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BEFORETHESTORY

ここ1週間の寒さが嘘のような暖かい日に包まれた4月のある日。

少年はどこか気だるそうな感じで、まぶたをこすっていた。口に手をもっていき、

小さくあくびをして歩いていた。

そこに、「よう、涼。」と聞きなれた声がした。「涼」とは彼の愛称である。

大方、本名の水野涼樹からとったのだろう。

涼は相変わらずといった感じで、

「三神、お前、本当に朝から無駄なテンションだなー。」と返した。彼とは中学からの親友だ。

「そういうお前こそ相変わらず無愛想じゃねーかよ」と三神に返された。明暗、性格が真反対な二人

だが、中学時代から何ひとつ変わらない心地いい距離感が二人にはあった。

小さいころから脆弱で無口な俺は幼稚園、小学校時代はよくいじめられた。そう。それを苦に

転校する程だった。

ただ、彼はそんな俺を受け入れてくれた、口を聞いてくれた、ただそれだけだ。

でも、俺には何よりもありがたった。うわべだけの言葉、同情のまなざしでもなく、行動で示してくれた。たった1人の友人。

俺たちは新入生とおぼしき生徒の群がる校門をくっぐった。

こうして、俺のトンデモな高校生活が始まった。




右も左もわからずつっくた作品です。どうか暖かく見守ってくれると

幸いです。

本当に見てくれた人には感謝の言葉しかありません。


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