まおーそうだん かいー!!
くろと:
あなたさま、いつも ありがとう♪
前回分量が多かったので、調整して こちらに移してます。
……ごめんね、あいしてる!!
「それでは市民の相談に
乗ってあげてください!」
「え゛……??」
え……? 王様取られるんじゃなくて、
王様として? わたし、そんなに
信用されちゃってて いいの??
―――ちょっと しんじらんない。
しかも、王さまが部下に仕事振ら
れるなんて、予想外すぎる!
「今 独立の手続きでみんな忙しいんですー!
……それとも、各国との折衝とか財務管理とか
戦争債務発行請願とか兵站供給整備
やりますか……っ??」
ライラが珍しく凄んでくる!
(ほんと初めてかもしんない?)
……う、なんか どれも難しそう!!
「で・す・の・で♪」
ニカッと笑いかけてくるライラ!
……笑顔が怖いと思ったのは、チチハハ
以来3人目の快挙なのかもしれない??
「王さま、なにかしごと、して頂けますよね?」
「……う、わたしにできることなら??」
「よかったです♪(ぱああ)」
私たちの仕事したくない!
させたい! の攻防!
「あははは
は……っ!」
ソフィアが隣で お腹を
抱えて爆笑してやがる!
うう……、コイツも
道連れにしてやる―!!
「人手が必要です! ソフィアが
ぴったりだとおもいますー!」
「……そうですねー、いくらカラダが小さく
なって魔力が消失してるとはいえ、
ソフィアさんの知識大系はリン様に大いに
お役に立てるかもしれませんねー?」
「うぇ……?」
共同前線は確立された!
よっしゃー! 引きずりこんだ―!
「「「いえーい!」」」
わたし、ライラ、リイラで
拳を合わせ、成果を喜ぶ!
……復活したんだ、リイラ。
あんた位置取りうまいね?
「えー!?」
「ではー、最初の方どうぞー?」
不満を上げ 逃げようとする
ソフィアをガッシリ脇に抱え込む!
リイラが てちてち案内役をしてる!
「ではっ! お願い
いたしますね??(にこっ)」
ライラさんは トコトコ
どこかへ走って行ってしまい、
じゃじゃーん♪
そうして魔王市民相談、一人目が現れた!
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・ひとりめ×
おじいさん
「最近腰が辛くてのう……」
ん、ここの流れが
滞ってるね。えい!
「うっひょー☆ あんがとー?
……ばあさんまっとれー!」
ダッダッ!
「……それって、精力増進のツボじゃ?」
「あ、そういう腰使いじゃなくて?」
「……たぶん あのおじいさん、歩くのツライ
とかそういう流れだったと思うよ!!」
うーん、言葉
って むずかしい!
「……まあ! 結果として走れるように
なったんだからいいじゃない!」
「……リンの発想が えろいっ!」
「元気になった姿を早く奥さんに見せてあげようって、奥さんおもいなんですね―?」
……リイラが純粋で つらいっ!
・ふたりめ×
ぼうけんしゃ
「ゆうしゃ めざしてます! 夢なんです!
2年かけてレベルを3上げたんですよー!」
勇者に必要な強さは分かんないけど、まずは自分が進めるトコまで進むといいんじゃないかな? 壁に当たってからが ホントの勝負だとおもうしー?
「……てことです?」
「ありがとうございます! 教えてもらった教訓を胸に、特訓がんばります……っ!!」
タッタッ!
……てゆーか、いま私倒せば、自動的に勇者認定されるんじゃないの?
それに気付かないあなたに、たぶん勇者の才能はないんじゃないかな―?(ひとごと)
「……うーん、悪い子
じゃないんだけどな―?」
「リン……手厳
しい……ッ!!」
・さんにんめ×
ねこみみ しょーじょ
「まおーさまに なりたい!」
うん、いいことだ♪
私の後を継ぐことを
認めてあげようっ!
《リン様の後継として認められましたので、
準魔王として権限を付与いたします…!》
「あ…ッ!」
やべ、やっちゃったかも?
「……」
「そふぃあ ただの しょうじょ
だし、なにもわかんない…!」
ソフィアめ! こんな時
だけ幼女づらしやがって!
そっぽ向いて知らんぷりするソフィアの
服の前開きから、火傷の痕がペロのぞく。
「……ん、かんべん
してあげる…」
「……ッ!?」
「ありがとー!☆」
……ねこみみは帰した!
つか、何かに満足してた!
―――はて、なんでしょー?
・どれいしょうにん
「いい調教法は ありますかな?」
うん、やっぱり便利にスムーズに使うには、心を折ることから始めたいよね? その上で、必要な知識とかスキルを ご褒美形式で完璧に覚えさせて、……後はご主人様への刷り込みだよね?
奴隷として側で使うなら、用途は何であれ いざとなれば弾除けにも使いたいし、命を懸けさせられるくらい落とし込みできるかが、奴隷調教スキルの明白な分かれ目だよね??
「リンが……ッ! こんなに
語った初めてみた……!!
……てこと みたいです?」
「まさに最高の奴隷調教 哲学!
魔王さま、おみそれいたしやした!!」
「うわー!」
リムドさんも最初会った時は奴隷商人って言ってたし、この町には(あ、もう国か) 奴隷商人って あふれてるのかもしれないね?
うん、ソフィアが翻訳して
くれて、ほんと たすかる。
てか、地面に ひざまずいて足先にキスされ
るとか、ちょっと照れんだけどー……?
「はっわわ!?」
叫んでるリイラ見て……いまおもったけど、
この子の育て方って だいじょぶかなー?
……私のそば居ると きっと歪んじゃう
と おもうんだけどー…??
「いや、手遅れじゃないかな?」
《リン様、なるようになれです!》
ソフィアと ひしょー、
二人して励ま(?)される。
「じゃーねー♪」
笑顔で見送る。
うん、仕事熱心な奴隷商人
さんは、いい商人さんだ!!
・わかもの
「さいきん かてない」
仕事が おわらないーッ!!
……もう夕焼けだよ? みんな
あの美しさを味わおうよ??
「あ、これで
最後ですよ―っ!?」
リイラが ふらふら自分の役目を
終え、その場にペタン座り込む。
そっか!♪
……えっと、勝とうとするから
勝てないんだよ?
もっと自分と向き合わないと!
「……! 心の目が開けました!
これから師匠と呼ばせてください!!」
……あれ? ソフィアの心の声 便利翻訳は??
わたしなにも話して無く…ね……??
「にはは」
《にはは》
そふぃー、ひしょー、二人して
その笑い方、怖いからやめてー!
……つか、なに たくらんでんの??
―――てか、私の予感当たっ
てたら怖すぎんだけどー??
「リンちゃんさま、
おつかれさまですー!」
「ん、おつかれさん」
……てか、ちょっとみんな、魔王のことを頼れる お姉さんか何かだと勘違いしていないだろうか??
―――ホントはもっと怖い存在なのにー!!
……だいたい理由は予測がついた。主にライラとかライラとかライラが原因なんだけどー!?
出張まおーさま人生相談は、日が
暮れて やっと終了したのだった!!
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「うう……ひどい目に遭った!」
居候してる ライラさんの屋敷に戻ると、ちょうど帰ってきたライラさんと出くわす。
「王さま、民草の気持ちを分かって
いただくには、これが一番だったのです!」
「おかーさまー♪
おしごとおわったー!」
「よくやったねー?」
ライラも幸福まおう教の大集会(さっきは市民向けだった)が終わったトコらしく、顔を ふつふつ赤く染めてる。
リイラがライラに抱きついて、ライラが母親らしく(!?)抱き返す。
……私はハハに抱き締められたことも優しい言葉を掛けられたことも一度もなかったので、ちょっと複雑な気持ちになる。
うん、わたしとは違ってリイラには
幸せになってほしいね??
「ん……?」
「っ……!」
ソフィアが私の気持ちを察して、小さい手で
私の生きてる右腕の人差し指を掴んでくる。
―――わざわざ反対側までトコ動いて
くれて、その気遣いが嬉しかった。
……ちょっと泣きそになる。
そうだ、言っておかなきゃ!
「私は いーんだけど、リイラちゃん
付けといてダイジョブなの?
……たぶん街中なら守れるとは思うけど、
その代わり いろいろ歪めたり
壊しちゃうかもよ??」
―――私に関わると、
だいぶ危険! なんだっ……!!
ソフィアは黙ってる、めずらしい。
「あー、もー、しょーがないです
刺客とか放たれてた時、一番対応できるのは、 戦闘力が高すぎるにしても、リン様の
おそば だと考えておりますから……」
「そっか」
ライラは ちょっと諦めたような、寂しい
よな、そんな情けない笑顔で答える。
リムドさんは まだ執務が続いているらしい。
ライラは これから夜食の
差し入れに行くと言ってた。
―――わー、たいへんだー!
「情報によると、明日か明後日には
ハルン聖王国の魔王・イスエル討伐軍が
半日の距離に到着との予定です。
今は充分に体をご自愛ください」
突然ライラとリイラがトンと
膝をつき、ようよう頭を垂れる。
「ん、わかった!」
―――そっか、そろそろ戦争なんだ。
じつは……いきなり空気が変わって、
今日一番 緊張した瞬間だった!
ゆうな:
いつも ありがとっ!♪
あなたのこと、だいすきだよっ!
あなたに素敵な一日を~っ!!☆




