ドキ!ドキ!!新しい出会い!!!
カルマの襲来を受けたが俺たちは無事に宿に着いた
いよいよ明日は入学式である
明日は自分のクラス、寮部屋が決定する
今は明日に備えて休んでいるわけではなく、筋肉トレーニングに勤しんでいる
「ワクワク、ドキドキだねぇ!」
「全員一緒のクラスになれるといいけどな!!」
「ソルがどうなるかよね、貴方は実技試験で落ちているワケだし」
『ついて行ける様に今も筋トレしてるんだろうが!!』
強くなりたいという俺の願いを叶えるためにコハクは新たに課題を課した
全身の筋肉を鍛えるだけでなく、魔力の使い方も鍛えるトレーニング内容になんとか着いていっている
『このレベルで根を上げてたら士官学校でやっていけねぇ!!』
夜の空に俺の声が響く
いよいよ明日からテオロギア士官学校生徒となる
カルマの様な変人が多い学校でやっていくために早く魔界で採集を済ませてしまいたい
そして朝になり学校へ旅立っていった
「かっこいいな!!この制服!!」
「ねー!みんな似てるけどちょっと違うお洋服!!」
白いワイシャツに黒いベストに俺とコハクは金色のボタンと筋が入っている 今日もコハクは姿を隠している
アポロとイポスは青のボタンと筋、シルウァは赤、モミジは金色であったがライオは赤と金色が半々であった
おそらく加護を受けた七つの大罪色によって変化しているのだろう
ブレザーは黒、ネクタイは黒だったがネクタイピンは属性色であった
ズボン、スカートも黒を基調とした所々それぞれの色が配色されていた
「さあ、みんな着替えた様なので向かいましょうか」
コハクを除いた6人でテオロギア士官学校へ向かう
道中俺たちと黒と白の配色が逆の生徒がいた
「おそらくあれは天使を呼び出した生徒だろうな!」
「んね、近づいたら消されそうな雰囲気だねぇ」
近くに守護がいない様だが、悪魔を召喚した俺らとはまた関係地が異なるのだろうか
天使を召喚した生徒たちは俺たちとは反対の方向に進んでいる
天使と悪魔では校舎が違うようだ
「見えてきたよお!あれがクラス表かな?」
イポスが指差す先には大きな看板が建てられていた
「あそこまで競争だぜえ!!!着いてこい!!!」
「競争なのに着いていくのはおかしいでしょう、」
ライオが走り出しその後ろを急いで付いて行く
「見て!!わたしとアポロ同じクラス!!」
「守護なんだから違ったら困るわよ、というか悪魔の名簿もあるのね」
アポロとイポスはAクラス
ライオ、シルウァ、モミジはSクラス
俺とコハクはCクラスだった
「これ、SからDまであるみたいね」
「Sが最高クラスか!よしゃー!!がんばるぞ!!」
ライオが気合を入れるために頬を叩く
Cクラスか、中の下の方だな
ここからなれるかわからないがライオと同じクラスになれるように鍛えていこう!!
ちなみにカルマはSクラスだった
一年生に教室は北側2階にあり奥からD・C・B・A・Sクラスと並んでいる
5人と別れた後自分のクラスに向かう
扉を開けるとすでに生徒が集まっていた
静かに過ごしているもの、すでに友達を作っているもの様々だ
自分の席を確認し移動する、なぜだか見られている感じがする
「あいつが七つの大罪を呼んだやつなんだろ?」
「そんな奴に見えねぇぞ、Cクラスだし」
「あまり噂しないでよ、あの人一応公爵家よ」
ヒソヒソ何か言われている
見たところ上級貴族は俺以外に見られず、子爵や伯爵が多いようだ
「あ、あの!」
どの様に関わっていこうか悩んでいると隣から声をかけられた
声の方を向くと青い長い髪を垂らし間から垂れ目の灰色の瞳がこちらを覗き込んでいた
「貴方が、ソル・クロノス・カルテリヤー公爵様ですか!?」
『あ、はい、、そうですよ』
「わぁ!お会いできて嬉しいです!!申し遅れました僕の名前は【イセベル・オノル】と申します。エピメイリス公国オノル伯爵家三男です。七つの大罪である強欲の罪を召喚したと耳に挟みお話しして見たかったのです!」
『ど、どうも…』
すごい早口で話すな、後ろで興味なさそうに控えているのがオノルの守護だろうか
紺色の髪と黒い切長の瞳を持つイケメンだ
「…ふん」
仲良くする気はなさそうだ
「あの、今強欲様はいらっしゃらないのですか?」
『あぁ、今は不在だ。何か用でもあるのか?』
「いえ、そういうわけではないのです。」
いないと伝えたら見るからにしょんぼりしたな
コハクのもたらす影響は大きいようだ、隠れてもらっていて正解かもしれない
「そぉだろ?」
『うわぁぁぁぁ!!!???』
耳元でコハクの声がし、情けない声が出てしまった
不思議そうな顔をするオノルと周囲の視線が集まるがそんなこと気にしてられない
急いで周囲を見回すがコハクの姿は見えない、しかしはっきりコハクの声はしていた
「闇属性の応用だ。今俺は全身闇に包まれている。お前の鼓膜も闇に包まれている。そこを繋げて話しかけてる。後会話も様子も全部見ているからな。」
忠告を受け背筋が伸びる
「どうかなさいました?クロノス公爵様」
『いや、なんでもない。後ソルでいいし敬語もいらない。この学校は実力主義なのだろ?俺もイセベルと呼ばせてもらう』
「敬語は癖なので見逃してくださいソルとだけ呼ばせてもらいますね。こちらは僕の守護のアウィスです。」
「どうも、アウィス・カエルレアです」
気だるげだが、三白眼のおかげで近寄りがたい雰囲気だ
手を差し出されたので快く握手をする
「おーい、席につけ。出席をとるぞー」
先生らしき人が入ってきたため急いで席に座る
俺の隣の席は守護が座るものらしく空席だ
「はい、君たちの担任となりました【デセオ・トリスティス】って言います。俺も悪魔を召喚したもので属性は闇、加護は収集です。物限定で集めることができます。」
金髪のアフロを揺らしながらダルそうに個人情報を話していく担任。少し目元がコハクに似ている気がするが気のせいだろうか
「では今から君たちには…戦ってもらいます」
「はあぁ!?」
「嘘でしょ!?」
「よっしゃあぁ!!」
『そんな急な、嘘でしょぉ』




