ChatGPTはアルツハイマー?記憶喪失への対処法
まず結論から。
1.「プロジェクト」を利用する
2.アップロードしたファイルは必ず更新する
この2点を守れば、あなたのChatGPTはどんなに長い会話でも記憶喪失になりません。必ず最新情報で適切な回答をしてくれるでしょう。
■ChatGPTが記憶喪失になる原因■
これはChatGPTのメモリ問題からきています。
無料版でも課金版でもスレッドに使うメモリは有限です。
このため長くやり取りをしていると、ChatGPTは最初の頃の会話を無視し、最近の会話だけで回答するようになります。
このため矛盾したり整合しない回答をするようになります。そして最終的には「メモリがいっぱいです」と表示されてしまいます。
ChatGPTを使うときに役割を最初に設定する話は以前にも書きましたが、それでも会話を延々と繰り返していると、遠からずこの状態となります。
■記憶喪失の対策■
記憶喪失を防ぐには「カスタムGPT」あるいは「プロジェクト」を利用します。どちらも無料版で利用可能な機能です。
役割設定や出力設定をする点はこれまでと同じですが、設定集、キャラ一覧、文章など、確定した情報をファイル化して事前に登録する点が違います。
ChatGPTはそれらの登録ファイルに基づいて回答するので、内容にブレや記憶喪失が無くなります。
やり取りで変更や確定した情報をこれらのファイルに反映して差し替えてあげれば、ChatGPTも常に最新情報にもとづいて回答してくれます。
小説の編集者として長く連続した会話をする場合は「プロジェクト」の方が向いているでしょう。
逆に「カスタムGPT」は一問一答のチャットボット的な使い方に向いています。
■具体的なやり方■
1)あらすじや設定をファイル化する
まず、考えた設定・あらすじ・章立て・キャラ設定など、小説のアイデアをテキストファイルに書き出します。
ChatGPTは改行をあまり認識してくれないので、できればマークダウン記法で書くのが望ましいです。
マークダウン記法はネットで紹介されてますので、詳しくはそちらを参照してください(手抜き)
面倒なら番号とかピリオドを文頭につけたテキストファイルでもOKです。
2)プロジェクトを作成する
編集者の役割設定をしたプロジェクトを作成します。
プロジェクトの作成の仕方はネットで紹介されてますので、詳しくはそちらを参照してください(手抜き)
そのプロジェクトに1)で作ったファイルを登録します。
必然的に、小説一作に対してプロジェクトは一つとなります。だからプロジェクト名は小説のタイトルにすると分かりやすいです。
無料版のChatGPTだと登録できるファイル数が少ないので、一つのファイルにまとめた方が良いです。
3)とりあえず小説本文の第一話を書いてみる
頑張って第一話を自分で書いてみます(重要)。
一話全部を書き上げるのもが難しいなら導入部分だけでもOKです。とにかく自分で書きましょう。
書いた文章をファイル化し、2)で作成したプロジェクトに投げて、次のような感じのプロンプトで指示します。
「第一話(の導入部分を)書いてみました。テキストファイルで入力します。評価と、良い点・悪い点とその改善案を示してください。また、他に良い展開案があれば提案してください」
これに対してChatGPTはしっかり回答してくれます。駄目だしをガンガンされるので、慣れるまでは精神が結構やられます。
4)指示に従って修正・書き足ししていく
駄目だしにめげずに、文章を修正・書き足します。確定した小説本文はプロジェクトのファイルに登録します。
設定などに変更が入ったら、そちらのファイルも都度差し替えます。
これは私が仕事でChatGPTを使う際の方法ですが、たぶん小説を書く場合も同じやり方で行けると思います。




