挑戦その5?
ある時ふと思った60B…
それは大学でのこと…
※これ(大学生なのかということ)はあくまでもここでの設定です!
一条寺「よ!」
60B「おう!」
一条寺と60Bは同じ大学生…
一条寺「そっちの授業はどうよ?」
60B「それがさっぱりわからん;しかも授業は一本調子で気づけば俺は夢の世界さ;」
一条寺「ウムム;」
一条寺と60Bは同じ学生でも学部(簡単に言えばコース)が違うので授業も違う…
その時、二人の前を黒猫が横切った。
60B「またか!!!俺…死ぬんじゃないか?」
一条寺「オイどうした;黒猫が通っただけだろ;」
60B「こういう言葉ってよく聞かないか?『黒猫が前を横切ると不幸なことが起こる』って;」
一条寺「ただの迷信だろそれ;」
60Bは頷きながらも続けた。
60B「俺も最初はそうだと思ってたさ!けどよ、平日のみだったらもう10日連続で横切られてるんだぜ?さすがにビビるだろ;」
一条寺「ウムム;でもまあ気にしない方がいいんじゃないか?休日は横切られてないんだし;」
一条寺は冷静に答えた。
60B「それもそうだけどさ…;」←休日は家にこもっていることが多い
一条寺「おっと!俺はこっちだからまた後で会おうや」
60B「お、おう!」
二人はそれぞれの授業がある教室に向かった。
60B『けどな…さすがになぁ…』
また、黒猫が彼の前を通っていった…
60B「…呪われてんな俺;」
60Bはひとまず一本調子の授業を受けた。
そしてその帰り…
一条寺「今日も疲れたな;」
60B「…俺、決めたぜ!もう横切らせたりはしないぜ!」
一条寺「オイオイ;マジか;」
60B「明日早速プランAを実施するぜ!乞うご期待!」
60Bは気合いを入れながら家へと走って行った。
一条寺「どうでもいいだろ…;」
60Bの挑戦!『黒猫の横断を回避せよ!』~プランA~
翌日…
60B「おはよう一条寺君!」
一条寺「おう。で、黒猫回避はどうすんだ?」
60B「よくぞ聞いてくれた!今回は『溜まり場回避作戦』だ!」
60Bは相当な自信を持っている。
一条寺「溜まり場回避作戦?」
60Bは頷いた。
一条寺はなおもわからなさそうな表情だ。
60B「つまりはだな、俺は教室に行く際、一番の近道をしていた。だろ?」
一条寺「いや、授業違うから何とも言えん;」
60Bはそうだったと心の中で思いながらも続けた。
60B「えっとだな…まあとりあえずその近道に猫の溜まり場があるんだ!」
一条寺「ふーん…」
60Bの言うとおり、60Bの近道には猫がたくさん集まる東屋がある。
60B「つまりだ!黒猫もよくそこにいるということは、そこを避ければ黒猫に横切られない!どうだ!完璧な作戦だろ!」
一条寺「そうだねー」
一条寺は興味がなさそうに棒読みで答えた。
60B「それじゃまた!」
一条寺「じゃあな」
二人は別れた。
60B「さてと…ここから行くか!」
60Bは最も遠回りの道を行くことにした。
60B『これで俺も大丈夫だ!ハッハッハ!思い知ったか黒猫!俺は呪われないぜ!』
60Bは満足そうに遠回りの道を闊歩している。
その時だった。
ササッ!
60B「目の前を通ったのは…黒猫だった…ちくしょー!!!」
…とりあえず、60Bはまたしても黒猫に横切られたようだ。
60B「しかもまだ半分にも差しかかってねえじゃん!何なんだよもう!…ってヤベエエエ!!!ちーこーくーだーーー!!!これじゃ小テストに間に合わない!(=先生からいじられる標的になりかねない)いーやーーー!!!覚えてろ黒猫ーーー!!!」
60Bは悔しがってそのまま全速力で走っていった…
※この後60Bは遅刻した挙句小テストに間に合わず、先生からも標的にされました;
今回の挑戦…失敗!!!
~マルマスクのまとめ~
『猫は神出鬼没』
主「なあっ!ぽっと出のヤツにも先越されてるのか俺!?」
マル「世の中も捨てたものではないな!まさかこのコーナーを貰えるとは…」
主「ってか作戦Aってことはまさか…」
マル「あり得るな;」