タイトルは盗作になるか。(著作権シリーズその2)
盗作とは何か、というエッセイを書いた。
皆様、様々思うことはあるのでしょう。頂いた感想を読んで派生したエッセイです。
盗作と言っているのでこれは作者側の問題になりますね。
ですが、なんでもかんでも作者が悪いというわけではありませんよ。盗作エッセイを書くことで作者様を攻撃する事が目的じゃありませんよー。(´・_・`)勘違いしないでくださいね。
盗作とはなにかという基本的な問題です。
『似たようなタイトルばかりがならんでいて盗作にはならないでしょうか? 』
タイトルに著作権はありません。
タイトルをぱくられたくないなら作者は5万円(弁理士代含む)払って、商標登録してください。
有名なアニメ『君の名は。』は、もともと国民的ドラマ『君の名は』と、同じタイトルです。プロデューサーはそのドラマを知っていますが、作品にとって大切なキーフレーズでしたので採用しました。皆様も君の名はと言うフレーズがいかに大切な台詞であったか、映画を見た方ならわかると思います。それでも、パクリと言いますか?短い言葉、全てを商標登録されたら、著作権によって日本のタイトルは死滅しますね。
ちなみに、『ドラゴンクエスト』は商標登録してありますので、タイトルにしたら著作権侵害になります。
なので、小説家になろうのRPG小説に影響を与えているにも関わらず有名なドラゴンクエストをタイトルにしよう!という猛者は誰一人いません。
『小説家になろう』も、商標登録されているのでタイトルにできません。
歴史的に見れば
山形の『小説家になろう』講座があり、
次に私たちが使用しているWebの『小説家になろう』ができました。
ですが、後初であるWeb小説家になろうが、商標登録をとったので、先にできた山形の小説家になろう講座を訴えました。
Web小説家になろうは自分のブランドを守るためにしました。あとから、できたくせにと反感を多くのユーザーからかいましたね。
もしも
山形小説家になろう
Web小説家になろう
どちらも商標登録していなければ、今度は私が商標登録をとって、山形と、Web小説家になろうを訴えることができるわけです。
恐ろしいと思いませんか?
後ろからわいた私が、山形もWeb小説家になろうも商標登録をとったんだから、名称変更しろ!私の知的財産だ!Nuts!!と主張していたら、皆ポカーンとなりますよね。
でも、これが現実です。守らなきゃならないものは守らなきゃならないので私が商標登録を先に取得していたら、両者を訴えることができるんです。
こんな、ありきたりな台詞も商標登録されるの?!と、驚きますが早い者勝ちです。『アップル』もタイトルにしたら、『アップル』からうったえられたら終わりです。こんな誰もが知っている言葉さえ言葉は誰かのものです。(´・_・`)
日本なら『TOYOTA』ですよね。名字やないかい!!ってなりますが、早い者勝ちです。全国の豊田さんは歴史ある豊田さんであるにも関わらずTOYOTAというブランドに勝つことはできません。
そうやって、企業は自分のブランドを守っているのです。
自分の作品を守りたきゃ金を払って守りなさい。守れないなら、同名タイトルがならんでいても、何も言う権利はありません。その思想をもったのは貴方だけじゃないからです。
守りたきゃ金を払って守るんです!
私もタイトルが人様と被ったことあります。ありきたりな言葉です。告白を断るシーンで使う台詞に多いと思います。
調べると相手が先だし、うわー、どうするかな。相手に嫌な思いをさせているかもしれない。今更変更する?意味があるのにかえちゃう?嫌だな、それは。今までこのタイトルで連載してきたのに……。1話だったら、かえたかもしれません。ですが、連載作品で既にタイトルに意味がありました。
なので活動報告にそのことを書いておきました。相手の作品を私は知らなかったこと。かぶっていること、相手が先に作品を発表していること。
先方様が何かアクションをおこしたら、対応しようと、おもいました。ですので一時期、日刊ランキングに同じタイトルがならんでいました。内容はあらすじを見る限り全く違います。相手の本文は読んでいません。読むことで無意識に情報を得て作品に反映されるかもしれない。それはさけなければならない事態です。
特に何事もなく今もそのタイトルを使用しています。
パクリと言われなかったのはありふれた言葉だったからでしょう。また、自分が新人でもなく、過去作品があったので、それもひとつの判断材料になったと思います。
新人さんでしたら、そのタイトルの作品しかないので自衛する事ができたかわかりません。『お前タイトルパクっただろ!!』と、言われても困ったと思います。
なろう読者さんは新人ランカーにひどく敏感に反応しますから。
なんでも盗作とされると私も困ってしまいます。本当に偶然に同じ時期に同タイトルが世の中に出ることを、自身で経験しているからです。
あきらかに『私はマグロが好きだ。肉も愛している。そしてキャベツも忘れずに。あっ、カニバも好きです。私の華麗なる食卓ライフを邪魔するやつは誰だ。』このくらいに長文で同じタイトルがあったら、盗作だ!!まごうことなく盗作だ!!と、断言できます。こんなタイトルかぶったらやばいでしょう。タイトルに著作権はないと言いましたが、ここまで長いものだと、タイトルが表現の著作権にふれるかもしれないので、場合によっては、盗作した作品を退けることができるかもしれません。
なので、長文タイトルはクソだ!!と言っている方もいますが、著作権の観点から見たら別に悪いことじゃないです。そんだけの長文タイトルがかぶったら、パクリ疑惑がでても仕方ないです。
しかし、基本はあくまでタイトルに著作権は適用されません。
身も蓋もありませんが、パクられても問題のないタイトルにしましょう。
じゃあ、ちょっとタイトルかえればいいんやな?と、なりますが、そこがまた難しいんです。
例えば、
『君の膵臓をたべたい 』がベストセラーになりましたね。
『君の肝臓をたべたい 』という作品を私が流行りにのって発表したとします。すると、今度は仮に商標登録していなくても、不正競争防止法違反になる可能性もあります。
膵臓と肝臓ちゃんと、見分けられましたか?Webで読むと文字がちっちゃいですからね。
だって、膵臓を買いたい人が間違って肝臓を買ったらふざけんな!ってなりますよね。
タイトルの無断改変は著作権法上の同一性保持権侵害にもなりえるからです。(同一性保持権は、著作物とタイトルも保護します)
なんと、タイトルを保護する法律がでてきました!
タイトルに著作権はありません!
それなのに、今度はタイトルを守るという法律がでてきました!
『知的財産』の法律は難しいんです。黒と白がなくグレーの世界です。
基本はタイトルに著作権はなく、タイトルを守りたきゃ金を払え!!
このスタンスでいきましょう。(˘ω˘)私が商標登録とったら、先にあるタイトルを一掃できますからね。
法的に守れるものを無償で守ろうとするな。守りたきゃきちんと金を払った上で主張しろ!5万かかるけど。5万円かけて守るべきタイトルか悩んでもいいかもしれませんね。
クロネコヤマトの『宅急便』も商標登録です。だから、宅急便という言葉ははヤマト以外の運送会社は一言も言ってません。
えっ?
あの国民的アニメ。
『魔女の宅急便は?』
気がついてしまいましたか(˘ω˘)
えっ?魔女の宅急便はそしたらクロネコヤマトの知的財産を侵害しているじゃないか!!となりますよね。
(˘ω˘)しかも『魔女の宅急便』は『魔女の宅急便』として商標登録してます。
これぞまさしく俺TUEEEEです。
本当の無双を見た気がします。
そしたら、私が『魔女のドラゴンクエスト 』というものが商標登録できるかと言われればドラゴンクエストに訴えられるでしょうね。普通にNuts!案件です。チキチキボーン!
まとめるとタイトル守りたきゃ5万払って商標登録を。
グレーゾーンだと
長文タイトルは著作権として守られるかもしれない。あらすじがタイトル作品なんかは表現の著作権として守られるかもね。
タイトルをちょっとかえたものだと、不正競争防止法にふれてしまうかもしれない。
あっ。
誤字脱字をして下さった読者の皆様には感謝します。
駄文⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎
ちなみに、ガチで盗作している人はやめよう( ⚭_⚭)
これはマジの人ね。人の作品をコピペして賞に応募している君!!それは、さすがにアウトだよぉぉぉ。
ちょっと心理がわからない。それは、君の作品じゃなくて、人様の物語だよ。賞を受賞できても、盗作とばれてすぐに賞を剥奪されるんやで。
学校に提出する論文しかり、プレゼン資料ならデータの引用ばかりやけどな!誰かの作ったデータ引用ばっかりだけどな!
資料として許されるものと、許されないものがあることを、はやく気がついてね。
(˘ω˘)すやぁ。
そーゆー人はここみてくれないやろな。
エッセイみてくれる人にパクラーはいないと思ってる。
エッセイ読む人、まれだもん……。
なんで、こんなの読んでくれたん?申し訳ない気持ちとありがとうございます!
あと、私がキリンドル、キリンドルと、Amazonのサービスを間違って連呼していたら、誤字報告で『Amazonのkindleキンドルサービスのことでしょうか? 』と、優しく教えてくれる素敵な読者様、ありがとうございました。。
もう、その、心遣いに感動したね!
相手によったら『Amazonのkindleのことですか?名前もろくにしらないくせにつかっているんですね。きちんと、調べてからのせてください。 』と、書かれてもしょうがないことですよ。
それを間違っているこちらを気遣っていただく、その精神。
私はとても感動したなぁ。
同じ言葉でも、相手にあたえる言葉ってちがうんですよ。
相手を不快にさせる言葉も同じ指摘でも、感動するコトバにかえることができるその読者様のスタイルに私は感服致しました!
最近のなろうの嬉しいことはそれだなー。(˘ω˘)
ランランルー♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜
読者様にも素敵な読者日和になりますように。
って言いたいけど、このエッセイでいわれても、読者日和じゃねーよ!ってなりますね。失礼しました。
同タイトルの作品はなろうでは読めません。
なろうでは、ほぼエッセイ中心に活動しています。