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魔軍創成  作者: 岸 敦幸
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第五話 編成 〜formation〜

前回の魔軍創成は?


ミミズ

ありがとうございました。

「さて、軍の編成なんて、ド素人(しろうと)の俺に出来るか不安だが、頑張るよ」


軍隊編成なんて、ゲームぐらいしか、したことが無い俺に何が出来るかわからないが、

魔王の為がんばろう!


「それで、他にメンバーはいないのか?」


「私たちだけですわ?」

キョトンとエルが答える。


「はい?いやいや仮にも魔王軍だろ?」


「600年の間、魔王を守る為に眠っておった。この城にはわし達と、ゆかり、お前さんだけじゃ」

ガンじぃが、うねうねと答える。


なんか嫌な予感がしてきたぞ?


「最強の魔王軍、しっかりと頼むぜ?」

そう言いながら肩を叩いて来るフィリー


スライムと、フェアリーと、コボルト、


「おぬしの知識と力が頼りだ」

ふよふよくねくねと、のたうつミミズ・・・・・・。


「このメンバーで、どうしろっていうんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

魔王城に絶叫が木霊(こだま)した。




考えろ、道は必ずある。


現代知識を総動員して出した答えが、配合または融合システム

2匹もしくは、3匹を合体させて強力な個体を作り出す禁断の技。


「よし、融合装置を作ろう!」


「「「「融合装置?」」」」

それぞれが、首を傾げる。


口で説明するが、今一つ伝わらない。

(頭の中のイメージをそのまま伝える事が出来たら良いんだが・・・)

そう思っていたら、


(『思念の共有(リンク)を実行しますか?』)


ナビィが語りかけて来る。


(出来るの?)


(『本体(まおう)が、休眠状態(スリープモード)の時は、ゆかりから4人にそれぞれ魔素を供給しています。その繋がりにイメージを乗せる事は可能です』)


おぅ、何気にチートなナビィ

(それじゃ頼む!)


そして知識を共有する事に成功した。


「おお、なんとも面白い!」

ガンじぃが、激しく体を揺らす。


流石(さすが)知識欲(ちしきよく)が強すぎて魔族になっただけはあるな、凄く興奮してるぞ。


「だけど、その装置はいったい誰が作るのかしら?」

エルがそんな事を言って来る。


「誰がってみんな・・で・・・」


「嗚呼ああああ」orz

そうだよ、このメンバーどうやって作るんだ・・・。手伝えるのはフィリーぐらいしかいないじゃん!


「まてまてまてまて、まだ、慌てる時じゃない、何か方法があるはずだ。」


ぐるぐると、思考が駆け巡る、そして一つの記憶に辿り着く。


(いや、しかしまさか、そんな都合良く使え無いよなぁ?)

誰に語りかけるでもなく思ったら


(『可能です。ゆかりの(ことわり)は独立しています。世界の(ことわり)への上書きが可能です。思いは力です。』)


おおおお⁈

ならばここは、作り出しますか?

究極にして最高のチート魔法その名も

【クラフト】

主人公の現代知識によって、わずかな希望を見出す魔王軍


次回、

実験 〜Experiment〜

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