まわる、まわる。
世界はまわる、反時計。
カチカチ秒針、音は聞こえず。
日時計みれば、影がのびる。
しかし今日は、その影も無い。
世界は西から変化を告げる。
黒々とした暗雲つづく、空は狭い。
さらさらと雫が降り始め。
身体に受ければ、霧雨浴びる。
真っ黒ではない。
ほのかな暗闇。
霧雨そろえば、虹がかかる。
光の反射は、奇跡を呼ぶ。
二重の虹は、色順変わる。
カッチカッチ。
車のウインカー。
車の中から覗く空。
なんて狭い、夕暮れの刻。
右へ回れ。
左へ回れ。
一時停止で、完全停止。
窓を開ければ視野も広く。
虹は消えども、西には光がキラキラと。
雲の隙間から覗く光は、神が降臨している証か。
なんて美しいのだ。
腹黒い人間の闇を、悩みを取っ払う。
光に目を奪われたキミの心は、浄化されよう。
祈りを捧げよ。
明日の天気も、明日のキミの病も。
すべてを知るのは、誰でもない。
知る術が無ければ、救う手も無し。
キミはそこに、絶望を感じる?
キミはそれでも、立ち向かう?
逃げることも、また先手。
挑むもまた、先手。
何が定石。
何が布石。
どの一手にも、意志は宿る。
まわる、まわる。
世界はまわる。
規則正しく、地軸を中心に。
傾きながら、自転公転。
見せてくれるは、美しき四季。
まわれ、まわれ。
キミはまわれ。
遠回りしたって構わない。
正解は、ひとつとは限らない。
どれだけ遠回りしたとて。
それはきっと、キミを動かすゼンマイだ。
はじめまして。
もしくは、お久しぶりです。
小田虹里です。
僕の名前に入っている『虹』を、少しだけ取り入れた詩にしてみました。
いつか、『虹』をテーマに書きたいとも思っていましたし、今日、書くことにしたのには、キッカケがありました。
今日の仕事帰り。
まさしく、この詩のような世界でした。
さらさらと雨が降って来たのを見て、僕はすぐに『虹』を探しました。
虹が出るには、あまりにも好条件だったからです。
こんな日には、虹が出る。そう思って、空を見上げ。きょろきょろと視線を向かせると、東の空に、大きくくっきりとした虹が出ていました。
はじめは、一重の虹でしたが、雨の濃度が上がると、二重になった虹が現れました。夢中になって、スマホで写真をカシャカシャと撮っていました。
小田虹里。
この名前は、僕が夢の中でふたつの大きな虹が架かった世界を見たことから、つけられたペンネームです。昔は別の活動名でしたが、なろうに登録するにあたって、こちらの名前に統一しました。
前回だした詩は、詩にしてはちょっと長めだったのかな……と思い。今回は、文字数を半分以下にしてみました。あまりにも長めだと、読みにくいのかなと。
いろいろ、作品の雰囲気だとか、文字数や表現の仕方など。学ぶべき点は山積みなので、このなろうで一生懸命勉強させていただければと思っております。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
また、次回作や過去作でお会いできましたら嬉しいです。
次の虹は、いつ見られるのかな。
2021.5.2




