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幼なじみはゲーマーでした

はじめまして。箱宮怜と申します。ラブコメとして書いていくつもりですが、まだラブコメとは言えないと思います。稚拙な文ですが、温かい目で読んでいただけると幸いです。

〈第一話〉

 ……ダダダッダダッ、、、ガタッ

「今日はこんなもんかな」

[勇者の卵] 今日は神プレイの連続でしたね!!素材も回収できたし

[神の化身] そうでしたね またご一緒させていただけたら嬉しいです

[勇者の卵] もちろんですよ!


 学校が憂鬱でしょうがない。学校に通う意味とは何なのか、小学生の時から考えているが未だに結論が出ないでいる。友達もいなければ友達になりたいと思える人もいない。自分が選ぶ立場にいるというのは大間違いである。しかし、選ばれたこともないのでこのような話はオレとは程遠い話である。こんなオレにも趣味の一つくらいはあって、それはゲームである。様々なジャンルをプレイするが、今やっているのはハンティングアクションゲームだ。そのゲームにはチャット機能がついていて、色んな人と会話をすることができる。相手の顔が見えないので気楽に話すことができる。現実よりもこっちの方がうまくやっていける気がする。最近、よく一緒にプレイしているのが[神の化身]さんだ。この人は別にものすごいうまいわけではないが必死にプレイしているのが伝わってくるのが面白くて一緒にプレイしている。

  「「これからも一緒にプレイしたいなぁ」」

 おはよー と朝の挨拶が飛び交う中、静かに自分の席につく。高校に入学してからはや一ヶ月がたった。登校初日は挨拶をしっかりして友達を作ろうと意気込んでいたが、登校時間を間違え初日から遅刻。挨拶なんてできるわけもなく第一印象が最悪なところから始まった高校生活。そんなオレにも幼なじみの一人はいる。幼なじみと言ったら家が隣同士でDVDの貸し借りとかをお互いの部屋のベランダで行うというイベントがある存在らしい。が、それは皆の空想・妄想の世界だけの話である。実際のところそんなことはしない。あっても一緒に登校するとか、公園で遊ぶとかそれくらいだ。これでも十分リア充なのだが。決して仲が悪いわけではない。趣味も違ければ性格も違うだけである。これから先もこんな関係が続いていくのだろう……

 

ー[勇者の卵]がログインしました ー

[勇者の卵] ばんわ〜

[神の化身] こんばんはです

[勇者の卵] 今日は早かったですね もしかして休日でしたか?

[神の化身] いいえ 今日は早く帰れた日だったので

[勇者の卵] 奇遇ですね オレもです

コンな雑談にも付き合ってくれるのは[神の化身]さんだけだ。三年前から一緒にプレイしている。他の人はガチ勢が多いので無視されることも多々あるが、この人だけはチャットを続けてくれる。日頃の疲れがスゥーっと抜けていくようだ。だが最近気になることがある。それは、、、[神の化身]の中の人のことだ。三年の付き合いだ、気になるのも自然なことではないだろうか。同じゲームしてるし、気も合うんじゃないかと思っている。

[勇者の卵] あのー オフ会とか興味ないですか?

[神の化身] オフ会ですか 初めて誘われました

[勇者の卵] いやだったら全然いいんですよ!ただもっと仲良くなれたらと思いまして、、   いやじゃないですか?

[神の化身] そんなことないですよ 喜んで参加します

やったーーー!やっとあの人に会える。ネットの中の人と会うのは初めてだから緊張するなぁ。同年代ぐらいだったらいいんだけどーーーー


「はじ…め、まして?」

「はじめまして…ではありませんね。いい忘れてました、私が[神の化身]です」

                 ネットの中の人とあったら幼なじみでした

ここまで読んでいただきありがとうございました。ずっとラブコメが書きたかったので書けて嬉しいです。闇属性のオレと光属性の幼馴染からとんで来てくださった方もありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。お時間ありましたら評価の方よろしくおねがいします。

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