1-1 俺、魔王になる
「俺、魔王になる。」
俺、ルシファーは呟く。
「頭、打ったのか?ルシファー・・・」
「打って無えよ。」
俺の親友、ゼウスが、心配そうに言う。
「だって、魔王ってお前・・・」
「魔王の何が悪い!?」
俺は、いたって真面目だ!
「だって、俺勇者だぜ。」
そう、ゼウスは勇者だ。
「なら、敵同士だな。」
「だな!・・・ってそう言う事じゃ無い!」
え?何で?
「考えろ!俺は、お前を殺したくない。」
「いや、殺されないから。お前じゃ、俺には勝てん!」
「そうだけどさ・・・」
そう、俺は勇者であるゼウスより強い!
じゃ、何で俺が勇者じゃないのかと言うと・・・俺は魔力属性が『闇』だからだ!魔力属性ってのは、魔法の属性の事だ。詳しく言うと、
下位属性が、炎・水・風・氷・雷・土だ。
上位属性が、闇・光で
最上位属性が、時空・空間・天空・創造だ。
はい、説明終わり!
俺は、属性が闇。ゼウスが、光だ。
闇属性が、勇者になる事は無い。
逆も然り。光属性が、魔王になる事も無い。
「そんな訳で、俺は魔王になる!」
「どんな訳だよ・・・」
ゼウスが、呆れながらも突っ込む。
「じゃ、お前俺と魔王になる?」
「魔王は嫌。」
「いや、魔王は俺な。」
「じゃ、言うなよ。」
ごめん、説明が悪かったな。
「魔王じゃ無くて、新魔王軍の幹部な。遣ってみるか?」
「・・・・・・・・・」
なる訳ね無えだろうが、面白半分な。
「やる。」
「え?」
「遣ってやるよ!」
まじか?まじか?
「すっごい、急だけど・・・仲間ゲット!!」
まおう は ゆうしゃを なかまに した!




