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地域限定のお菓子は結構ある

宇治山「これって......!?」

ヴェンチャーネ「こっちの世界で話題のゲームよ、これでもやれば時間潰しにはなるんじゃない?」

宇治山「おおっ、ゲーム機本体と、ゲームソフト一緒にくれるのか嬉しいなぁ。ところでいらないのか?」

ヴェンチャーネ「私はわざわざゲーム機とかを買う必要はないのよ。そこまで暇じゃないし」

宇治山「なるほど、後取扱説明書的な物はないのか?」

ヴェンチャーネ「一応あるといえばあるんだけど、前に渡した本と変わらないボリュームなのよね。」

宇治山「えっ!?!?」

宇治山は思い出した、くっそ厚い本を書斎に運んだことをそれはとても辛いことだった。

宇治山「何でそんなにあるんだ!?」

ヴェンチャーネ「そのゲーム機、ゲーム機界隈の大きな革命だ!ってニュースになっていたけど、界隈について、色々な闇があったのよ、まぁそれは今回の話には関係ないけどね、それでその革命でゲーム内のキャラが多彩な動きを出来るんだけど、操作できるボタンが多いのよ、移動する、しゃがむ、ジャンプするはもちろんのこと、すり足したり、転がるようのボタンなんかもあって、更に格闘ゲームになると、必殺技の組み合わせが多すぎて完全な暗記が不可能とまで言われてるのよ。」

宇治山「確かに大量の動きが出来ると楽しいけどね」

ヴェンチャーネ「それでデバッグが相当な地獄だったそうで、普通のゲームでも一箇所の場所で80万以上の操作ができるから、完成してデバッグ検証の開始からからデバッグ検証の終了まで、何と5年も掛かったのよ、だからソフトが出るまでゲーム機も暫く漬物石のごとく放置状態だったそうよ。」

宇治山「それは本当に大変だ......」

ヴェンチャーネ「というわけで、これをやるわよ、これって携帯型なんだけど、画面だけだから、付属のコントローラーも必要なのよ、ほらこれ。」

ヴェンチャーネはボタンまみれの大きなコントローラーを手渡した。

宇治山「うわっ、でかっ、ボタンおおっ、おもっ、本当にボタン多いな、これ集合体恐怖症にはあまりにも向かなすぎるだろ。」

ヴェンチャーネ「因みに一時期アイドルとのコラボで、アイドルの顔の写真を貼ってるバージョンが売られていたそうよ、現物もあるわ。」

ヴェンチャーネは現物を見せる

宇治山「まるで蓮コラだな......ファンは激怒するだろ。」

ヴェンチャーネ「そうね、大炎上していたわね、これでとんでもない事件が起こった話も実際聞いたことがあるわ。」

宇治山「本当にあったのかよ」

ヴェンチャーネ「とりあえず、また暗記するならお菓子で渡すけどいい?説明書読んでも、出来るとは思えないけど、中には本当に相当ややこしいというものもあるから、頭で覚えていても、実際体が追いつくか分からないわよ。」

宇治山「おれは中年ゲーマーじゃない......けど実際どうなるか分からないのはごく当然のことだけどね、どんなにシンプルでシンプルイズベスト的なゲームでも、後のステージとかになれば難しくて指や体が追いつかない、特に音ゲーだとありえるけどね。」

ヴェンチャーネ「希望のお菓子ってある?」

宇治山「希望って言われてもなぁ、おれは何でもいいよ。」

ヴェンチャーネ「なら地域限定お菓子でもどうかしら?元住んでた世界のお菓子でも、どうかしら?」

宇治山「地域限定って、何があるか分からないなぁ、むしろその土地ならではのお土産とかは?」

ヴェンチャーネ「それもいいわね、検討しておくわ。あの機械だとお菓子を選べないけど、条件を付けることは出来るわ、それで地域限定お菓子·お土産って指定すればいいわよ。」

宇治山「なるほど、じゃあ頼むよ。」

ヴェンチャーネ「なら行ってくるわ、少し待っていてね。」

ヴェンチャーネは部屋から去っていった、ここからまた待つことになるだろう、お菓子と記憶とゲーム機の説明書をを求めて。

すると、ヴェンチャーネが戻ってきた。

ヴェンチャーネ「いけないいけない、私は大切なことを忘れていたわ。」

ヴェンチャーネはゲームソフトの蓋を開けて中から何かのチップを取りだした。

ヴェンチャーネ「このチップも、取扱説明書なのよ、最近ハイテクになって電子タイプの取扱説明書というのも出てきたのよ、これだと説明書というより、説明データっていった方がいいと思うんだけどね。」

宇治山「なら、何でソフトとゲーム機の説明書の媒体が違うんだ。」

ヴェンチャーネ「知らないかしら?このゲーム機とこのソフトの販売元って、別会社だからそれぞれの対応だと思うわ。」

宇治山「へぇ。」

ヴェンチャーネは取扱説明書のデータを持つと再び、外へと出ていった。

宇治山「そういえば、やっぱりいなくなると暇になるよなぁ。」

......

宇治山「そういえば、書面については置いておくとしてらどうやって電子データをお菓子にするのかな。」

宇治山はとりあえず待機をすることにした。

すると、ヴェンチャーネは部屋へと戻ってきた。

ヴェンチャーネ「できたわ。」

宇治山「おー、ありがとう。」

ヴェンチャーネ「このお菓子はどうかしら」

宇治山「えっ!?このお菓子は!?」

宇治山は酷く驚いている。

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