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EP10:一人のハンター:現在

真紅の獣


語り伝えられるそれは赤黒く揺らめく炎に縁取られた憤怒の化身。


何者もその前にまろびでて、いきてはもどれぬと語られる恐怖の獣。


街に転がり込むように逃げ込んできた一団。この狂ってしまった世界で、なお希望を運ぶ武装商人。


彼らをして青ざめ恐怖せしめる者。


「赤い獣だ!」


その一言で集まりかけていた住人達の足が凍りつく。皆一様に表情が硬い。


「もう…駄目だ。この街も沈んでしまう」


「先週に北の街が消えたばかりなのに」


「は、早く逃げなければ!」


混乱を呈していく街角に一組の人馬が現れる。くすんだフード付きマントには、数多の傷跡。歴戦を思わせる、漆黒のブーツ。


「ハ、ハンターだ!」


人馬に気づいた待ち人が悲痛な声を上げた。


集団から少し距離を置いて、馬を降りた者がフードを払う。流れ出る金色の奔流に状況を置き去りに人々が目を向ける。


「金髪・金眼…ハンターリセ…」


「かつて数多の獣を狩り、東の城すらたいらげたと言う、現代最強とも言われるあの…」


街人の声など聞こえぬかのように、美しい澄んだ声が響く。


「こちらの責任者にお会いしたいのですが?」

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