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突然の出会い...

キャンパスライフはこうでなくっちゃ!

 大学一回生、だれもがうらやむ大学生。高校3年生は、キャンパスライフに憧れ、社会人もまた、キャンパスライフに憧れる。サークルに入っては、スポーツや色々なイベントに参加し、恋し、彼女ができて、ムフフなこともできると思っていた!


 だが!今起床し、歯を磨いている俺の気持ちはこうだ!


(大学の講義、めんどくせえええええええ!!!!!)


そう、全然キャンパスライフを楽しめずにいた。俺こと、大道寺卓也だいどうじ たくやは、一回の前期の終わりごろにさしかかるも、彼女はできないわ、サークルはチャラすぎてなじめないわで、暗鬱なキャンパスライフを送っている!


「ちょっとー!早く、洗面台早くどいてよねー!鏡見ながら化粧とかもしたいしー!」

と、俺の姉、大道寺茉莉だいどうじ まりは口うるさく言ってくる。まったく、姉というものはうるさいものだ。

「うるせえ!まだ、俺が使ってんだよ!もうちょい待てよ!」

と、俺は寝起きのイライラなのか、ついつい声を荒げてしまった。

「あ!?今、なんつった!?まったく…これだからDTは……」

そういって、茉莉はトコトコとリビングの方に向かっていった。ちなみにDTといのは、姉の俺に対するあだ名だ。俺のイニシシャルからきている。まったく腹立たしいあだ名だ。だが、DTは間違いないので、俺の手をじっと見つめる。

(俺の恋人はお前だけだぜ…。)

まったく、そもそもあの茉莉とかいう鞠みたいな化物乳をした女も彼氏ッ気無いくせに俺によくとやかくいえるぜ。だが、姉を女として見れない!という男性諸君もいるのだが、俺は全然ありだと思っている。なんといっても、可愛いし。しかし、これは最終手段だ。この俺のDTをこじらせた時、最後の手段として、土下座がが光るのだ。頼み込めば、やらしてくれそう!な気がする…。


 という、冗談はさておき、そろそろ急がないと大学へ行く時間の余裕がなくなる。俺は、早く大学に行って、後ろの方の席に座りたいのだ!


「DT-!!!なんか、DTの友達が来てるよー!!!イケメンだよー!!!早く行ったげなー!!!」

という茉莉の声が響き渡る。(イケメンの友達…?イケメンな友達はいないし、そもそも一緒に大学へ行くような友達はいねえぞ?)と思いながらも、急いで歯を磨き、顔を洗う。そして、その他もろもろの用意を済ませた俺は玄関へと向かう。


「じゃあねー!行ってらっしゃい!チューする?」

と、茉莉は笑いながら言っている。(うるせえ…。何言ってんだこいつ、可愛いな)と思いながらも、靴を履き、玄関を出る。


(待っている友達とはだれなのだろうか…?)

という、疑念を持ちながら外に出た俺を待っていたものは、まさかの人物だった…!

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