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第5話 戦場への入り口

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 side:ユキ



 


 あの後、直ぐに宿の人も駆け付けた。王国直営の宿のため事情もしっかり知らせても問題なし。迅速に行動起こすことが出来た。


 直ぐ様兵士の看護を頼み、馬を四人分借りて夜の闇を切り裂くかの如くアイルミへと続く道を急いだ。ちなみに御者はお疲れの様でとっくに寝ていたので放置。



 幸い次の日には着くところまで来ていたので、数時間も馬を走らせれば人々の怒号と魔物の咆哮、何かが切り裂かれる音が聞こえてくるところまで来た。それと同時に篝火、魔法の光等も見え、街やその周りの様子がハッキリと見えてしまった。



 


「っ! 急ごう!!」


「あぁ!!」



 


 カケル君の発した言葉に考えるまでもなく直ぐ様返事を返す。アリスやソウタ君の返事は無い。けれども、四騎分の蹄が地を蹴る音は聞こえる。そして、聞こえる筈も無い息を飲む声も、聞こえたような気がした。



 


 近付くにつれ、嫌というほど尚更ハッキリと突き付けられる光景。



 壁周辺には魔物の死骸だけでなく、守備隊とみられるものもあった。魔物の死骸とは反対にもう判断がつかないほどの損傷をおっているのだ。


 潰れた頭蓋骨、溢れ、周りの地面を染めるどす黒い血、有り得ない方向へと曲がる脚、ひしゃげた腕、剥き出しのあばら骨、裂かれたかのような筋肉、溢れる臓器。どれもだったであろうと言葉がつくほどのものだ。そんな死体がそこらじゅうに広がっている。さらには防壁からぶら下がっているのもあった。


 魔物に喰い裂かれたのか、押し潰されたのか、防壁の上から落ちたのか。それは今となっては分からない。ただ、命をかけて抗ったとしか分からないのだ。背にするものを守るため。



 街の中心部の上空から戦域全体を照らす光の魔法に対して、街の防壁が造る影に隠れたその死体は寂しく転がっており、誰の目にもとまらずに死んでいったのであろう。自然と涙を誘う。



 しかし、無惨なその死体の期待とは裏腹に既に街の門は破壊され、魔物と人の争いは絶望の市街戦へと縺れ込んでいた。



 


「妙にこちらに魔物が来ないと思ったら……」


「外にはほとんど生きてるのはいなかったのね」



 


 ソウタ君の疑問にアリスは顔色を悪くしながら答える。ソウタ君はもう吹っ切れたかのような顔付きだ。確かに失礼だがいちいち気にしていてはソウタ君は生きていけないだろう。



 さて、このままアイルミの街の中へと突撃するか、この周りで術者を探すか……。ただの大量発生だったら後者では意味は無いが、こうも街を、人を襲うとしているのは兵士の彼の言ってた通りの指向性を持っているということ。ならば後者は重要である。でも、まぁそれは今ではなくてもいいだろう。




「どうするの剣の勇者様」




 術者の可能性についてはこの道すがらで事前に皆に話しておいた。このパーティーのリーダーは勿論剣の勇者カケル君。彼の判断に従うだけだ。



 


「勿論街へ突撃する。みなを救え!!」

「了解」

「えぇ」

「はい!」




 カケル君の力強い言葉に各々が深く、意志を込めて返事を言う。



 もちろん、あの魔物が跋扈する街に突撃するのは今の私達の実力では危険だ。その上有り得ない事態が起きている今の状況。つまり、私達が生き残れるか分からない戦い。


 けれども、そんなの関係無い。今も戦い、助けを求める人々の声があの地獄とかした街の中からする。ならばそれに応えるだけだ。



 今思えば懐かしい記憶の中にあるカケル君は、どんな時でも人々の助けに応じて来た。伸ばされた手を決して見捨てなかった。どんな者の手でも必ずその手を掴んだ。その姿に私は、私達は惹かれた。

 だから、一度目も二度目も、何があってもカケル君についていった、頑張れた。その姿に習って人々を救いたいと思って。



 この四度目でのカケル君の初陣。その横で私はこの腐った私に区切りをつける。あの頃の自分を取り戻す。



 そして、私自身をこの世界の運命から救う。



 その、始まりの一歩だ。



 




 





 side:カケル



 



 門を潜ればそこは、地獄だった。



 外より遥かに多い人の死体。その多くはこの街に住んでいたなんの戦闘能力も持たない市民だったのだろう。防具等が無かったからか、全く原形を留めていない。ただ、真っ赤な何かと、白っぽい破片があるだけだ。


 ただ、それがなんなのか、なんだったのかをこの場に蔓延する臭いが、それに近付こうとする羽虫が教えてくれる。



 そんな光景が街中の至るところにある。建物に逃げ込む途中でやられたのか、通りと開いた扉にまたがって広がるそれ。噛まれ、千切れたのか、破裂して周りに飛び散っているそれ。地面に染みをつくっては、壁に付着したそれ。



 思わず自分は地獄へと通ずる門を潜ったのかと勘違いしてしまいそうになる。



 しかし、それの周りに落ちている布切れ等を見て、踏み潰された革製の何かを見て、この場は人々が生活していた場なんだと理解する。



 人が殺された。


 沢山の人が、戦う術の無い人達が殺された。


 途端に、吐きそうに……



 





 ───ならなかった。



 



 


 そんな自分を不思議に思った。


 確かに、外の遺体を見て余り気分は悪くならなかった。ただ、憤慨した。それは戦う人だったから、まだ死んでも納得出来たのかもしれないと心の底で納得していた。



 でも、今のは違う。何の力も無い人だ。戦う術の無い人だ。


 けれど、それを見て何も思わない。



 ただ、この惨状を見て、怒っているだけだ。



 ひたすら、救わなきゃ、相手を倒さなきゃって。




「おかしい」 



 思わずそんな言葉が声に出る。


 途端に自分が怖くなった。 



 悲しみが無いのかな、と思った。



 まるで人じゃない。



 似たような事と言えば、今思いだす。あれだ。



 あの決闘だ。


 ソウタをなんの躊躇いも無く、攻撃した。殺そうとしたわけでは無い。さらには恨んでもない。けれども、度を過ぎてたようにも思える。アリスにだって、魔法で防がれなければあの攻撃で死んでいてもおかしくない



 そうだ、暴力に躊躇いが無いんだ。



 自分がやったことにしても、他人がやったことにしても。


 ただ、悲しい事を見て、悲しく思わず、救おうとするだけ。相手を倒すだけ。それが目的。



 自分が自分じゃないように感じる。



 ん? 自分が自分じゃないよう?



 じゃあ、何かに操られている?



 そう、洗脳されている?



 誘導されている?



 



「まるで……傀儡」


 

 また図らずとも声に出る。

 


 ……傀儡だって?



 


 誰に操られ───。




「ねぇ、どうしたの!」



 


 一人の声によって思考が現実に引き戻された。


 アリスの声だ。いつの間にか馬から降り、こちらに近寄って来ては、俺の顔を覗き込んでいた。ふと目が合う。



 


「そうですよ、カケルさんらしくなかったです。考え事なんて放っておいて街の中心部に行かなきゃですよ!」




 ソウタの声だ。確かに、自分の考え事なんか放って置いて、ここの人達を救うのが優先だ。



 


「確かに、この当たりはもうやられた後だ。残念だけど、東西南北どこの方でも街の壁側はやられているだろうね。とすると、魔物が包囲を縮めていけば中心部。この街ならちょうど立て籠るのに向いてる建物がある。ここら辺に魔物が居ない以上、そこしか無い」



 


 ユキの声だ。確かこの街の中心部には……領主の館、元々砦だったものだ。この地を開拓するときに魔物から身を守るために作られた防衛拠点としての砦らしい。そう、この数日の間にユキから教わった。



 


「そうね、確かにあの砦ならまだ耐えているかもしれないわ。音も聞こえてるし。……そもそも、この街の防壁が破られることの方が不思議なんだけども。腕利きの冒険者やジーラント伯爵の熟練の配下が居るはずだもの」


「なるほどな……にしても、すまなかった。取り合えず急ごう。あの見える建物でいいんだな?」




 ここから見えた石造りの塔を指差してアリスやユキに訊く。きっとあれが砦の施設の内のひとつだろう。


 今まで冷静になれてなかったのか、高さ的に見えてたはずなのに、今初めて視界に映ったように思える。



「ええ、そうね」

「うん、この大通りをずっと行けば着くはずだね」



 馬に合図を出す。走り出す。


 ああ、確かに。まだ間に合う。この心踊る剣戟の音が聞こえてるくる限り。



 



 



 




 


 音が近い。間近だ。



 




 ───居た。



 


 魔物だ。壁によじ登ろうと仲間の死体を踏み台にする奴も居れば、破壊しようとどんなに自身の体がぼろぼろになろうとも体当たりをする奴も居る。



 狂ってやがる。



 魔物を心配するようだが、狂ってやがる。そう思わずにはいられない。もしかしたら、コイツらは正気ではなく、本心じゃないのかもしれない。そんな考えが脳裏に(よぎ)る。

 けれども、俺は躊躇わない。勇者は魔物も救おうとするのかもしれない。けれど、俺は違う。例え、人間が敵で、これと同じことをやっても躊躇などしないのだろう。

 ……やっぱり不思議だ。おかしい。



 そんな考えをしつつも、馬の速度を利用し、飛び降りながら一気に近寄って、剣で斬る。一撃でその魔物は死んだ。



 弱い。



 周りの奴らも蹴散らす。



 一撃でどいつも死んだ。弱い。俺はまだ、弱い筈なのに。勝てる。


 これなら行ける。後ろや横を見ればあの三人も魔法を使って蹴散らしている。この街は俺達で助けるられる。



 ふと、上を見上げる。



 人だ。


 城壁の上には人が見える。弓を引いては矢が放たれ、言葉を唱えれば魔法が飛ぶ。


 それに当たった魔物は弾け飛ぶ。確実に倒している。弱い。何故、街の防壁がやられた? よく見ればこの魔物達では到底つけられないような破壊痕が城壁にある。


 他にも居たのか?



 そこで一人の人がいつの間にか魔物が消えて、空間が空いたこちらに気付いたようだ。顔を向け、手を振る。ならやることは1つだ。



 


「剣の勇者カケルだ! 助けに来たぞ! もう何も心配はいらない!」



 


 出来る一杯の大声で叫んだ。剣を天に向かって精一杯伸ばしながら。みんなに安心して欲しいんだ。助けるから。



 勇者だから。俺は人々を救う勇者だから。



 


「皆、勇者様だ! 勇者様が助けに来てくれたぞ! 俺達は勝ったんだ! 耐えたんだ!」



 


 俺に気付いた人が後ろを向き、大袈裟な位で皆に伝える。



 そして、返ってくる歓声を聞いて、俺は安堵した。


 不思議だと思っていた違和感もいつの間にか気にならなくなっていた。忘れていた。



 俺達は間に合った。この戦いに勝った。



 ふと、気付けば、他の魔物も消えていた。死骸しか残って居なかった。



 





 






 



「本当にありがとうございます。おかげで助かりました。剣の勇者カケル様」



 


 夜が完全に明けて、地平線の上に太陽が見えてきた時間帯。なんとか急ぐべき内容だけの戦後処理を終え、一息ついたところで、この街と周辺の領主であるジーラント伯爵に呼ばれ、お礼を言われた。



 別に大したことではない。勇者として当たり前のことをしたまでだ。そのような返事を返すと気になることを伯爵は言った。



 


「さすがは勇者様、謙虚でございますね。勇者様が現れる寸前強力な魔物が消えたのも勇者様の力ですか」




 なるほど、やはり別に居たのか。そして、強い魔物は俺が来る前に消えていった、か。そんな力が俺にあるなら道中魔物に会わなかったはずだ。それに弱い魔物が消えてなかったのは可笑しい。

 ……にしても消えていったか。逃げたわけではない。その場からの消失……ふむ。考えるのは一旦後で。



 一応確認を取っておこう。



「いえ、俺は何も……お前らは?」


「僕も何もしてませんよ?」


「私もよ」


「私もそうだね」


「だそうです」



 


 ソウタ、アリス、ユキがそれぞれ答える。やはり、俺らは関係無い。



 


「ふむ……そうですか。あれは勇者様の力ではない。魔法でもないと。となるとあれは…」




 そこでジーラント伯爵は一旦言葉を区切った。顎に蓄えた白混じりの髭に触れながら伯爵は頭を働かす。その表情から見るに心当たりはあるようだ。にしても……ふむ、ダンディーとはこのことか。



 そんなことは置いといて。俺も一緒に考える。



 魔物は俺達が来る前に消えた。別に殺したわけでも無いのに。逃げたわけでも無い。まさしく消失したとのこと。見てた者が言うには突然消えたと言う。


 そのように見てた人達から情報を集めたところ消えた魔物は全て強力な魔物、城壁等にダメージを与えていた魔物達だったことが判明している。




「やはり、召喚獣かな」


「……ユキ殿もそう思うか」




 ユキがポツリと呟く。その言葉に伯爵が反応する。



 召喚獣。初めて聞く言葉だ。いや、日本でなら少し聞いたことがある。けれども、それは創作物の中での話だ。だから、想像はなんとなくできるけど……。



 


「それは一体どのようなものなんだ?」



 


 俺の問いかけに今まで全く口を挟まなかったアリスが答える。やっと出番が回ってきて嬉しそうな表情をしている。



 


「そうね、召喚獣というのはね。召喚魔法によって召喚された生き物のを指すのよ。まぁ、獣以外にも召喚されたりするのだけどね。使い魔と違って数の制限は無し。その術者、召喚術士とかと呼ばれる者の力量によるわね。その分使い魔よりも関係は浅いし、使い魔みたいに永久的に召喚し続けることはほぼ不可能ね」


「ほぼ?」




 先を促す声にええ、とアリスが頷きながら続ける。




「魔力さえあれば永続的に召喚したままでも大丈夫だわ。別に送還しなくてはならないということはないの。そして、分かったと思うけど、今言った‘‘送還’’っていうのがあるの」


「それはもしかして……」




 誰かのゴクリと喉が鳴る音が聞こえた。



 


「───どんな場所からでも任意のタイミングで召喚獣を戻すことが出来るわ」




 皆の顔色が悪くなった気がした。



  


 つまり、この不思議な現象の原因は人為的なもの。ほぼ確実に召喚術士が居るということだ。



 


「では、今回のはやはり……」


「そうですね、召喚術士の仕業ということでしょう」



 


 ジーラント伯爵が徐に発した言葉に四人以外の声で返事が返ってきた。




「おぉ、キール司教殿。無事でなによりですな」


「いえいえ、遅れて申し訳無い」



 


 そう言いながら此方にやって来たのはまさしく神官と言った格好をした、まだ若そうな男性だ。まだ見習いのような子どもの神官をお供に二人連れている。



 キールというらしい司教が此方に向き直る。



 


「これはこれは剣の勇者様とお仲間方。本日は誠にありがとうございました。剣を取り、弱き者の剣、そして盾となるそのあなたの姿に神もお喜びでしょう」


「……当然のことをしたまでです」



 


 アリス、ユキ、ソウタが目線で俺に対応しろと訴えかけてくるので代表して言う。あまり、宗教には関わりたくないが……。ここまでに来る途中に嫌な事があったからなぁ。



 


「私はこの街の教会に勤める司教であり、神の僕でございます。パール教会本部より派遣されております」


「パール教?」



 途中に会ったのとは違う宗教だ。確かあれはラーディなんとか教だったはず。うん、思い出せない。名前は短い方が真面目にいいと思う。




「この世界……この大陸の西側では代表的な宗教だよ」



 ユキが教えてくれた。


 そこにキール司教が続ける。


 


「えぇ、そうです。旧大陸から続く由緒正しき神の教えを守る世界的宗教でございます。……まぁ、事実を言いますと悲しいことですが、東側では余り影響力は有りませんがね。昔は違ったのですが……」


「へぇ……」


 


 まぁ、なんかあったんだろう。キール司教が悲しげに顔を伏せる。でも、今はこんな事関係ない。




「一応この国の国教でもあるわ」


 


 アリスがさりげなく説明をつけ加える。そうですか、国教ですか。別にだからといって安心出来る要素はどこにも無いのだが。


 話を戻そう。



「で、何しにやって来たんですか?」


 

 俺の発した言葉により、少し崩れかけていたこの場の雰囲気がまた重苦しいもになる。……多分ね。




「えぇ、そうでした。危うく忘れるところでしたね。勇者様方は召喚術士を倒しに行く。違いますか?」

「いえ、違いません」



 


 当たり前だ。即座に答える。例え、困難に満ち、皆に止められようとも悪は倒す。それが勇者を勇者たらしめるのだ。



 こんな地獄を作り出した奴を、皆の幸せだったであろう生活を破壊した奴を勇者である俺が許すはずがない。



 すると、キール司教が意志を確かめるかのように此方の瞳を覗き込んでくる。



 ───目が合う。



 


 少しドキッとした。なんか、怖いような、不安のような。心の奥底まで覗き込んでるかのようなその目。とても逸らしたくなる。



 いや、俺は何も悪いことは、疚しいことはしてはいない。例え、本当に心の奥底を覗かれても問題無いはずだ。



 逸らしたくなるのを必死に耐え、目を司教に対してしっかりと向ける。



 なんで、なんでこんなに目を合わせるのが辛いんだ。



 なんで、そんな目で見てくるんだ。



 やめろ。



 もうやめてくれ。



 


「……ふむ、特には……」



 そこで呟いた司教はチラッとアリス、ユキ、ソウタの三人の方を見る。



 何をしているんだこの司教は。……分からない。気になるので訊いてみる。



 


「何か?」


「いえ、何も……それより召喚術士のことについてですが。我々も協力致しましょう。……おい」



 


 すると司教はお供の一人に声をかけ、1つの紙を出させる。




「一体それは?」



 


 ジーラント伯爵が問いかける。



 


「このアイルミ周辺の地図ですよ。ご覧下さい」



 


 広げられた紙を皆で覗き込む。所々に印が付けられている。これは……。



 


「召喚術士が、敵が潜伏されていると予想される場所です」




 キール司教は自信のある声でそう言った。









約二週間に一回の更新を目標としています。出来れば一週間に一回とか、三日に一回とかするかも。


にしても、細かいところが書いてる内にプロットとずれてしまう事実。

そして、プロットを修正するという……まぁ、いいか。



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