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第二十三話 VS凜桜女子学園

今回は戦闘です。

とはいえそんなに長くありません。

翌日。

早い決戦日。僕は制服に着替えて早いうちに家を出た。舞は疲れてるのかは知らないがまだ休んでる。起こさないようにそっと行動をした。そして刀を持って僕は凜桜女子学園へ向かった。


「敵の学校だから必ず何かあるはずだ。気を付けないとな……」


僕は独り言を漏らしながら歩く。まさかこんな非常識をするやつがいるとも思ってなかったしな。少し笑っていた自分に驚く僕だった。


ーー

凜桜女子学園。

もうなんかこれただの女子校って言うよりはお嬢様校だよな?なんか近付いたら通報されそうな感じだ。お、冬美達だ。なんとなく想像はできてたが足取りが重そうだ。冬美達は僕に気付いて近寄ってきた。


「おはよう、秋渡君……」


やはりいつもの元気がない。室川達もどこか辛そうだ。それでも逃げなかったからいいと思う。


「ああ、おはよう。やはり怖いか?」


僕が尋ねると三人ともただ頷くだけだった。策も見つからなかったからな。ただぶつかって戦うだけだから余計にだろう。まぁそれしかもうないからしゃーないけどな。


「入ろうぜ。来ちまったんだしな」


「えぇ、そうね」


そして四人で校門を潜る。すると目の前に四人の女性が現れた。一人は金髪のロングヘアーの女子。武器は僕と同じような刀。こいつが恐らく生徒会長の弓月夏希だな。一人は茶色いショートヘアーの女子。と言うか幸紀だ。武器は二刀流の小刀。なんか意外だ。一人は黒髪のツインテールの女子。ずっと僕達を睨んでる。けど全く怖くない。ちっこいからか?武器はスナイパーライフル。いかにも遠距離戦を得意としてそうだ。そして最後の一人は黒髪のポニーテールの女子。こっちは静かに冬美達を睨んでる。僕は眼中にないらしい。武器はツインテール女と同じスナイパーライフル。やはり遠距離戦を得意としてそうだ。


「よく来たわね、関澤冬美、室川綺羅、工藤優衣。そしてそちらの男性は初めましてね。私は弓月夏希。よろしく」


弓月っつー奴が三人をフルネームで呼び、僕に軽い自己紹介をしてきた。凜とした声だ。


「初めましてだな。よろしく」


僕は特に動じずの挨拶を返す。すると何がおかしいのか不意に弓月は笑う。


「ふふ……。貴方もかわいそうね。わざわざ負けるために呼ばれたものなのに……」


……幸紀が言ってた通り、こいつは敗北を知らないみたいだな。しかももう勝つこと前提でいやがる。よく見ると横のツインテール女も一緒に笑っていやがる。反対のポニーテール女は鼻で笑ってる。スゲー自信だな。幸紀だけは心配そうに僕を見てた。その幸紀をチラッと見て大丈夫だと目で訴える。それに幸紀は頷く。わかったのか?スゲーな。


「ねぇ夏希、一つ聞いてもいい?」


突然僕の前にいた冬美が弓月に質問をする。それに弓月は笑顔で答える。


「何かしら?」


「あの校舎の外にいる生徒は何なの?」


言って冬美は外に出ている凜桜の生徒を指す。それには弓月ではなくて横のツインテール女が答えた。


「そんなのあんた達の惨めな姿を見てもらうために決まってるじゃん。だからギャラリーとして呼んだのよ」


馬鹿にしながら答えたちっこい女。惨めな姿、ねぇ……。


「ところであんたの後ろの女の名はなんだ?」


僕がそう尋ねる。それにツインテール女とポニーテール女と幸紀は答えた。


「あたしは佐々ささき希美のぞみ。覚えなくていいよ。どーせすぐ終わるし」


「私は斎藤さいとう千世ちせ。同じく覚えなくて結構よ」


「長谷川幸紀。よろしくお願いします」


おーおー、自信満々な佐々木と斎藤だな。ま、名前はわかったしいいか。二人に対して幸紀はおとなしいな。こっちの方がずっといい。


「さて、挨拶はこれくらいにして始めようか。ふふ……」


妖艶に笑い、弓月は時計を四つ渡してきた。一つは赤い時計。三つは黒い時計だった。つまりは赤い時計がリーダーなのだろう。冬美は受け取り、時計を僕達に渡してきた。もちろん僕には赤を。


「え!?あんたらのリーダー男なの!?楽勝じゃん!」


佐々木がそう叫ぶ。うるさいチビだ。だがこれには斎藤も笑う。


「あなた方は勝ちを最初から捨てているのですか?男が簡単に敗れて終わりますよ?」


いかにも馬鹿にしたような言いぐさ。それほどまで自信があるんだな。


「では始めましょうか。制限時間は一時間。どちらかのリーダーの時計を壊した方が勝ちよ」


「その前に一つ聞きたい。貴女は今回は誰を狙っているんだ」


ずっと黙っていた室川が弓月に聞く。だがそれは僕も知りたい。一体誰なんだ?しかし弓月はただクスクス笑うだけだった。


「今は内緒よ。終われば教えてあげるわ。じゃあ、ゲーム、スタート!」


はぶらかされて強引に始まったゲーム。なんつー女だ。敵はまず幸紀が攻撃をしてきた。これには冬美が対処。けど幸紀の攻撃速度は早い。すると幸紀の後ろから佐々木がライフルを構えて狙撃した。冬美は間一髪避けたがやはり幸紀とやりあってると完全には避けれないらしい。顔に少しかすった後ができた。


「冬美、手伝うわ!」「私も!」


室川と工藤が冬美の援護に入る。しかしこれはかなり危ないのでは……?そして気付いた。自分でも珍しく叫ぶ。


「待て!寄るな!」


しかし時既に遅く、三人の時計はすぐに壊された。何が起きたかと言うと三人が固まった瞬間に弓月が居合い斬りをしてきたのだ。つまりは室川と工藤は誘い込まれたのだ。三人は自分の時計を見て嘆いた。


「ご、ごめん……なさい……」


弱々しく呟き崩れ落ちる冬美。室川と工藤は無言で座った。そして三人を仕留めた弓月は僕を見て、


「どうする?まだ続ける?貴方一人になったけど」


もう終わったと言わんばかりに言ってきた。僕は鼻で笑い、


「おいおい。まだ僕を倒してないのに勝ち宣言なんかするなよ。まだまだだぜ?」


と答えた。それに弓月は特に何も言わずに、


「そう。幸紀、終わらせなさい」


と指示をした。そして幸紀は躊躇いもなく僕に素早く接近。僕は刀を出して、幸紀の剣を止める。連続で攻撃をして時計を狙うが僕はすべて防ぎ、狙撃主二人を警戒して隙を伺う。


「何してるのよ!あまり夏希様を待たせたくないから私が壊して……」


バキッ。


急に時計が壊れた音がした。幸紀の攻撃も止まる。


「なーんだ、壊せたんじゃん。じゃああたし達の勝ちね」


佐々木はつまらなそうに言ったが、


「か、会長……。すみません……」


幸紀は自分の時計を見せた。幸紀が着けていた時計はボロボロになっていた。これを見て佐々木は驚く。


「え!?ちょ、ちょっと!その男のは!?」


僕は無言で時計を見せた。時計には傷一つ着いていなかった。それを見て佐々木と斎藤は驚く。そのアホ面、写メりたくなるほどだった。そして僕は佐々木達に向き直る。


「次はお前ら二人だ」


そう宣言して走る。全速力ではないけど。それでも充分早いだろう。


「なっ!?」


「は、速い!」


二人は慌てたが時既に遅し。時計を握り潰し、破壊した。しかも二人の武器はライフル。近距離戦にはかなり弱いだろう。ま、仮に構えていても見えなかったと思うけどさ。


「そ、そんな……」


自分の時計を見て唖然とする佐々木達に、


「油断してるからだ。馬鹿女ども」


冷たい目で罵倒した。二人は悔しそうにしてたがそんなの知らん。隙だらけなのが悪い。さて、後は弓月だな。


「へぇ。私の役員をこれだけすぐに倒すなんてやるじゃない。ひょっとして君が世刻秋渡だった?」


「だったらなんだ?」


僕の名前を言い当てたことには何も思わない。だが今の言い方、ひょっとして……。


「私が欲しい人物、貴方だったのね。これは力付くでも貰うわ!」


幸紀とは比べられないほどの速さで斬りつけてきた。僕はそれを受け、少し下がる。こいつ、速さだけじゃなくて力もあるな。


「まだよ!」


更に斬りつけてくる。僕は今度はそれを弾く。力なら棗の方がずっと強いからかなり軽く感じる。


「くっ!」


「どうした?もう終わりか?」


僕が聞くと弓月は少し後退をしてから例の構えをする。居合い斬りだ。受け止めて見るか。ギャラリーから「終わったわね」とか聞こえる。番狂わせ、してやるぜ?


「てやぁぁ!!」


猛スピードで弓月は斬ってきた。傍目からしたら消えただろうが僕は余裕で見えた。

キンッ。

刀でガード。弓月は驚きの目をする。よし、お返しでもするか。


「ふっ!」


刀に力を入れて弓月を弾き飛ばす。宙を舞った弓月だが空中で体勢を整え、綺麗に着地。中々やるな。


「強いわね……。ますます欲しいわ!」


「できればご遠慮願いたいな。僕は深桜の方が気に入っている」


「凜桜もいい所よ?」


「女子校にぶちこまれたら男子は色々落ち着かないんでね。悪いが例えいい所でも行く気力は出てこないな。だから……」


一度目を閉じ、少し神経を集中させる。これで終わりだ!目を開いたと同時に弓月と同じ居合い斬り。だが速度は弓月よりも上回っている。そして僕は居合い斬りで弓月の背後にいて、そこで刀を鞘に仕舞う。それと同時に弓月が着けていた赤い時計は粉々になっていた。ギャラリーは唖然として佐々木達はアホ面をしている。冬美達は驚愕した顔で固まっていた。幸紀は呆然としてた。弓月本人はと言うと動きを完全に止めていて、ふぅ……と息を吐く。


「私の負けね。まさか私以上の速さを持ってるなんて思わなかったわ」


負けたにも関わらずそこまで悔しそうにしていない弓月。壊れた時計を外して僕に手を差し出してきた。


「井の中の蛙とよくわかったわ。またお相手してくれるかしら?」


「いつでも相手になってやる。果たして僕を倒せるかな?」


「ふふ……。倒せなくてもせめて傷一つでも負わせて見せるわ。私の勘だけど貴方は全然本気で来てなかったでしょうし」


「よく気付いたな。その通り僕は本気は出していない。ま、頑張って傷を負わせてみろ」


弓月が差し出してきた手を握り返す。お互いに笑い、手をはな……さないんだがどういうことだ?


「なぜ手を放さない?」


「クスッ。意外と鈍いのね、秋渡君は」


「は?」


間の抜けた声で返事。すると急にぐいっと腕を引っ張られ、弓月に接近すると、頬に何か温かいモノが押し付けられた。って、ん?なんかいやーな予感が……。慌てて弓月から離れた。弓月を見ると顔をポッと赤くしていた。そして周りを見る。

佐々木、斎藤は驚愕していた。さっき以上に。

冬美、室川、工藤。ポカーンとしてる。けど冬美だけはなぜか悔しげな顔をしてた。なぜだ……。勝ったのに……。

幸紀。顔を赤くしてた。手で口を押さえながら。

ギャラリーの凜桜の生徒。各々が騒いでいた。

改めて弓月。ニコニコ笑ってた。


「……どういうつもりだ?」


「あら、そんな怖い顔をしないで。せっかくの美貌が台無しよ?」


「んなことはどうでもいい。なぜキスをした?」


「そんな簡単にわかることを聞いちゃう?それは当然、あなたが欲しくなったからよ」


「それは聞いた」


「違うわよ。最初は学校の士気を上げるのに欲しかったのよ。けれど今はただ一人の女子としてあなたが欲しいのよ!」


「「「「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!?」」」」」」


僕じゃなくて周りの女子全員が絶叫を上げた。だが内心僕も驚いてる。だって敵対してた学校の生徒会長にキスをされた挙げ句になんか交際紛いなことを言われたと。そんなこと普通あり得ない。別に僕は勝負で勝っただけ。なのにどうしてだ?


「な、夏希様!?そ、そんな!?あ、あんた何をしたのよ!?」


「戦って時計を壊した」


テンパりながら僕になんか言ってくる佐々木。僕はピシャリと言い返す。てか正直僕も知りたい。何よりも知らねーのに人のせいにすんなよ。


「あら、佐々木希美、私が純粋に彼に交際を申し込んでるだけよ?」


「で、ですが夏希様は男は皆敵だと……」


弱々しく聞く斎藤。けれど斎藤にも弓月は、


「それは私が世界をしっかり見ていなかったからよ、斎藤千世。だから世界を見せてくれた彼に惚れたのよ」


そう言った。超スマイリーに。なんか眩しい。けど佐々木と斎藤はただただ絶句するだけだった。なんか、ドンマイ。そしてすまん。


「秋渡君、あなたがいなかったら私はどんどん堕ちていったわね。感謝するわ」


僕になんか感謝してきた弓月。うん、誰か助けてくれ。


「な、夏希!秋渡君は渡さないわよ!」


冬美がなんかキレた。しかし弓月は意に介さずに僕に抱き付いてきた。同時に反対側を冬美が。何この状態は……。ついでになんか柔らかいモノが当たってる。しかも両腕に。でも目の前で火花を散らしてる双方の生徒会長。うん、全然得した気分にならないな。


「冬美、どうするかは彼次第なのよ?勝手に自分のモノ扱いしちゃダメよ?」


「その言葉、そっくりそのままあなたに返すわ、夏希」


「とりあえず二人ともどけ。もう帰るから」


僕は腕を振り払うと二人は頬を膨らませる。けど何か言われる前に僕は話続ける。


「お前ら生徒会長なんだからもうちょい生徒の手本になれよ……」


呆れて物が言えなかった。二人はその言葉を聞いて何か考え込んだ。はぁ……。

そして僕は校門から出ようとした。そこで先程敵対していた幸紀がやって来た。


「秋渡さん、ありがとうございました」


来て早々頭を下げる幸紀。そんな幸紀の頭をポンッと撫でる。特に振り払おうともせずにされるがままの幸紀。気持ちよさそうに目を細める。


「秋渡さん……。えへへ♪」


「そういや前は敵対してたから教えなかったけどもう終わったしいいか。メールアドレス教えてやる」


「本当ですか!?」


「あ、ああ……」


めっちゃ目がキラキラしてる。思わず戸惑う。そんなに嬉しいのか?ともかくすぐにその場でメアドを交換した。それに幸紀は嬉しそうに笑う。まぁなんだかんだで出来なかったのにようやく交換したんだもんな。そりゃ嬉しくもなるか。頬が赤いのはわからんけど。


「幸紀が羨ましい……」


少し離れた所で弓月がなんか言ってる。聞こえなかったけど。すると冬美が弓月にケータイ画面を見せてドヤ顔をしてた。画面を見て弓月は悔しそうにしてた。なにしてんだあいつらは。室川と工藤はほっとしてる様子。そして冬美に何か言って僕の所に来て、


「ありがとね、世刻君。助かったよ」「今日は帰るわ。今度も仕事手伝ってね?」


と言って帰った。僕はまた手伝うのか、と思い溜め息を吐く。するとギャラリーの生徒が……あれ?どこいった?僕が探してたら、急に前から弓月が来て、


「メールアドレスを教えて!」


と頭を下げてきた。仕方ないので教えた。まぁ断る理由もないしいいか。教えたらものすげー輝いていた。幸紀は微笑ましそうに笑った。やれやれ。とりあえずは一件落着かね?


「あ、あの……」


「ん?」


呼ばれて振り替える。そこには知らない子がいた。凜桜の生徒か。それよりもなぜケータイを持ってるんだ?


「突然すみません!メアドを交換してください!」


「あー!先越された!すみません、私にも!」


となんか大人数がいつの間にか集まってきてた。そして僕は一人一人に教えたから一気に五十人以上の女子のアドレスが僕のスマホに入った。容量かなり重いな。と思い、少し嘆いてこの戦いは幕を降ろした。帰りは冬美と二人で帰った。戦闘よりもなぜかその後に疲れて終わったなぁ……。



ア「どうも、アイギアスです」

秋「はぁ……」

ア「あれ?溜め息なんて珍しいですね?」

秋「誰のせいだ。あの後どうなったかわかってんのか!?」

ア「え、ど、どうなったんですか?」

秋「噂が広まって凜桜の生徒に捕まってギャラリーとして来てた人を含めてメアド交換やデートに誘われまくった」

ア「モテモテですね♪」

秋「そこまでは千歩譲っていいとしよう。で、愛奈や舞や美沙が不貞腐れた」

ア「……それはそれは」

秋「まぁメアドはいいがデートはさすがに全部断ったがな」

ア「あれ?ならなんで?」

秋「愛奈はなんか深桜のみんなはいいが他校はダメー!だそうだ。美沙と舞は知らん」

ア「苦労してますね……」

秋「はぁ……。ところでもう終わるぞ?」

ア「おっと、それでは皆さん、お楽しみ頂けたでしょうか?また次話で会いましょう!」

秋「ちなみに作者は感想とかがなくてめっちゃ嘆いてるが別に送る必要はないから」

ア「ひど!?間違いとかを指摘してほしいだけなのに!?」

秋「知るか!」

ア「ちょっ!?まっ!?刀は卑怯だぁ!」


………感想等をお待ちしています。


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