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闇の中を踊る  作者: 東田 悼侃
14/20

密偵5

話の区切りの都合上、今回はかなり短くなっています。

丸山が、ウィリアムの腹めがけて蹴りを入れる。ウィリアムは、丸山の足を掴むと、関節と逆にひねりあげた。

だが、丸山も流石だ。床を蹴ると、ウィリアムが足をひねった方向に体を捻って跳んだ。弾みで、ウィリアムの手が足から外れる。

ウィリアムは、咄嗟に背後に跳んだ。左腕から血が垂れる。


「呆れたな。今のもかわすのか」


丸山は、左手にナイフを握っていた。


「完全にかわしたつもりだったんだがな。貴様もやるようだ」


刹那、丸山が跳躍した。ウィリアムは、懐から拳銃を取り出し、向かってくる丸山に二発放った。だが


「俺の勝ちだ」


丸山は崩れなかった。勢いそのままに、ウィリアムにナイフを突く。ウィリアムは、それすらもかわした。丸山の顔に驚愕が浮かぶ。ウィリアムは、丸山の顔面を殴った。丸山は背後へ吹っ飛んだ。


「焦ったぞ。銃傷を三つ抱えて突っ込んでくる馬鹿は初めてだ」


丸山は気絶した。ウィリアムが近付く。


「“敬意”、と貴様は言ったな。いいだろう。貴様にも敬意を表してやる」


ウィリアムは、拳銃を仕舞うと丸山を抱え起こした。


「これまで犯してきた罪の贖罪をする時間をやる」


ウィリアムは、丸山を背負い、階段を下り出した。


「俺の親友は、己の罪に悩まされながら死んでいった」


ウィリアムは、過去を思い出していた。十年前に起こった、あの抗争を。


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