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あぁ...また死んだのか  作者: ヴァルツァ
第二章
8/16

有名人

ガソリンスタンドがさらに崩れていく。

僕は無我夢中に走った。


「あ、あの…」

後ろで声がする。

「もう大丈夫じゃないですか?」

振り返ってみると、ガソリンスタンドはかなり遠くのほうにあった。


二人を助けたい一心で気づかなかった様だ。

「あ、ごめん」

何故か謝ってしまった。


「ううん、大丈夫だよ。助けてくれてありがと。あのままじゃ私、ぺちゃんこになってるとこだったよ。」

彼女は僕に素晴らしく、あまりにも綺麗な笑顔でそう言った。


「え…あ、うん。ケギャも無いようでよかったよ。」

一方僕は、最近人とコミュニケーションをとっていなかったせいか緊張して噛んでしまった。

「ふふ…あれ?もしかして、龍城(たつき)くん?」


「え?あ、うん。そうだよ。」

言ってなかったが、実は僕も学校ではそれなりに有名人なのだ。

といっても、彼女のような理由で有名な訳ではない。


なら、何故かというと、僕は…



「あの、入学初日に大喧嘩したって噂の遼寧(りょうねい) 龍城(たつき)君?!」


そう、僕は転校所に喧嘩したのだ。

まぁ ほとんど殴られていただけなのだが…


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