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異世界の常識は知った方がいい

とある一軒家。

宇治山「うーん、よく寝たぁ、あれ?ここ......あぁ、確か異世界転生したんだっけ?」

宇治山は立った

宇治山「そういや、何か異世界の情報ないな、何かそういうの知りたいな」

するとさっきまで聞いていた声が聞こえてきた

ヴェンチャーネ「おーい!」

宇治山「あれ?何かヴェンチャーネの声が聴こえる、おかしいなここには居ないはずなのに、まさかヴェンチャーネの声が耳に残っていて、脳が勝手にヴェンチャーネの声を再生してしまっているのか?」

ヴェンチャーネ「そんなわけないだろっ!!!今からそれを説明するんだっ!!!......えー、お前にだけ聞こえる特殊な能力だ、こういう異世界転生系だと能力を使って戦いますよー的なのがあるけどバトル系とかそういうのは苦手だから、下らないような能力を使ってるんだ、理解してくれ、それで異世界の説明が欲しいのか?ちょっとまっててくれ私たちはそれぞれの異世界の事情について学んだりする本があるんだが、現在私達の持ってる最新版なんだが、桁を間違えて20万冊も発注してしまって、処分に困っているんだ、それでその処分の為に異世界転生先にその異世界に行く人を増やしている、だから本を与える、よく知りたいなら読んでくれよ、ただ本はとてもあつくて、いくつもあるんだ、その異世界の地理、歴史、政治、法律、常識、色々な異世界背景を学べるから本気で知りたいなら1つの世界に最低100冊は必要になるぞ」

宇治山「流石にそこまではいらないけど、地理はそこまででもないが、もし遠くに行く時に便利になるから貰っとくし、歴史はそこまで大事じゃないけど、知っといた方が割と楽だし、特に法律、常識は必要だな、それがないと生活が厳しいからな」

ヴェンチャーネ「後、異世界カレンダーもいるだろう、異世界で予定されている、大きなイベントを記してある、これがあれば祭りだかに行くことだってできるぞ」

宇治山「なるほど、それは便利だな」

ヴェンチャーネ「今送るから少し待ってくれ、その間雑談でもしないか?」

宇治山「雑談?」

ヴェンチャーネ「私達は何かあっちでちょっと話しただけだし、異世界で生活してる人と定期的なコミュニュケーションをとることで異世界の現状を客観的な目線で見た感想なども聞くことで、私達が知ってる現状だけではなくて、現状を知っている人から話を聞いたりもするが、それだとかなり忙しく、私達の精神的サポートとして、普通に異世界の人と雑談で接することがあるんだ、だからそういう機会だと思ってくれ」(正直目を離すと、こいつ何するか分からないからな、前回みたいなハチャメチャな行動はやめて欲しい)

宇治山「なるほど、なら話そうぜ、話題は何にする?」

ヴェンチャーネ「うーん、ならありきたりだけど好きな食べ物とかどう?」

宇治山「おーっ、こういうコミュニュケーションをとる時に最初に出てくるやつを最初に出てきた、まぁいいか、おれの好きな食べ物はうーん沢山あるけどカレーかなぁ、いやでも生まれて初めて食べた鰻も美味しかったなぁ」

ヴェンチャーネ「え、鰻食べたことあるの?私そんな高級料理ないんだけど、贅沢だなぁ」

宇治山「え?あー、鰻高いよね、でもたまたま激安鰻見つけてさぁ、相当安かったからちょっとした背伸びで手を出せるし、外食でファミリーレストランで一人分の値段と大差なかったよ?」

ヴェンチャーネ「えっ!?5000とかするやつではなく!?」

宇治山「うん」

ヴェンチャーネ「私も今度食べに行きたいなぁ」

宇治山「それで、好きな食べ物、そっちはなに?」

ヴェンチャーネ「ラーメン」

宇治山「あー、ラーメン美味しいよね」

ヴェンチャーネ「うん、厚切りチャーシューとか、ニンニク沢山入ってるやつ」

宇治山「あー、そういう系のラーメン?」

ヴェンチャーネ「うん、たまにガッツリ行きたいんだよね、私達の場所だとそのラーメンのアイスが売ってるのよ」

宇治山「それ絶対くっそまずいやつだろ、クソマズだろ」

ヴェンチャーネ「うん、本場の方がいいわ、あれ口に合わなかったわ」

宇治山「やはり」

ヴェンチャーネ「それでやっぱりケーキラーメンだわ」

宇治山「それね、味と味の掛け合わせは地獄祭りだわ」

ヴェンチャーネ「理解してくれるのは助かる」

宇治山「わかるわぁ」

ヴェンチャーネ「あぁ、そろそろそっち来ると思うわ、それでもうそろそろ雑談終わりだわ、それで送られてきたらしっかり読んでね?」

宇治山「分かっているよ、しっかり読むさ」

ヴェンチャーネ「じゃあね」

そうするとヴェンチャーネの声は聞こえなくなった。

バサッヴェッツ

本の大群が現れた

宇治山「......思ったより多いな」

宇治山「まずは......常識にするか、法律も大切だけど、マナーも大切だしな」

すると、宇治山は本を持ち、部屋にある机に向かって歩き始めた。

宇治山はこれから本を読む、だがその本はあまりにも厚いので読むのに相当時間が掛かってしまったのはまた別のお話。

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