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没落貴族の成り上がり  作者: 権兵衛
没落貴族はテオロギア士官学校で学ぶ
21/21

入学式と部屋割り

「と言うのは冗談です」


ズデーーーーッッッッ


「なんだよ嘘かよ」

「よかったぁ」

「つまんねえぇの」


魔力をうまく使えない状態で戦いたくなかったからよかった


「まあ、雨降る時期にクラス内で戦ってもらうからあながち間違いじゃないけどな。さてと、んじゃ体育館移動するか。」


担任について行き体育館へ移動する

今回は一年生が集められているようだ。アポロとイポスが歩いていた。もう友人を作っているようだ


「どうかしました?」


『俺の姉が居ただけだ』


「なるほど、あの方が神童で有名なアポロ様なのですね」


「おい、前に気をつけろ。」


アウィスに注意されながらCクラスの列に並ぶ


「これよりテオロギア士官学校入学式を始めます。開式の言葉。副学長お願いします。」


白を基調とした制服を身にまとい髪の毛を一つに括った女性が司会を務めていた

副学長はかなり毛根がやられているようだ。長い開会の言葉が終わり壇上から降りる


「ありがとうございます。次に学長お願いしまっ!あぁ」


司会のマイクを奪い取り話だす


「よおおおおお!!若造ども!!!!」


キイイイイイイン!とマイクが唸る

眠そうにしていた生徒もこれで目を覚ましていた


「起きたか!!はっはっは!!!私の名前はフウィール・ゼアだ!!この学校のトップである。見ての通りスケスケの幽霊だ。お前らにようなクソガキどもを残せねぇって未練でこの世に存在してる。新入生が存在するかぎり私は死なねぇ!!もう死んでるがな。ガッハッハ!!!あっ勉強ちゃんとしろよ!!じゃあな!!!!」


「あ、ありがとうございました。次に生徒指導担当教員お願いします」


嵐のような人であった。司会の人も少し戸惑っているが様子を見るに通常運転のようだ


「君たちは本校に入学したザマズ。本校は全寮制ザマズ。異例は認めないザマス。」


ザマス口調の怖そうな女教師が現れ諸注意を述べていく


「寮の部屋は守護と召喚者二人一部屋ザマス。部屋の大きさはSクラスから段々と小さくなるザマス。設備は同じザマス。門限は夜23時には帰宅することザマス。校則違反は重罪ザマス。追って処分をするザマス。以上ザマス」


「ありがとうございます、次に…」


そうして入学式が終了した

教室に戻り席に着く、隣の席は空席だ。召喚者の隣の席が守護の席であり、相変わらずコハクは姿を現さない


「はい、では入学式お疲れ様でした。じゃあ色々説明しますね」


梅雨の時期にクラス内対抗実力試験

初夏に体育祭。この時Cクラスは上級生クラスのCクラスと協力して他クラスと競い合う

体育祭後に前期テスト

その後長期休み

休み明けに文化祭

その後遠足

後期テストがあり

冬休み

その後学校別実力主義大会が

その後進級テストを行い、成績が良ければクラスランクが上がり、悪ければランクが下がる


「これが大体一年の流れです」


「はい先生!遠足はどこ行きますか」

「実力テストって何するんですか?」

「休みはいつまでありますか?!」

「実力主義大会ってなんですか?」

生徒からの質問詰めで困り果てている担任は頭をガシガシと掻きゆっくりと補足し始めた


「まず、実力テストですが、君たちの加護を使用した戦闘を行ってもらう。 次に遠足は未定です。休みは一般の学校と同じくらいだな。学校別で行う戦闘大会だ。一年生は出ることはまずないから安心しろ。」


疲れ切った先生は椅子に座りドアに向かって手招きをする

するとドアが開き俺らと同じような制服を着た上級生らしき人たちが入室してきた


「このあとは校内案内だ。こちらは生徒会の皆々だ。自己紹介お願いします。」


「いや、はぶらせていただこう。こちらとしても時間がないのでな。」


メガネをかけたいかにも真面目そうな生徒会の人が先生の話を遮り、一歩前に出てきた。


「ついてこい。一年生ども。」


そういい、足早に教室を出る生徒会の人に急いでついていく。ざわざわついていく俺たちをひと睨みしながら説明する。


「ここは悪魔を召喚した召喚者と守護が学ぶ場である。向かい側は天使を召喚したものたちが学んでいる。近づくことはお勧めしない。」


指を指しながら、説明する。奥に見える建物は白く、煌びやかで合った。こちらの建物は落ち着いた色合いが主であるが、あちらは明るい色合いで少し目がチカチカし出した。


「真ん中は中庭である。隣は食堂だ。昼食をあそこで食べるものが多い。中庭には薬草が生えている。少しの調剤なら事足りる。」


次に行くぞと足早に去っていく。急いでついていく。図書館、採取場、闘技場など様々な場所を巡り最後に寮にたどり着いた。

様々な場所を歩いたため疲れ切っているクラスメイトが見られる。


「ここが一年生どもの寮だ。部屋割りは地位で決まる。詳しいことは中にはいり確認するように。」


ゾロゾロと中にはいると寮母さんがいた。さっきの生徒会の人はここまでのようだ。寮母さんから料理場、洗濯場、トイレからルールなどの説明を受け、自分も部屋を確認した。


「最上階か」


落ちぶれたとて、公爵家であるため結構広い部屋だ。

このクラスにいる公爵家は俺一人だそうで5階暮らしは俺とコハクのみのようだ。


「やっと終わったのか」


『コハク!急に出て来るなよ、びっくりするじゃねか!!』


扉を開けようとするとコハクが背後から急に現れた

謝る様子もなく早く開けろと言わんばかりに催促してくる


『この液晶に魔力を込めればいいんだな?』


「ちょうど二人分だな。これ以上登録しようとすると初期化する使用だ。」


『セキュリティー万全だな。よしこれで開くはず。』


魔力を登録しドアを開ける

中は思ったより広かった、入り口付近に下駄箱、浴室とトイレがある

少し進むとキッチンと物置が用意されており、そのままリビングに行けるようになっていた


「異常は特にないな」


『開口一番それかよ、思ったより広いな。それぞれの個室もある。どっち使う?』


「こっち」


そう言いコハクは入り口から遠い方の自室へ入って行った

俺は逆側の部屋に入る

中はこじんまりしているが、暮らすぶんには申し分ない。窓も大きく小さなベランダが付いていた。


『風が気持ちいな。さて、荷物の整理をしなくては。』

フウィール・ゼア

種族 幽霊

属性:??

守護:??

加護:??

肩書き 国立テオロギア士官学校 学長

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