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3話


今日も俺はスライムを狩り続ける。

あと1枚だけスキルの書がでたら次の階に進もう。あと1枚だけ、、、あと1枚だけ、、


あと1枚、あと1枚と結局6枚出るまで狩り続けてしまっている。

しかし幸か不幸かわからないが魔法系のスキルは手に入っていない。

1枚が攻撃力10倍のスキル。そして5枚は経験値が増えるスキルになっている。

現在の経験値スキル256倍。スライム狩ってこれだから次の階層に行ったらどうなることやら。


もしかしてこの階層から出るスキルの書はステータス倍増系のみで魔法系のは出ないのではないだろうか。

そう悩みながらも俺は1階層から抜け出せないでいた。パチンコが辞めれない人のように、

借金が辞めれない人のように、ガチャに課金し続ける人のように・・・

スキルの書がスライムから出る快感におぼれてしまっていたのだ。



俺が2階層以降に進むかどうかを悩んでいるときには前線組は30階層を突破したらしい。ちなみに20階層突破の特典として受付嬢の横に大きなモニターが表示されてダンジョン攻略生配信が見れるようになっていた。前線組の動きやパーティをまねして攻略は加速していく。

そして30階層突破特典はランキングの表示機能だった。ギルドポイントランキング、攻略階層ランキング、個人ランキングなどさまざまなランキングが見れるようになった。そしてこれが冒険者をざわつかせる。


---------------------------

個人ランキング

1位 レベル:70 D-Name:匿名

2位 レベル:42 D-Name:ヤマト

2位 レベル:42 D-Name:ナナ

4位 レベル:41 D-Name:黒猫

5位 レベル:40 D-Name:つばめ

6位 レベル:37 D-Name:kirito

7位 レベル:36 D-Name:3丁目のおじさん

8位 レベル:35 D-Name:匿名

8位 レベル:35 D-Name:ユウナ

.

.

.

50位 レベル:24 D-Name:おむすびまん

---------------------------


ランキング機能追加時にD-Mailにてランキング表示確認が飛んできた。そう、1位匿名は俺ことマッハパンツマンである。

俺はマッハパンツマンなんて恥ずかしい名前を表示させたくなかったから匿名希望にしておいた。

しかし経験値倍増ボーナスってやばいなぁ。



●個別ランキングの1位が不明過ぎる件

re:レベルやばない?2位のヤマトって最前線で火魔法ぶっぱなしてる人でしょ?

re:そうそう、そのヤマトを追い越してのこのレベルって、、、だれか見たことあるひといないのか?

re:そもそも隠す必要があまり考えられないのだが、ギルドに所属していればギルドの売名にもなるし

re:となるとギルド未所属???孤高の戦士っぽくてかっこいいな!

re:っく!右目が疼く!!!

re:俺も完治したはずのエターナルダークネスが!!!

re:ナナたんかわいいお!

re:ちょwwwキリトおるしwwwアスナはどこやwww

re:アスナなら35位にいたぞwww



俺はSNSを見てテンションがさがる、、、名前を表示させたらなぁ。

マッハパンツマンだからなぁ・・・孤高の戦士マッハパンツマン、、、無理だ。

名前変更アイテムないのかなぁ。あ、スライム湧くわ。ドンッ。



-----


俺はポテチを食べ続ける。今日は気が乗らないから受付横にあるモニターで前線の様子を観戦している。ポテチとコーラは黄金セットだな。あと何だかんだでうめぇ棒が頂点だったりする。

モニターでは7人組が32階層に潜っている様子が映っている。32階層は雪山ステージか。めっちゃ寒そうだな。そんなことを考えながら隣で観戦している3人組の話に聞き耳を立てる。


「知ってるでゴザルか?あの7人は最前線組の中でもトップの実力者らしいですぞ!」

「らしいな。あの中の5人は同じギルドらしい。名前は、、なんだっけ」

「君たちは情報収集が中途半端なんだぬ。ギルド名は「江戸城」だぬ。ナナ様かわいいお」

「上位と言えば個人ランキング1位の匿名って何者なんでしょうな!」

「え?あの5人のだれかじゃないのか?」

「あの5人は2位から6位なんだぬ。1位は全くの不明だぬ。1位は受付嬢なのでは?なんて噂が流れてるぐらいだぬ。」


俺は話を聞きながらモニターを見続けている。どうやらモンスターが出現したみたいだ。熊?いや、ウサギなのか?凶暴さがなければパンダと同等な位置につけるであろう容姿をしている。

あの巨体では想像つかないような移動スピードだ。あの三角形になった足がスキー板の役割をしているんだろうか。


スピードが乗った攻撃は非常に強力で前衛のタンクが吹き飛ばされているがさすが最前線組。フォローと連携が凄まじい。タンクによってスピードが落ちた熊ウサギにランキング2位のヤマトが火魔法をぶっ放してる。やっぱ魔法だよなぁ。憧れるな。


よしっ。スライム狩りに行くか。

今日も俺はスライムを狩り続ける。




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