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親子そろって悪役令嬢!?  作者: マヌァ
学園生活開始~学園祭。
64/232

63話『うちあげ』

今更だけど、この小説って恋愛小説なんだよね。

恋愛ってどう書けばいいんだ!?

結果→ とりあえず、イチャイチャシーンいれとこっ!



カーテンコールが終わり、クラスの皆はせっせと片付けを開始していた。

私は、衣装室で着替えたあと、なかなか外に出られなかった。


もちろん、理由は自分の鎖骨の下についているアレのせいだ。


首筋にはついてなかったのが幸いだ。

いや、目立つ首筋にはつけなかったが正解だろう。

ちくしょう! 魔王め!!


でも、嫌ではなかった自分がいたのだ。

こればっかりは、自分の気持ちを認めるしかないかもしれないね。


ガチャ!!


「ひゃ!?」


急に開いた扉に私は軽く悲鳴を上げた。


「エミリア? 着替えが終わったのなら、教室に早く行きましょう。

 今から皆で打ち上げですって!」


入って来たのはマリエラだった。

私はほっとした表情で、自分の荷物をまとめた。

最近のマリエラは、私の前では結構砕けたしゃべり方だ。

繕う必要がないから楽らしい。


「なーにその顔? ベリアル王子に愛でも囁かれた?」


ハイイイイイ!?


がばっとマリエラに顔を向けた。

ニヤニヤ顔のマリエラは私に近づいてきた。


「どうしてって顔してるわね?

 エドワード殿下相手だと、きっとエミリアは何も思わないでしょ?

 貴女がそんな表情をするのは、ベリアル様にだけよ」


「ううううう、うそ……。」


動揺して声が震えていた。


「まさか、気づいてなかったの?」


気づいていませんでしたよ……。

マリエラは、急に、真剣な表情になって、小声で話す。


「でも、気をつけなさいよエミリア。

 私は、エミリアとベリアル王子を個人的には応援するわ。

 表向きに公開している護衛という名目があるから、

 今のところ多少の接触は大丈夫だけれど。

 貴女とベリアル王子の仲を疑う人達も少なからずいるのよ」


確かにそうだ。

私は、護衛だからと言って甘えてたのかもしれない。

き、気をつけねば……。


私はマリエラにお礼を言い、一緒に打ち上げに向かったのだった。


教室の中は、イスや机など別の場所に移動されてスッキリし、

衣装に使った時のあまったレースなどで飾りつけられていた。

並べられたトルソーには役に使った衣装が飾られている。

侍女カーラが持っていた衣装もそちらに飾られ始めた。

丸テーブルが等間隔に置かれて、シャンパンや紅茶、果実ジュースに

豪華な食事が置かれ、皆それぞれ食事と会話を楽しんでいた。


「主役2人目のエミリア様がやっと来られたぞー!」


「「「お疲れ様です!」」」 「「「お疲れ様!」」」


クラスの皆から注目されて、労いの言葉をもらう。

私も、皆にそれぞれ返した。


ふと、女子メイト数人に囲まれているベリアル様と目が合う。

ニヤリ顔を向けられて、顔が熱くなった。

私はプイッと視線を外す。

恥ずかしさと熱をごまかすためにシャンパンをあおった。


一息ついて、レヴァンヌに声をかけられた。

そちらを向くと、レヴァンヌの後ろにいたエドワード殿下と

目が合ったような気がした。

エドワード王子は、近くの男子メイトと会話を続けている。


(きっと気のせいね。)


レヴァンヌと複数のクラスメイトに劇中の裏方の話など

聞いて話して、楽しい時間を過ごしたのだった。


補足

女子メイト=女子のクラスメイトのこと。

男子メイト=男子のクラスメイトのこと。


造語です。勝手に言っているだけです。


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