表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
96/232

95話『仲良くなりたい!』

タイトルは誰と?となるかもしれませんが、

エミリアの仲良くなりたい相手は、

今のところナナリーとイケメンsの事です。



3人での秘密の話し合いの日から数日たった。

現在、朝から教養の時間である。


あの日からエドワードにぃと一緒に居る時間も増えてしまった。

一緒に居るってことはナナリーも近くに居るのだ。


兄は、私とナナリーを救おうとしている。

私もナナリーとの関係はこのままではいけないとちょっと思っているので

仲良くできないかと話しかけたりしているのだが……


「もー!! うるさいわね!! 私達にかまわないでよ!!

 またエド様や私に酷い事、言うつもりなんでしょ!?」


「ナナリー様、淑女は大声を出してはいけませんのよ。

 それと、エスコートしてもらっている、

 エドワード殿下の腕に胸を押し付けるのはいけません。

 そっと腕を掴むように組むのが正解ですわ。

 愛称も教養の時間では減点になってしまいますわよ」


これじゃあ私、口うるさい姑じゃない……。

なんで私、ナナリーのマナーを注意しているんだろう。


「やっぱり!

 そう言って私がマナー知らずだって周りに広めるのが貴女の目的なのね!」


なにその目的。ちっさいわー。


「……どうとでも思ってください。

 では、私はもう注意いたしませんので」


私は疲れてしまったよ。

あいさつをして、とっとと退散することにした。


 「それでは、皆様。ごきげんよう」


ベリアル様と一緒に離れていく。

今日の教養の時間はこれで終了なので、優雅に見えるように教室を出て行く。


仲良くなるための作戦として、ナナリーとイケメンs2人にお茶会の

招待状を渡してきたのだ。開催する予定の場所は一ノ実の教室だ。

実はもう私の課題用のお茶会はこれで最後だ。

レポートも9枚書き終わっている。


招待したメンバーは、


マリエラ、レヴァンヌ、ベリアル様、エドワード兄、

カイン様、コンラート様、ナナリー、ジョシュア、シンシア

そして最後は、ケヴィン君とカレン様の2人だ。


※ジョシュアとシンシアは学園の生徒ではありませんが

 教員の許可を取れれば、呼ぶことも可能です。


皆さんお気づきだろうか?

そう。このメンバーは『聖霊の白乙女』に出てくる総メンバーである。


リアルゲームキャラの集まるお茶会なのだ! フハハ。


あ、カレン様は違うけどね。

ケヴィン君を呼ぶにあたって、一人だけ除け者はいけないと思って。

ただ、ケヴィン君とは文献の件で兄が良い関係を築きたいそうなので

2人揃ってでのご招待なのだ。


まぁ、参加するかどうかはあちらの意思を汲むので、

不参加でも別にいいんだけどね。


開催日は2週間後の休みの日。

教室の予約が取れたのが2週間後しか開いていなかったのだ。


どうせなら今日、皆で一緒にお菓子やドレスコードを決めるのも

いいかもしれない。私なりの仲良くなるためのお誘いだ。

もちろん、マリエラとレヴァンヌにも声をかけるつもりだ。


ドレスに関してはケヴィン君家の商会に侍女カーラを行かせよう。

彼を指名すればカレン様も付いてくるはず。

集まる場所は貴族食堂の少し大きめの部屋を予約しておこうかな?


今日の放課後にでも皆に声をかけよう。


この後の授業は基礎学科だ。

私とベリアル様は出る必要はないので、

以前約束した貴族食堂でのご飯タイムをすることにしたのだった。




私の開催するお茶会(女子会)は最近はスカイPでの通話。

悲しゅうなってきた・・・。


短いのであと1話21時に出す予定です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ