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あぁ...また死んだのか  作者: ヴァルツァ
第一章
5/16

異変

「え…?なん…で?()()()()?」


そう、減っていたのだ。

減っているといっても残機の事ではない(いつも通り減っているんだけどね)

減っているのはその残機の上にある()()()()()()()()のようなものだ。

元々、その電池残量のマークは、ケータイやパソコンで充電が満杯の時のようになっていたが、今は違う…いや、正確にはトラックに轢かれて死んだときから、充電少し無くなったかのようになっていた。


「なぜだッ!なぜ減っている!」

僕はこれまで死んできた時の事を思い出す。

しかし、これと言って特別なことがあったわけではない。


何も思いつかないが故に僕がイラつき始めたその時。



「がぁッ!!」

とてつもない激痛が僕の頭を襲った。

それと同時に何か、僕に似た声が頭の中に入り込んできた。





(…最…後は   に  付けろ…)

その声はノイズが入っていたかのように、聞き取りにくかった。


「なんだ…今のは?」

今の言葉の意味を考えようとするが、頭が痛すぎて集中する事が出来ない。

僕はそのまま、激痛に意識を刈り取られた。


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