ねむたくて、ちきゅう さいきょう のろいは、うつうつ!?
「こちらです、この
ビルの最上階です」
案内されたのは、天まで届くよな
山の大きさの箱の一つ。
「ここだけは整備してあるから、
ちゃんと電気も通ってるんだー??」
「こくっこくっ」
ひぃも眠さは限界みたいで、反応も
やっとであるきながら半分眠ってる。
―――てか、[ でんき ]って なんだろ?
通ってるってことは、そこらにいるってことだから、
リンネ村のスナモグラみたいに、
冬の非常食料に出来るってことだろうか??
……でんき、おいしいと いいなー??
「ぶふっ……ッ!!!!!
あ、こちらです」
なにやらロング黒髪の クール地球少女は吹き出して、
ものすごく何か言いたそうな顔してたけど、
私の顔見て諦めて、案内に
がんばって集中してる!
……うん、何が言い
たかったん だろう??
パタン!
ひぃが倒れるので、ずりずり
引きずって起こす。
うむー、これが攻撃だったら、
私たち簡単にヤラれてしまうわけだ!
……ライラさん、リムドさん、
ごめんかもです! 先に謝っときます!!
―――どーせヤラれるとしたら一瞬だから、
こうやって考える時間無いのだろうし。
「……こっちです」
こーやって考えられる余裕があるなら、
こっちには くさっても神のソフィアが
居るのだから、なんとでも手の
打ちようがあるんだから。
……てか、遠くね?
地球人って こんなに用心深いのっ??
◇
「ありがと……ぉぉぉぉ…
ふに……ふに……♪♪」
やっと着いて、ふかふかの寝床もらったので、
ひぃさんを 優しく寝かしつけて、
「ぐぎゃッ!!
すや♪ すや♪」
ソフィを そこらに投げ捨てる!
……ああ、重かった!
ソフィには たまには、
これくらいの扱いしてあげないと、
いつまでも調子に乗り続けるからなー?
「ええええ……」
地球少女は再びドン引きしてた!
……てか、この子いつもドン引き
してる印象があるなー?
うつうつ……。
あ、眠くなった……。
さすがに床で寝転がってるソフィかわいいなーって じっと見つめてると、
かわいそうになってきたので、ひぃの隣に寝かせて私も隣に潜り込む。
「おやすみなさい♪」
―――あなたに、
すてきなゆめを♪
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「ふあわ?」
起きると、無事だった。
……それと、地球少女に
ずいい見つめられてた。
ちょっと肌寒かったので、
引き寄せて あたたまる♪
「ふひゃあああッ」
かわいい悲鳴が上がるが気にしない。
うむ……? 素肌の方が感触が良い☆
目を閉じたまま ずんずんむいて、
だきしめ まくらだー♪
「ふひゃああぁ?」
頭にひいてるソフィの
おなかも心地が良い♪
「うううう…
うううう!」
ひぃは そふぃにガンガン
蹴られて迷惑そうだったが、
足の付け根を支配することで、
「ふいいいい♪♪♪」
そふぃを静かにさせて、
逆に甘い声を上げさせて
平和を勝ち取っていた……!
◇
話を聞く。
地球少女は、さち と あおい
という名前らしい。
最初から起きてた方が さちさんで、
ずっと背負われて寝てた方が、あおいさん♪
……てか、起きない起きないとおもってたら、 どーやら私の魔術がガッツリ効いてたらしく、
「【 起きろ 】って命令
したら跳ね起きてくれた」
「!!!!
?????
がるるるー!!」
あおいさん、
なんだか激しい。
「なんかさっきからすごい
見たことある感じが……」
ひぃさん、何か言い出してる!
言いがかりは やめんときなさい!
―――ほら、2人とも怖がってるでしょ!
「えっと地球は、ある日突然
すべての人が[ ウツ病 ]に
なってしまったんです
それも、いきなり一番重い」
黒髪 地球少女さちさんは
深刻な顔で語りだすので、
……うん、いきなり
話が重いー!?
―――なにがあったかを、
攻撃しかけたそうな あおいさんを
ぎいいと抱きしめ抑えつけ
とつとつと教えてくれる。
「ほー?」
なにそれ? [ うつびょう ]?
……おいしいの? それ??
知らない言葉があるのは いつものことだ!
ひぃとかソフィとかが いつも難しい言葉
自慢げに使ってくるので(なんでそんなに
たくさん知っているんだろう?)、
周りの人はそんなものなのだと
少し慣れてしまった自分がいる。
「むふふ…っ♪」
「すみません……リン様なんだかんだ
分かってくださるので、つい……」
ソフィの得意げなドヤ顔以外は、
すべてを許せる大きな心を
私は持っているのだよ??
「ひゃ~~
!!!☆」
とりあえず、ソフィは四角い透明を開けて
地上に投げ落としておく……っ!!
「ふっほい♪」
―――パタパタのんきに
飛んでやがるッ!?
「リン様、これは
窓ですよ??」
へー、リンネ家の家にはなかったから
(父が全部、ふさいでしまってた)
初めて使い方 知ったよ。……てかいいね、
これだと外も見れるし光も入ってくるから、
暗くて じめじめ悲惨にならなくて済むね?
……拷問したい気分に
なりづらいねっ??
「「ぜったいに、まど!!」」
地球の さちと
秘書の ひぃの、
初めての共同作業だった!
◇
「なに、
うつ?」
―――響きだけ聞くと、けっこう
かわいいよね??
うつうつ♪
「全然おいしくなんてないです!
わたしたち人類は、それで私たち
以外滅んでしまったんですよ!?」
私のソフィ投げに あっけにとられてた さち
さんは、ちょっと遅れて反応を返してくる。
……地球の人って、みんな これくらい
のんびり屋さんだったのかな―??
―――ちょっとツメてあげると、
反応良くなったりすんのかな?
「さち、太陽と ともに
輝いて―!!」
「わたしには……! 窓が
そばにあるんですよッ??」
朝日で眩しくオレンジに包まれた
地球さちさんは、確かに
見にくかった!!
……2人とも仲良くなったみたいで、
ひぃの仲良しさんが出来たみたいで、
いろいろ楽しみが増えて、
とってもうれしい♪
「うつうつ つー??」
「? ほわわ~~~♪」
何も知らない戻ってきたソフィと、手を
取り合って、なんだか気ままに踊る!
「末期だ こいつら、
なんとかしないと!」
危険ではないと さちさんに しぶしぶ
納得させられた あおいさんは、
(なぜかこの人は匂いがしな
くて、存在に気付きづらい)
部屋の掃除がしたくて
たまらないみたいだ?
◇
だいじょーぶ!
呪いなら私の専門だから、
だいたいの生きる呪い系なら、
なんとかできるんだよう??
「あ、ごめん、りん。
私が設計した仕組み通りに この人たちが
言う[ うつ ]が働いてるんなら、
ぜんぜん呪いじゃないや」
「えっ?」
「あっ!」
「ほー?」
ソフィが いきなり真顔に戻って、
いきなり衝撃の事実を伝えてくる!!
うわーん! 私の なごやか時間を返せ―!!
……さちさんは てけ驚いてたけど、
あおいんとかは、なんか知ってて
ひた隠してた みたいだった!
……ではソフィねえさん、どういうことですか?
ちょっと にじり寄ってくるソフィから後ろ足で
逃げて距離を保ちつつ、事務的に理由を聞いてみる!
「うう……リンと
距離を感じるよぅ……」
ソフィ(いちおう神)は、私が居ないと
けっこう うるうる、さみしいみたいだった??
―――そして明かされる、地球最強
[ 地の呪い ]の真実……ッ!?




