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怨念の刺客

炎を纏った剣が牛型のモンスターの横腹を貫いた。

断末魔を上げながらモンスターは地面に盛大な音を立てて倒れた。

一昨日の午後以降どこか不機嫌な桐生は鬱憤を晴らすようにモンスターを切り刻んでいた。

気勢を上げながらバーサクしていく様は、「どっちがモンスターなんだよ。」と問いたくなるほどだ。

一応、補助、回復役として参加している俺はすることがない。彼女と同じアタッカーである三神は自分が必要ないことを感じ、若宮を連れて、どこかへ言ってしまった。


俺のEMV能力を間近で受けた彼女は決闘のときよりも腕を上げ、学年では指折りの

アタッカーとして、期待されている。

一方、俺はと言うと、EMV能力の保持がごく一部の教師にしか知らされていないからか、良くもなく悪くもなくといったポジションに位置している。


彼女が敵を一掃しこちらを振り向き、駆けて来た。

「どいつも倒しがいがないわね。」と彼女らしい強気の言葉だった。

「そうだな。」と俺は少し苦笑しながら、掛け値なしにうなずいた。


その刹那、二人は同時に振り向き、戦闘態勢に入った。

禍々しい魔力を伴い、男が2人立っていた。無論、ここの高校の制服も教職員で

あることを示すエンブレムも描かれてはいなかった。


「何をしにきた。」 凜とした、彼女の声が響いた。

男の一人が「御嬢ちゃん。分からないとは言わせないよ。」と悪意に満ちた声で言った。

桐生は何かを知っている。俺は確信めいたものを感じた。

彼女は俺の手を握り、走り出した。

初めて手を握られた時と違い、彼女の顔に一切の余裕はなかった。












学校が始まって、小説を投稿するのは無理だー。

と思っていましたが、意外とすぐにアイディアが浮かび、この様に

書けてしまいました。

次回はついに玲華が気持ちを表します。

一応次がこの物語の最初の山場となる予定です。

とりあえず、がんばってみます。

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