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異世界転生は大抵主人公は死んでいる

20XX年の東京。

東京と行ってもでかいから23区だか、多摩方面かは読者の皆様の想像にお任せします。

東京のとあるビルの39階。

そこにある男がいた。

もし階段で降りたらその場で倒れ崩れるかもなぁと思いつつ、ボーッと椅子に座っていた。

すると突然目の前が真っ暗になった。

男「え?なんだこれ」

当然のように男は困惑している。

男「何で今何も見えないんだ?もしかして今までいた現実世界が実はゲームの世界で何かしらバグ的な事が起きてそれに巻き込まれてしまったりしたのか?」

するとどこからか声が聞こえる

???「ちょ、ちょっと止めて!口を止めて!」

男「え?誰だ?」

???「ちょっと待ってて、少し話したいことがあるからさぁ!大体5分!」

男「分かった、待ってればいいんだな?その間1人ジャンケンとかでもしとくか。」

五分後

???「おまたせ」

男「遅かったな」(腕が千手観音の如く沢山生えている)

???「どうした!?!?!?!?」

男「ジャンケンしてたら生えたんだ」

???「何で!?!?!?!?」

男「あっそうだ」(腕を一本ちぎって、ちぎった方の腕の断面を見せる、断面からは能面が生えている)

???「怖い!!!お前怖いよ!!!」

男「何かここ来てからちょっと体おかしいんだよな」

???「おかしいってレベルじゃねーよ!!!」

男「とりあえず聞きたいけど」

???「あーこっちも話したいことあるわ、多分同じような内容だと思うから先に聞いていいよ」

男「漫画とかのネタバレするやつってどう思う?」

???「予想と全く違う質問だー!?!?!?」

男「で、そっちは?」

???「あーっ、うん。ここがどんな所か説明したいんだけど。」

男「あー。そういう系か、何か真っ暗だからおかしいとは思ってたんだよ」

???「お前の方がおかしいよ」

男「それでここなに?」

???「お前、なろう系小説って読んだことあるか?」

男「え?あー、確かあるな。」

???「あるか、それなら割かし話はスムーズに進むだろう」

男「確か、逆立ちチンパンジーのようのすけ君が伝説上のゴリラハンター真得野助に弟子入りして地下室に隠された全自動ドアが手動でしか開けれなくなるウイルスを利用していじめっ子をドアを使って挟んで復讐する小説だっけ?」

???「そんな小説あるかっーーーーーー!!!」(もしかしたら調べたらあるかもしれないが、こんなめちゃくちゃなものがある訳が無いという前提で使ってます、あったら土下座します。)

男「違うのか?」

???「お前は根本的に間違っている」

男「うーん、ゲームにもなっていてファンタジーなライフをぶん殴れ!っていう副題があったり、迷宮とコラボして5000m直線というくっそつまらんやつを世間に送り届けたという伝説まで残している有名な作品なのに」

???「それどうかしてるぞ!?」

男「それで、どうなのー?」

???「うーん、お前には一から説明しなければならないな、とりあえず分かりやすくいうならば、なろう系小説は、異世界転生小説が有名なんだ、つまり異世界転生、これの意味がお前には分かるか?」

男「うーん、分かった!エビフライは俺らの体の30パーセントで構成されいるから、つまり俺の前世はほぼニンニクまみれのヨーグルトだったんだっ!!!!!」

???「違うーーー!!!」

男「じゃあ知らん」

???「ここは異世界転生に必要な場所だ」

男「あーつまり、キーポイントね」

???「そうだ」

男「それで?」

???「うーん、それね、お前は異世界転生した、そうだよ、それでその異世界に運ぶための部屋なんだ」

男「なるほどねぇ、なら転生するのにいるんだ」

???「ようやく理解したのか」

男「なら何で転生しないといけないの?」

???「爆破で死んだよお前」

男「え?伏線無しに爆破?伏線は設けるべきだって。」

???「伏線なんて実際は存在しないよ、伏線無き死なんてこの世界には溢れてるからね、まぁ」

男「なるほど」

???「だから今から送るぞ」

男「で、どの世界に送んの?」

???「事前に選んだから、お前は一人暮らしで一軒家暮しにしておくよ」

男「おー、なるほど、結構な金持ちか奨学金で背伸びした大学生辺りが妥当かな」

???「暮らしだけで現実を予想するのやめろ」

男「それでそこ行くのかぁ、一人暮らしなんて現実世界の経験皆無だからねぇ、こういうのだとおふざけキャラにさえむっちゃ暗い過去編とか書かされる運命なんだよ」

???「やめろって、そういう敵を作る発言」

男「そういやまだ自己紹介すらもしてないじゃん、このまま男ーとか書いたままだと分からへんで」

???「突然の関西弁」

男「俺は宇治山だ。」

???「私はヴェンチャーネ」

宇治山「うわ出た、めっちゃ呼びにくいやつ、それ名前次回辺りに忘れるやつやで」

ヴェンチャーネ「ぶっちゃけ私もよく忘れる」

宇治山「本人もかよ」

ヴェンチャーネ「まぁ私はこのままでいいよ、どうせ異世界転生したら、今後名前とかほぼ出ないだろうし」

宇治山「めたいね」

ヴェンチャーネ「異世界転生小説とか、大体こんな感じだよ」

宇治山「現実は恐ろしい」

ヴェンチャーネ「仕方ないね」

宇治山「それで俺は異世界行くのか」

ヴェンチャーネ「うん、そうだよ。」

宇治山「楽しめるかなぁ」

ヴェンチャーネ「後ちょっと準備するよ」

宇治山「待っとくわ」

こうして異世界転生することになった。

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