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ソフィの ちきゅう おせわと、どれい けいやくっ??

「ああ、どーりで妙に素直だったり、


 わたしも言ったか覚えてないようなこと、

 ずっと なんか書き留めて、大事に取って

 おいてたりしたんだ……??」

 


 ソフィは なにかに納得がいったようで、

 小さな手を ぽんと打ったりしてる!


 ……うわ、コイツ神の

 自覚なかったのかよ!!



 

「いやだって、あの人たち、なんか

 わたしより賢そうなんだもんっ!

 

 私がなんか言うと、ちょっとバカに

 した感じで笑ってくるんだもん!!」


 んー、神としては地球の人たち

 ソフィのこと慕ってた

 んじゃないかな?


 ……神としては! 人としては

 どうか知らないけどー!

 こんなやつだしー!

 


「うう……!

 心当たりあるだけに、

 なんも言い返せないっ!


 でも、今はもう壁にぶつかるって知ってる人

 居ないだろうから、宇宙計画もまた、失敗

 しまくってるんじゃないかなあ??

 

 私が関わったのはアポロ18号と惑星探査船ボイジャーって

 ヤツまでだから、彼らの言う西暦1977年? くらいまでなのかな??

 

 

 いちお、その3年前に彼らも[ 二重すりっと じっけん ]ってので あげたヒントから、

 地球が虹石アーコ・アルマの魔法装置だって気付き始めたから、

 あとだいじょーぶ だろーな-? って完全放置 決めたんだけどね??


 その後は 虎になるまで、

 ちょっち遊んだりとか……??」


 ……いや、私に聞かれても!

 私まだ生まれてないし!


 もっと自分の人生、

 自信持とうよっ!!


 

 

「たぶん 70年代 あたりが、地球の人たちが

 外に出れるかもしれないと信じられた

 一番の時期かなとは おもう!


 

 まあ、地球のやつらもバカじゃないから、

 [ 二重すりっと じっけん ]から あと

 私が(よっ)つか(いつ)つヒントあげるくらいで、


 簡単に地球から出入りできるようになるくらい

 だったから、キット自力で辿り着いたん

 じゃないかなー??


 ……うん、信じてる!!!!」

 

 ……それっって、けっこう

 ハードル高いんじゃないの?




◇ 

  



「うーん、ノイマンさん級が20人くらい

 同時に現れて、研究自由にできて、本気

 を出し始めたら、3年しないで

 届く くらい……??

 

 ほんと、あの人 頭

 良かったからな―!」

 

 

 ……うーん、それは地球人類にとって、

 高いハードルなんだろうか??



「ほわわ…ー」


 ―――ああ、ソフィが遠い目をしてる、

 なんだよ、それって難しいんじゃないかよ。

 

 ……いや、こっち見んなし!

 なんも出ねーよ!!

 




「 いまはこっちの時間も 進んでるから、

 だいたい向こうは2倍ちょい、3倍近い

 時間の進み具合だと思ったから、もう

 西暦2500年くらいになってるのかなー?」

 

 ―――500年も放置してたの?

 もう地球、滅んでるんじゃないの??




「仕方ないじゃん!


 大戦で暴走して、冷却のため

 虎になるしか無かったんだから!」


 ……その話、初耳

 なんだけどー?? 

 

 

 なんか、けっして決められた透明なオリの

 外側に逃れられない地球の人とか、

 ちょっと かわいそうではある。

 

 わたしの実家の小屋と重なる。

 ―――出れないと単純に病むんだよなー?

 

 


 

「魔法技術か魔術工学とか発達してれば

 ワンチャンあるんだけど、あの人たち

 中世ヨーロッパって時に[ 魔女狩り ]!

 って言って、

 

 魔術師とか魔術技術とか、せっかく私が

 伝えたの、ぜんぶ捨てちゃったから、

 けっこう厳しいのかもしれない??」

 


 ……おーいい! なに、

 根絶やしにされてんねん!

 


 




「いや、科学っていう

 [ ぼくたちのかんがえた さいきょうのぎじゅつ ]

 で行きたいって言うなら、私は止めはしない!!


 でも、彼らの技術に合わせて ヒントあげる

 のはシャクだから、最初だけしか

 あげなかったの……!!」

 

 

 なんだい、暴走するって分かってたら、

 ちゃんと導いてあげればよかったのに。


 ―――彼ら、教えれば ちゃんと

 素直に聞き入れたんでしょ??



 

「いや、地球忘れてて、気付いたら

 2000年くらい経ってたというか?

 

 ルクレティウスたんとか素質あったから

 こっちの世界に勧誘してたんだよ?

 他の石の世話とかもあったし??」




 

 ―――まずそもそも、ソフィ

 生き物の世話向いてないよね? 


 

 餌あげるの忘れてたとか、出られないトコで

 飼っててエサあげなきゃ、そりゃ生き物は

 死んじゃうだろうし。

 

 

 ……つか、放置してたせいで魔術師と

 魔術が滅んで、かがく? っていう

 民間信仰が はびこったのなら、


 まずは科学と科学師を皆殺しにして、

 もーいちどソフィの教えを

 広め直すべきだったし!


 

 

「うんまー、ねえ?

 科学者も 一生懸命生きていたんだ!

 かわいそうじゃん……??」

 

 ―――それで地球滅ぼしちゃ意味ない

 でしょ! ソフィの この偽善者め!!

 

 だから甘いとか甘いとか 甘っちょろいとか

 言われて、誰からも忘れ去られて、虎に

 なって永遠に駆け回るハメになって

 たんだよ……っ!!!




「うう……わたしはリンほど

 ざんこくに なれないよう……!!」

 

 いや、わたし

 やさしいよ?




「優しい人は、足手まといだからって

 殺して関係切ろうかとか、

 (山越えのとき)

 ちょっと軽く拷問とか、

 (山越えのとき)


 そんなこと絶対しません―!!」



 また思い出したのか、ソフィは

 涙目で力説してくる!!

 ふーん、普通の人って、

 意外と何もしないんだね??


 ……てか、あんた何歳だし?

 さっき2,000年放置とか

 言ってなかったっけ……?


 

 




 

 

「……夢の9才児??」 


 てへ、と かわいく笑うソフィ、

 特徴は よく居る金髪青目の幼女だ

 けど、気品があって、すんごい きれい。


 ……つか、金髪ってゆー

 より、青みががってんのね。



 ―――こら、うそ

 つくの やめなさい!




 

「あ、でも、下位世界の方が時間の進み早いから、

 2千歳ってわけじゃ決してないんだからね?? 


 虹石アーコ・アルマの機能に、時間の

 早送りも あるんだからっ!」 


 ……いや、知ってる。

 どーみてもソフィ、私より

 精神年齢下でしょ。

 


「うー!


 わたしリンより

 おねーさんだもんっ!!」



 初めて会った時から、私が夜の営業掛けるだけで めっさ動揺してたし、

 たぶん ほんとの年齢も、数才ソフィのほうが年上ってだけじゃないかなー??

 ……ちなみに、たしか私は数えで14、らしい??


 物心つくまではチチハハが歳数えてた

 から、そこは信用出来ないんだけれどっ!


 



「あ、あと! 私が知ってるのは、[ 地球 ]の他に

 [ 天球 ]とか[ 火球 ] とか創ったんだよー??」


 あ…、話ずらし

 てきやがった!


 ……ふーん??

 地の呪い、天の呪い、火の呪いかー。

 地に縛られる、天に縛られる、火に縛られる。

 



 ―――そういえば、私たち、

 わたしとソフィって、この世界は

 なんの呪いが掛けられているんだろう?

 

 もう眠かったので、

 そんなことを考えながら、

 ……わたしはストン寝入る。

 

 


「リン……?

 リんン…?


 ……もう、しかたないなー?

 えへへ……♪ あれ……??」

 

 ソフィも もう夜だし

 私と寝ようと考え、

 …ハタと気づく!








 

「ちがうわー! 本題は

 こっからだわ―!!!」

 


 ……?

 ソフィがなんか背中

 ポカポカ叩いてくる!?


 うっさい眠たい!

 明日でも いーじゃないかー!?

 


 

「いや、1秒たりとも長くアイツの

 手元には置いてけない……ッ!!」

 

 ……? ち……!

 気付いてしまったのね?


 ああ、思い出したら、玉の中の人

 たちが気になっちゃったのね?




「てことで、取り返しに行こ…!!」

「がるるうううううううぅ…!!!」


 寝ようとしたら起こされて、

 ふきげんな わたしですっ!!

 


「はうううう!???」


 いーじゃん!


 きっと地球は みんな重さの

 呪いでやられて、火球は 燃える呪い、

 天球は 軽くなる呪いで全滅してるって!

 (ねむいので、てきとう) 

 




「いやいや……!


 もし仮に生き残ってる人たち居たらどーすんの?

 明日の朝だと、まだ10時間くらいある

 でしょ? 向こうの世界だと、最低でも

 25時間だから1日になっちゃうんだよ??


 時間の変換機の調子が悪かったら、1時間

 1年とかも充分に有りえる

 わけなんだしっ!!」

 

 力説してくるソフィ!!

 ……あー、はいはい!

 


 じゃあ、帰ってきたら これから一生、私に

 絶対服従ね……!? その条件なら、

 今すぐ一緒に行ってあげていいよ??

 




◇ 





「まー、元からリンには なんでもされて

 いいってか、なんでも してあげたい

 ってか…………」


 めっちゃ顔赤くして もじもじ

 指なんぞ突き合わせてる!

 

 なんか、めっちゃ かわいいので

 とりあえず ぎゅうううううう

 うう 抱き締めておく!!

 

 


「おぼれちゃう……!!!

 リンで おぼれ しんじゃう!!!

 うれしい☆ けど時間がないー!!!」


 耳元、大声で叫ぶ そふぃ!

 …………うっさいわ!!

 (小さい子供らしく、

  ソフィの体は あっつい)





「……はふぅ!

 はぁ…はぁ…!

 ちょっと落ち着いた!


 ……じゃ、簡単に

 契約、済ませちゃうよ?」


 ……うん? 口約束とかじゃなくて、

 そんな魔術でもあるの……??




「えへへ♪ 私の

 とっておき☆☆


 なんだよう??」


 ソフィは わたしに にへへ

 笑いかけ、魔術を発動した!!

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