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04.僕の初めての生徒たち2

「出席をとるねー。名前呼ばれたら返事してくれたら嬉しい。」


「えっと、安藤茜さん」


「…はい!」

 緑色の髪の子が元気よく言った。


「じゃ次は、……」


 *****


「えっと、大倉健くん。」


「はい。」

 赤髪の子が言った。


 *****


「えっと最後だね。渡辺理恵さん。」


「………ようやくだね。はい。」

 金髪の子が眠そうに返事した。


「よし。20人全員いるね!よし。教科書を配るね。後ろに回してね〜。」

 そう言って重い教科書を運ぼうと教科書を持ち上げた瞬間その教科書が先生の足に落ちた。 


「あぁぁぁぁいてててえええええ今世紀最大の痛み」

 そう言って足を上げて飛び跳ねた。


「先生大丈夫ですか!?回復魔法を使って治します!教科書拾うの手伝います!」

 そう茜が言って拾おうとしゃがんだ。


「いいや、大丈夫!へへ僕教師だし!」

 そう涙目で明人は言った。そして教科書をしゃがんで拾った。


「よーし。これで配れるね。はいこれ。」

 そう何事もなかったように配っていった。回復魔法もかけずに。


「あの先生鈍臭すぎ。」


「回復魔法使ってないよね?よく立てるわ。」


 そのような声が聞こえた。



「よし!みんなこっち見て!」


「……なんですかせんせー。急に大きな声で。」


「クラスみんなも自己紹介をしてもらおうと思うんだ。最初の出会いは大切にしないとね!」


「じゃぁ安藤さんはなんの魔法が得意なの?」


「えーと、…私は魔力察知と草魔法が得意です!他の魔術も極めたいと思っています!」


「いいね!だから僕の魔力が少ないってこと見抜いたんだ、すごい」


 注釈だ。魔力がないだというよりは抑えられるのだ。

 魔力で気配を察知される為敵に襲われやすくなる。それが嫌で無意識に明人は魔力を出さないようにしている。


「えへへ、ありがとうございます。」

 そう言って顔を真っ赤にした。


「えっとじゃぁ。大倉くんは?」


「俺は火魔法だ。火魔法は大体使える。それだけ。」

 クラスメイトのみんなはおーーーーと感心した声が出た。


「えーーーー!火魔法全部って難しいよね?すごい!!よくこんな歳で大体使えるのってすごいよ。」


「ほとんどだけどな。」

 褒められて恥ずかしいのかそっぽを向いてしまった。


「渡辺さんはなにかある?」


「私は……得意とかそんなのない。光魔法が少し使えるだけ。それだけ。この学園に入れたのも奇跡だから他の人の方が優れているよ。」

 そう言って肘を立てながらそっぽを向いた。


「いいや、渡辺さんは奇跡じゃなくてちゃんと実力で入ったんだ。もっと自信を持つといいよ。大丈夫。」

 そう明人は自信たっぷりに言った。

 よほど自分の実力に気づいていないようだった。光魔法は一番難しい魔法だ。それを使えているのは本当に凄いことだ。



 *****



 この世界には火魔法、水魔法、草魔法、土魔法、光魔法、闇魔法という6大魔法がある。それに加えて魔力察知や回復魔法などそれに分類されない魔法もある。また、自分で作ることもできる。



 主人公は全部の魔法を使えるが、とくに得意なのは光魔法と防御魔法だ。防御魔法と言っても自分しか守れない少し使い勝手が悪いのが弱点だが。

 だがそれだけでは身を守れないと全部の魔法を習得した。これで魔物を見て怯まないようにと願っていたが……


 主人公がブラックリボンとして活躍していた時に、6つの魔法陣を同時に発動という考えられない凄技を世界中の人に見せつけた。また、噂では時を止めれるとか……

 伝説として今は語られている。



 こんなすごい魔法使いがこの泣き虫ビビリ先生だとは誰も思わないだろう……

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