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魔軍創成  作者: 岸 敦幸
4/18

第四話 配下 〜follower〜

前回の魔軍創成は?


魔王が消えた⁈

「我が君は、あなたを呼び出すのに、力を使い過ぎたの・・・。その上、(たましい)までお分けになられた、その為お眠り(やすみ)になられました。」


左から声のした方を向くと、羽の()えた手乗りサイズの女の子が、目の前を飛んでいた。


「ふむ、先ずは自己紹介からかのぅ?我等は、お前さんを知ってるが我等の事は知らんじゃろ?」


右に目をやるとゲル状の粘菌みたいなのが、うねうねしていた。


「と言っても顔合わせは、済んでるけどな?まぁ、この姿じゃ分らねぇか?」


玉座を挟んでさらに右をみると、クリクリっとした目のコボルトが、ニカッと笑う。


「名乗って無いのだから、先に名乗るが礼儀だろう」


最後に視線を向けた物体が目に映る。


・・・。

・・・・・・。

・・・・・・・・・。




「ぎぃぃぃぎゃぁぁぁぁぁぁ‼︎‼︎‼︎」

俺はたまらず叫び出す。


「え?ちょっ?何で?ミミズ⁈なんでミミズが⁈えっ?キモッ!」


成人男性の腕ぐらいのミミズが、くねくねと空中に漂っていた時の一般人の反応をお楽しみ下さい。


じゃない!


「どうした?」

くねくねと近づいてくるミミズ。


「ぃゃぃゃぃゃぃゃぃゃこっちに来るなぁぁぁぁぁ!」


その後は、取り乱した俺が落ち着くまでしばらくかかった。




「つまり、600年前に勇者に倒された魔王の復活の手助けをするんだな?」


「その行程で最強の魔王軍を編成してもらいたい」


うねうねと、ゲル状の粘菌が答える。

このゲル状の生物、{本人は知性的粘性流動種インテリジェンススライムと言ってる}名前を【ガンブルドフ】と言った。


「強力で強大な魔王軍は、それだけで我が君の力になるの」


手乗りサイズの女の子がうっとりと答える。名前を【エルピュリア】と言う。


「そう言う事だ!俺達を好きに使ってくれ、主人(おじょう)


誰がお嬢だ?見た目と中身が違うコボルト、名前を【フレリオット】


「先ほどから、その手はなんなのだ?」

空飛ぶミミズ{龍らしいがミミズです。本当にありがとうございました。}名前を【ドゴラゴス】


これが魔王の忠実な配下(しもべ)達、魔王四天王の全貌だ。

そして、あと一人


(『私は、自立(じりつ)思考(しこう)学習型(がくしゅうがた)支援分霊体(しえんプログラム)。貴方の安全とサポートを本体(まおう)より仰せつかってます。』)


(「頭の中で堅苦しいの勘弁(かんべん)してくれ、お前は今から【ナビィ】だ。楽に行こう?」)


(『了解、よろしく【ゆかり】』)


こうして俺の異世界生活が始まった。

衝撃的な出会いを果たした主人公と四天王

協力し魔王を復活させる事が出来るのか?


次回、

編成 〜formation〜

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