！論破！
異議あり‼︎
だが断る！
氏名：ウエガミ ユカリ
種族：人間
性別：男
称号：魔王の花嫁
特殊：魔魂炉
〈ステータス〉
ＨＰ：42／42
ＭＰ：35／64＋？？？？ (27000／40000)
腕力：24(E)＋15
知恵：33(D)＋15
体力：24(E)＋15
俊敏：23(E)＋15
器用：31(D)＋10
幸運：76(B)＋60
〈スキル〉
調理
掃除
洗濯
裁縫
作製
〈魔法術〉
クラフト
〈恩恵〉
山女神の加護
龍神の加護
水神の加護
竈神の加護
魔性の寵愛者
混沌を呼ぶ者
不幸を撒き散らす者
魔王の加護
etc ・
etc ・
etc ・
etc ・
etc
えっ？俺のステータス低くない？
(『格闘家や特殊部隊の人と戦って勝てる自信がありますか？』)
(無いです。ガチで負けます。はい。)
それでも一般的な能力らしく、加護の恩恵を合わせたら格闘家や特殊部隊にも負けないみたいだ。
魔力値が、変な事になってない？
(『魔魂炉の影響です。理論上、快感を失う代わりに苦痛を糧にして無限の魔力を引き出せます。しかしそれを実行すれば、ゆかりの魂は痛みに耐え切れず崩壊をおこします。』)
やだ、何それ？怖い！
なるべくなら使いたく無い。
魔王に貰った魔力が減ってるな、節約しないと、
運がおかしな事になってないか？俺、宝くじとか当たった事が無いぞ？
(『災難や事故などの外的不幸から身を護る事も幸運に繋がります。』)
スキルは、家事をする事が長かったからか・・・、スキルとして身に付いた様だ。
恩恵は、ばぁちゃんと一緒に、村の神様の処へよくお参りしたからだな、
それにしても神様の加護の下からが気になるが？
人間に対して負影響で、
魔のモノ全般に良影響とか、
どう言うことですか？
今回の１件が一段落ついたら、せっかくの異世界だし、冒険者に成って色々と異世界を満喫したかったのに、これでは俺が冒険者に狩られちまう。
魔王の花嫁は伊達では無い！
喜ぶべきか悲しむべきか・・・orz
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ナビィの補足と蛇足のコーナー
【能力値について】
上記のステータスの数値ですが、
最小１〜最大１００になります。
１００の限界値を超える方法もあります。
(Ａ)〜(Ｅ)のランクですが、そのまま冒険者のランクの参考になります。
(Ａ)=１００〜９０
(Ｂ)=８９〜７０
(Ｃ)=６９〜５０
(Ｄ)=４９〜３０
(Ｅ)=２９〜１
になります。
ちなみに、【ゆかり】の能力値ですが、加護の影響で幸運値が高いだけの普通の一般男性そのものです。
主人公の特殊な力により
希望を見出す魔王軍、
今、物語は最初に戻る。
次回、
母胎 〜uterus〜
