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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

僕と君と悪いやつ

作者: 明朝

性的な描写はないですが、少しグロい部分がございます。読まれる際にはお気をつけて。

僕と君はずっと一緒だった。

家は隣同士。幼馴染みというやつ。

はじめて会ったのは、今でもよく覚えている。あれは幼稚園だった。


「あなた、だぁれ」

そう僕に話しかけてきた君は、ツインテールだった。

そう、僕の君のイメージは間違いなくツインテールだった。

あぁ、もちろん、今は違うよ?


その時は、何だこいつって思ったけどね。何となく一緒に二人でいたね。なんでだろう。

まぁ、それは別にいいんだ。



一緒に住んでいる家族よりも君のことをわかっていたと思う。

遊ぶときも何をするにも君のそばにいた。

逆も然りだろう。

そして、君は可愛かった。


両家で、山にキャンプをしに行ったことがあった。バーベキューをして、川遊びをして。二人で遊び疲れて眠ったね。

僕はふと夜、目を覚ましてしまった。

テントの外に水を飲みに行った時に、隣のテントから、君が出てきた。思わず二人で顔を見合わせた。

じんわりと二人で笑った。夜なので声を上げずに。


「ねぇ、山頂にいこうよ」

「なにしに」

「んー、きれいだったから」

「いいよ、いこ」


お互い、手をつないでえっちらおっちら山を登る。

幼稚園児の足で5分ほど。

大人ならすぐにつくくらいだろう。


山頂は、遮るものがなく、満天の星が見えた。

「「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」」


しばらく二人で星を眺めていた。


「あっ!流れ星!!!!」


「あ、ホントだ!」


いくつも星が流れる。

「すごいね」


僕は、その時の流れ星の記憶より、彼女の横顔の方が印象深かった。


今思えばこの頃には君のことが●●だったのだろう。


お互い小学校に上がっても一緒に遊んだ。高学年になると少し君が遠くなった気がした。それでも、頻度は減ったが一緒に遊んだ。


「お前、あいつのこと好きなんだろ?」

クラスのガキ大将のようなやつが僕に吹っかけてきた。

あのとき僕はなんて答えたのだろう。

「す、好きじゃないもん!」


こんな感じかもしれない。小学生というのは残酷だ。

相手の気持ちも考えず、自分の興味だけで動く。

もし、自分がその立場になったら…という想像もできないのだ彼らは。

あぁ、憎たらしいったらありゃしない。全員…。



それ以降、僕らは少しだけギクシャクした。

一緒に遊ぶことが減り、学校でもあまりしゃべらなくなった。



「新春の陽光を浴びて、若木は芽生え……」



中学に上がった。

君は可愛いだけでなく美しくなった。

君とは少し疎遠になってしまっていた。

仕方ないことなんだ。男と女の子は中学では世界が違う。

そして、彼女は運動部に入った。


だから、仕方のないこと。でも僕にはそれがすごく寂しかった。


君が、夜中に僕の部屋を訪ねに来たことは未だに覚えているよ。

「どうしたの」僕がそう問いかけたね。

「私、わたしね、」なんだか不安そうな顔をしていた気がする。

「部活の先輩に……」

僕は、あぁついにこのときが来たんだなって思った。

いつかは、来るとわかっていた。

「告白されたの?」

消え入りそうな声。「……うん……」沈黙がただただ痛い。

僕には、きっと君の相談を受ける権利はない。

そう思うと、少しだけ涙が出てきた。必死に抑える。


「君は、どうしたいの」

「………………」

「その先輩、どんな人なの」

「……よく運動ができるの。それに頭も良くて、優しいの」

「そうなんだ……付き合ってみれば」



バチン




ガチャッ



彼女が座っていたところには染みがあった。



あくる日、学校には一組のカップルが誕生していた。



僕は自分を呪った。いっそ死んでしまおうかと思った。

そうすれば彼女の中に永遠に残るだろ?

だから、いっそ、学校で飛び降りでもしてやろうかと思った。


人間、死のうと思いながら生きていると、案外死ねないものなんだな。


そうやってのうのうと生きていると彼女が別れたと聞かされた。

けれども、僕らは没交渉だった。

学校でときたま目が合ってもふっと目をそらされる。



そうだ、決定的に関係を壊したのは僕だ。

関係を壊してしまうのはいつも僕なのかもしれない。

独占欲と自己防御が自身の中でいつもせめぎあっている。

そして、決まって彼女とのことになると、自己防御がいつも強くなってしまう。悪癖だ。


その後、彼女はずっと美しくなった。芸能事務所からスカウトが来るくらいには。


高校に上がるとともに、彼女はモデルとして働き出した。

有名になるのはそう時間がかからなかった。

一躍時の人だ。

世間の人がみんな彼女をもてはやした。


高校では、同じクラスになれたはいいが、きっと彼女の目に僕は映っていない。

彼女は、部活動などにもなにも参加せず、学校が終了すると同時に、迎えに来ている事務所の車に乗って帰る。


時たま、彼女が深夜、家のドアを開けるのを見た。スポーツウェアのようだった。

毎日、彼女の部屋の電気は、僕が寝るときにはついていた。

毎日、僕が家を出るより前には、事務所の車が走り去る音が聞こえた。

毎日、夜遅くに車で送られてくる彼女の音がする。


僕は、その時少しでも勇気を出して話しかければよかったのかもしれない。

でも、その少しの勇気すらなかった。


毎日、僕は自分の部屋のドアすら開けられず、数十分眺める生活だった。


少しでも、変われていたら、彼女は応じてくれたのだろうか。


そうして、入学後一月くらいした梅雨の頃。


彼女が倒れたと母に聞かされた。


居ても立っても居られなくなった。

僕は走って病院に向かい始めた。


雨に振られながら、泥濘に足を取られ、車に水をかけられ、なんとかして病院にたどり着いたときにはもう夜になっていた。


門は閉まっていたが、飛び越えて入った。

不法侵入だとはわかっていた。


扉を開け、病院内に侵入する。

そして、彼女の病室を調べる。

一番上だった。

階段で走って上まで上がる。


そして、部屋にたどり着いたときには彼女はベットにいなかった。

そこには何やら紙がおいてあった。


ざらりとした感触を覚えた。

いやな雰囲気を感じた。背筋はぞわりと寒気立ち、体からなにか出ていくような、それでいて悪いものが入ってくるような。

体験したくなかった、そんなものだった。


屋上に急いだ。



バタン!

慌ててドアを開ける。


彼女は飛び降りる直前だった


「あれ」

「なに…してるんだ」

「来てくれたんだ。ありがとう」

「なにをしているんだ!!!!」

「自殺しようと思って」

「なんで」

「……」

「……」


「ねぇ、月ってさ。こんなに明るくて綺麗だよね」

「……」

「でもね、私は嫌い。本当は醜いくせに。きれいに見せかけているだけなんだ。」

「……」

「私ね、」

かなりの時間があった。

「辛かったの」


そういう彼女の眼は笑っていた。


「全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部」


「狂いそうなほど。」


「私は必死に我慢したの」


彼女の目から涙がこぼれる。


「いつか、ちゃんとあたしの方を向いてくれるって」

「だからね、私、うれしいの」

「あの日から、時計の針は止まったままだよ」

「だから。だから、私、今、うれしいの。どんな形であっても。私は、君が私を見ていてくれる。」

「それだけで、ただひたすらに嬉しかったの。ううん、嬉しかった」


「嬉しかった…?」


「うん。でもね、これは、違うんだって。そう気が付いたの。」

「だから、ごめんね。ありがとう。さようなら。」



「好きだったよ。」



息が詰まる。


「………でも、…。」


僕は、その後のことを覚えていない。

君に何かを言われたのは覚えてるんだ。

でも、何も思い出せない。

君がどんな顔をしていたのか、泣いていたのか、笑っていたのか、軽蔑していたのか、怒っていたのか。なにもかも忘れてしまったようだ。

遠い霧の靄の中をひたすらに搔いている。ずっと、君の顔を探している。


ふと、朝目を覚ました。

なにかしないといけないという気持ちだけを抱えて家の布団で寝ていた。

あまりの滑稽さに笑ってしまっていた。体を起こし、洗面所で顔を洗う。自分の醜さから逃げるようにいそいそと家を出た。


朝日がまぶしかった。爽やかな風が吹き抜ける。その風は、どこに行くのだろうか。益体もなくそんなことを考える。

結局、昨日は引き留められたのだろうか。

記憶はなくしたままだ。病院に向かうことにした。


何にもなかったかのように、彼女はベッドに横たわっていた。その周りには、色とりどりの花が飾られていて、置かれているバスケットの中には果物がたくさん入っている。しかし、一切手を付けていない。


その周りにはクラスメイトがたくさんいた。

「あぁ、来てくれたんだ。」

彼女は僕を見ていなかった。


周りのクラスメイトが口々に言う。

「いきなり倒れたって聞いてびっくりしたよ」

「そうそう」


「みんなごめんね。ちょっと疲れちゃったみたいで」

彼女はか弱げな顔で微笑む。

その笑顔は、美しく、また可憐で、彼岸花を想起させる。どこか凄惨な笑顔で、見た人すべてが息をのみ、何も言えなくなる。


一拍。


「い、いやいや、大変だね。」

「そ、そうだよね。大変だもんね。」

「体調悪くさせちゃいけないし、帰ろうか」

「う、うん。そうそう」


微妙な顔をして彼女たちはそう言う。


僕はクラスメイトのその他に紛れ込み、じっくり見ていた。


「いやぁ、怖かった」

「本当に、なんなのよあの女」

「憎たらしいったらありゃしないわ」

「自分は特別です。って顔ですましちゃって」

「本当に最低。あーいやな気分だわ」「見舞いの品代分、損した気分」

「そうそう、今からでも返してほしいくらいだわ」

「まぁ、あんな嫌な奴のこと話していても仕方ないし、カラオケでも行こうか。」


ギャハハハハハと下品な笑い声をあげながら彼らは繫華街に消えていった。


あまりの言い草。聞くに堪えなかった僕は空を見た。


そんな僕を覗き見していた女が一人。後になって、いたらしいということに気が付いた。やたらと目が合うと思っていた。


その後、彼女は退院した。

芸能活動も少しの間、休むことにしたらしい。


彼女のお母さんからそう聞いた。事務所も今回の件は少し反省したらしい。

一月の休暇ということになった。


僕は、それを聞いて少し嬉しくなった。彼女が少し、近くに戻ってきてくれたような気がして。


また、もしかしたら昔みたいに、一緒に変えられるかもしれない。叶わぬ願いかもしれないが。

そう思うと、やっぱり浮足立つのは無理ないのかもしれない。


彼女はそれからは事務所の送迎はなくなり、歩いて通うようになった。


とある日の下校中の帰り道、橋の下に座っている彼女を見た。


そんなところに座っている彼女を見て、僕は少し昔の記憶が蘇った。


「ねぇ、ささぶね、ってしってる?」

「しらなーい、なにそれ」

「こうやってね、はっぱをおふねのかたちにしてながすの」

「ふーん、やってみようか」


彼女は、僕を見つけたのか手で招く。


それが、なにか美しいように、それでいて神聖で、抗えない、そんな心持にさせられ、ふらふらと誘蛾灯に誘われる虫のように引き寄せられた。


「ねぇ、ちょっと遊んでいかない?」


記憶の彼女と現実の彼女の姿が混じる。


記憶の彼女の姿から、今の彼女の声が聞こえる。


その声は恵の雨のように感じた。砂漠の中でオアシスを見つけたようなものだ。


「昔さ、こんなこと、あったよね。覚えてる?」


「…覚えてるよ。ちゃんと。」


「……そっか。」


ふふ、といって彼女が笑う。


「何しようか。笹船でも流す?」


「……そうだね、いいと思う」


へらりと笑うと、彼女もそれに釣られて、またふふっとやさしそうに笑う。


「次は、水切りでもしようか」


テンションが上がり、そう言った。

彼女はにやりと笑い「じゃあ勝負だ」


最初の石は、僕の方が上手く跳ねた。

2投目、3投目と続いていくにしたがって彼女の方が跳ねる回数が多くなっていく。

石選びが悪いんだろうか、投球フォームが悪いんだろうか。

スポーツをやらないためわからない。そういう時は、できている人のホームを見るのがいいのだろう。

横で彼女のフォームを盗み見る。

口実だ。

でもいいんだ。



幻のような、夢心地の時間だった。一時の間だけでも一緒にいることが出来た。

その後、一緒に歩いて、家まで帰った。



夜。少し、眠るのが苦しくなるような。そんな夜。



「ねぇ、今から散歩に行かない?」


いきなり鳴り出した電話口の向こうで彼女の軽快な声がする。


「え……今から?」


「君、ダメだよそんなんじゃ」


「え…」


「いい?夜を歩くのに理由はいらないの。夜はどこまでも自由で。どこまでも包み込む、無限の世界なの。」


「だから、夜を歩くのに理由をつける必要はないの。」


家のドアを出ると彼女はもう待っていた。


「昼ってさ、不自由だよね。何をやってもてんでダメ。もう、泣きそうになるくらい。」


「そうかな?」


「そうだよ。昼はどこまで行っても不自由で。不器用で。何をしても、否定の方が多いんだ。それに引き換え、夜を見てごらんよ。どこまで行っても、人間の力で見える範囲なんてごくわずか。」


「それもそうだね」


僕は彼女の言葉を全部受け入れた。


会話するのが楽しくて。


自分でなくしてしまった幸せを噛みしめながら。
























その日の朝方、彼女は首を吊って死んだ。らしい。


僕は朝、母親にたたき起こされて、彼女の家に行った。


遺書を見せられた。


心が破れる音がした。


それからの日々は、ガラスの向こう、どこか遠いところにあるように感じられた。


しばらくして、ちらりと噂話を聞いた。

あのこ、いじめられてたんだって。家でも、学校でも。


ガラスが割れた。


僕はそれからその噂の出どころと確かさを確認した。



その日から僕の復讐の時間が始まった。

まずクラスの……

次は芸能人の……




「ふぅ……これで全員かな」

もうすっかり癖になった独り言を無意識に呟く。

夜の学校帰り。校門前に彼女をいじめたやつらの首を全部置いてきた。

今頃は、あの世で仲良くしているといいな。

彼らはきっと地獄行きだろう。おそらく僕も。


まぁ、それでもいいんだ。彼らが地獄に落ちて永遠に責め苦を与えられれば。

そうすれば、彼女もきっと認めてくれるに違いない。


視界の端でちらちらと光が見える。

迎えだろうか。彼女が笑顔の様子が見えた、気がした。

おかしいな。

彼女は、もういないはずなのに。

なんで、どうして。

なぜ、彼女の姿が見えるんだろう。

僕は、今、何を見ているんだろう。


つい、足が止まってしまう。



頭がおかしくなったとかではない。本当にそこに彼女がいるんだ。

羽根をはやして。彼女は僕をやたらと急かすんだ。

「まだ歩け」って。


地面には水跡がぽつぽつとついている。


気が付いたら、家の布団に丸くなっていた。


彼女の姿はなくなっていた。

自然と涙がこぼれた。


「なんでだろうなぁ」


おもむろにテレビをつける。速報がやっていた。


「××中の校門前に大量の不審物が…」


どうやら見つかったらしい。


「学校に行かないと怪しまれるかな…」


「あんた、今日は学校中止らしいわ」


母親がそう言ってきた。

「家で自習だって」


「あぁ、そうなんだ」


「まぁ仕方ないね。こんだけの大事件だ。」

「一体、誰がやったんだかねぇ……」

母親がため息をつきながらそう言う。


「さぁ、誰だろうね」





「警察を甘く見るなよ、坊主」


そういうと、刑事は僕の腕を固めると、パトカーに乗せた。


景色が流れる。僕のことを凝視していた母がやたらと目についた。

不思議な光景だな。なんで僕は載せられているんだろうか。バレたつもりはなかったし完璧にやったはずだった。

彼女もそう言っていた。はずだ。


まさか、誰かバラしたか…?いや、生き残りがまだ…?

取調室

「今回の事件、やったのはお前って見当がついてるんだよ。早く吐いた方が楽だぜ?」

「そうですか。お巡りさんも大変ですね」

ドン、と机の上を叩く。

「わかってんのか!?お前、自分が何をしたのか!!!!」

「いえ、僕はなにもしてませんが」

「もう証拠も挙がってんだよ!!逃げ切れると思うな!!」

「そうですか。」

「」



「おかしいなあ」

彼女に問いかける。

彼女が微笑む。

「あれだけやったのになあ」

彼女が笑う。

「満足できないんだ」

彼女が泣き出す。

「なんでだろう」

彼女が怒り出す。

「…………………」

彼女との記憶がフラッシュバックする。


彼女の顔が七面相に変わっていく。


視界が揺れる。世界が軋む音がする。


カラン、コロン、と鐘のなる音が聞こえた。

その音は段々と大きくなってくる。

ついに、真横に来て一層大きく鳴る。

上空から、羽根の生えた人が降りてくる。


その人は、彼女の顔によく似ていた。


前にどこかで見た気がするなぁ。でも、どうして今になって彼女は僕の前に……。


あぁ、そうか。彼女はまだ足りないって…そう思ってるのか。


何が足りないのだろう……………………………


……………………


「あぁ、そっか」


天啓のようなものが降りてきた気がする。


一番初めに傷付けた僕を罰しなきゃいけなかったんだ。


結局、最も期待していたのは自分というオチなのだろう。

なんて滑稽なことだろうか。

「あはははは…」

情けなすぎて笑えてくる。


「そうか、後はひとつだけ。ひとつだけやれば、きっと僕は赦される…」


さようなら。


心の中でそうつぶやき、口を大きく開け。舌を前に出し。勢いよく目を閉じた。


瞼の裏で彼女が首を振っていた。



いかかでしたでしょうか?感想などあればお待ちしております。

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