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りんの、きゅうじつ!!

「えいっ!」

 もう今日は お休みだ!


 つかさ? さいきん おしごと おおすぎじゃない?

 ちきゅうから かえってきてから、ずっと なにかしら

 うごいてる(うごかされてる)きがしてならないよ??

 

「ほうほう?」

 だから、きょうは だれがなんと

 いおうと おやすみなんです!!

 


「いいんじゃない?」

 つか、ハルン民さんのウツ記憶封印して、ブっ倒れてた時は

 そふぃが記憶いじったって さっきサラッと言ってたけど

 どうしたのか よく分かんないな? ……ちょっと ふあん!!

 

「ひどい!」

「わっ!!!」

 びっくりした!!


 さっきから なんか 考えが ぐずぐずする と

 思ったら、そふぃが相づち打ってたのね…??


「…どっか、行きたい

 トコあるの? りん」 

「んー」

 このハルン来てから 慌ただしかったから、

 ちょっと ゆっくり見て回りたいかなー??

 

 

「ふーん、わたしも ここ来るの

 ひさびさだから いっしょにまわろ?」

 

 へー、さすが(?)そふぃ!

 来たことあるって、けっこう昔なのかなー??

 

「この前この国がドゴルド帝国と全面戦争してる

 時だから、……何年前だ? …ちょっと前??」

 

 あ! ごまかしたなー!!

 

『 ほぼ、200年前ですね 』

 へー?

(1年以上は長すぎ

 てピン来てない)

「ひぃ~~~!!!!」

「……っッ!!」


 いつもどおり気配を消して しれっと私の後ろ ついて

 きてた ひぃが、そふぃに 追い回されていた!!

(てゆうか、いま初めて気づいたけど、ひぃって

 私以上に 必要じゃないと しゃべろうとしないよね??)

 

 ……つか、ソフィって ほんと何才なんだろ??

 今の見た目は 妹よりわずかに年上の9才くらいなんだけど?


 

「「「おお……?」」」

「「「え…え??」」」

 

 ざわざわ!

 

 にしても、街の まんなかの 大きな道

 歩いてるけど、すっごく人が多いね!


 そして、すっごく見られてるんだけど!

 ……もう! そふぃ はしゃぎすぎだよ!?


 

「いまの銀髪の人、めっちゃくちゃ

 キレイじゃなかった……!?」

「あんなキレイな人、生まれて初めて見たっ!!」

「瞳が赤かった けど、魔王…なわけないよな?」

「ふつうに歩いてるなんて、そんなワケないだろ?

 ファッションだよ! ファッション……ッッ!!」

「だよなー??」


 ……はて、誰のこと

 言ってるんでしょう??

(つか、赤目だと魔王に なんの??)


「ふふん♪ わたしのリンだからね……!? 

 みなが見とれて当然なのさ……っ??!!

 ってか、はじめて会った時より ちょっと背ぇ

 のびた?? ちょっと大人びた感じがするぅ…」

「それは」

 そふぃさん! あなたが

 逆に縮んだからですよっ!

「そっかー、気のせいかなー??」



「隣のちっこいの、小動物っぽくて かわいくね??」

「妹にして 懐いてきたら、猫っ可愛がりしちゃいそ!」

「お持ち帰りしたいよー!!」


「ぞくっ!」

 いいじゃん? ソフィも

 けっこう人気じゃん??

「いやー! リンの

 となりがいいー!!」

 

 

 

「リン様ー! やっと

 見つけましたッ!!」

 

 パタパタと駆け寄ってきたのは、さいきん

 知り合った(かわいがった)ハルンの姫ちゃん♪


 私より2・3才 年上な感じだろうか?

 初めて会った若い頃の らいらよりかは、まだ幼いかんじー。

(胸は私より ぜんぜんあるっ!)


 

「勝手に消えられてしまっては、みな心配して、

 みんな安心して……明日の準備を必死にして

 ……明日失敗すると我が国……もうあとな…」


 ん? なんか様子ヘン?? 

 ―――ハルひめの後ろを覗き込むと、

 そふぃが 姫ちゃんを操ってた!!



 

「そふぃー!!」

「あー! バレてしまったー!! かははは?」

 姫ちゃんの本心暴露するの、やめてあげて??

 この人けっこう いっぱいいっぱいだからー!!


「リン様わたし、もう

 穴豚決定でしょうかッ!!?」

 姫ちゃん、泣きそなの

 がんばってこらえてる!

 

 いやいや、こんな意味不明ソフィアなことで

 人生台無しに なんかさせないから!!


 ―――つか、これが今のあなたのお仕事なんでしょ?

 なら、けっこう尊重するよ。逆の立場なら わたしも

 力の差あるからって理由だけでイジメられたくないし!

(それじゃ、あの家のチチハハと なんの違いもないから……)



「り゛ん゛さ゛ま゛~゛!!

 ソフィさんがイジメて

 くるんですー!!」

「よしよし」

「むー!」

 

 ……それにたぶん、このひめしか私のそばに

 ついてられる人、居なかったんだと思う。

 わたしが明日までに この国離れて(まだ正確には停戦中)

 帰ってこなかったら、ウチの信者ひとたちは絶対に

 宗教リンを守ろうとする この国を滅ぼそうとするだろうから……。

 

『 リン様の予測は 96%の確率で的中すると考えられます。

  現在 ハルン国内に展開されている部隊は、内乱並びに残存部隊の鎮圧に最適化された部隊配置となっております。

  名目上は、[ 諸外国からの便乗征服を企図する 敵勢力の対抗・排除のため ]と 大義は なっておりますが…… 』 

 

  うーん、ひぃの言うことは

  あいかわらず むずかしいっ!?

( ……でも、みんな平和に にこにこ笑顔☆ っていう

  のは、 いつだって おとぎ話の中にしか なかった!)


 

「なんだ! この美少女たちはッ!!」

「おお! 片方は聖女様だッ!!」

「もうひと方は、初めて拝見するッ!!」

「愛らしい上に うつくしいッ!!」


「なんか、」 

 すっごく 目立ちすぎるね? さっきから注目されてたのに、

 ハルヒメが来てから、もっと人だかりが すごくなった!


「福眼だ!」「嫁にしてー!」

「金髪のちっこいの奴隷で飼いてー!」

「(……排除いたします!)」


 いちお、ウチの兵隊たちは(きんにくたい)

 目立たないように見張っててくれてるみたい。

 変なこと言ってたやつは、どんどん

 とおくへ つれて かれてるよ??




「ですね、場所変えますか!?」

「ん…つか、」

 姫の名前聞いてなかったよね??

 流石にそろそろ 不便になってきた!

 

「よくぞっ! ようやく名を聞いていただけましたっ!!

(このまま名無しのままで居るかと 私は心配で心配で!)

 わたしは、元ハルン国 第一皇位継承者のシャルロッタ=エリエルです!」


「へー、」

 エリエルちゃんかー!

 じゃあ、エリちゃんかな??

(よろしくねー☆)


「まあ、この国で実力も影響力もトップ フォーも揃ってるんで、

 この世界で よっぽどの強者でも 返り討ちにできますよね!?

 ―――ドラゴンでも天使でも かかってこいってんだー!!」

『 ピコン! いまフラグが立ちましたよね!? 』

『 ひぃさんが言うと、ホンキで

  なにか起こりそうだからコワイ! 』


「……え、」

 よ よん?? 


 えっと ソフィと わたしと? ひぃも

 普通に強いから……あとは~…??

 

「あ、いちおう わたし……??!」

 エリ、言ってて 恥ずかしくないの??

 ついきのう ボロ負けしてた気がするけど……?

「ううー!」

 責めてるわけじゃなくて、

 純粋に聞いてみたかっただけ!



「これでも、父上から神に祝福された英雄の力 受け継いでるんで、

 この国だと敵なしだったんですよー!!!」

 うわー、うさんくせー?

 ……ほんと!????

 

「ほんとですッ!」

 エリ姫は つぶらな瞳で見つめてきてるが、わたしは

 他人のことは よっぽどのこと(ソフィとの最初の出会い級!)

 がない限り信用しないことにしてるのだ! ハハ残念だったな…!!


「うう…っ!」

 エリそのまま 道の ど真ん中で うずくまる。

 うー! 人が多いから早く はなれたいのにー!!


「あー、」

 どうなの? そふぃ?? ……ちょっとウザい

 ので…、ちょいとだけ助けて あげよう!

(無理なら置いてく!! お仕事なんて知らないっ!) 




 ◇

 

 

 

「まあ、いくら護国の魔法加護 受けてたとしても、最重度のウツ受けてあれだけ動けて、今も

 記憶封印 受けないでピンピン動けてるの、この国で5人しか居なかったから。

 普通に強いのはホントなんじゃないかなー…?? ここでリンにウソ言っても、

 試されてバレて困るのはエリエルー…しか居ないわけだし!!」

 

 初めてエリヒメを名前を呼んで、ちょっと

 ぎこちない かんじの そふぃー!

 


「うそー!? 逆に5人も

 居たんですか??」

「うん、姫のエリエル(あなたっ!)、ハルン王(ウツ受けてる時は ずっと転がってた

 けど、なんのフォローしなくても勝手に回復してたっ!)、前イスエルで見つけた

 運悪い女勇者ちゃん(ああリン、加護つけ忘れたね)、そこの店の人、謎のカラス!!」


 ああ、ハルン国が勇者無視する政策取ったから成長できなかった、

 ひぃと つい堕としてみた、不遇の勇者 アンナ=ヴェンベリ??

 

「わたしを見つめても、ハルン聖王国の仕組み上

 勇者は必要なかったんですから! わたしを

 責めても、意味ないですよ……ッ!?」


 キョドりながらもエリリンは

 ちゃんと受け答えしてくる!

 

 ち、さすがに まともな線

 だと攻めきれないかッ!!


 

『 どうやら、採取のギルドクエストで

 こちらに来てたようですね……?? 』

 魔力パターンから場所移動の情報を

 把握して、行動を読み当てる ひぃさん!!

 

 ……うん、期待を裏切らない素敵な不運アンラッキーっぷりだね??

 ―――つかウツからソフィの助け無しで 回復の

 最後の2つ、なにか おかしくなかった??

 

「ええ、よく分からない単語が

 聞こえてきましたね……??」

「……!?」

 どうやら、エリも ひぃも

 疑問に思ったみたいだ??

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