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親子そろって悪役令嬢!?  作者: マヌァ
学園生活開始~学園祭。
45/232

44話『転生者とやり直し』


次回、お母様編の続きである、ドルステン王国編を

小分けに投稿予定です。


15日中には番外編全話だしまーす!



あの後、マリエラとベリアル様からいろいろと聞いた。

マリエラの今までの経緯のカイン様の話が、思った以上にクソだった。


話を聞いたからには、こちらも話さないわけにはいかない。

私と母は、お互いに今までのことなどを語った。

母とベリアル様は、ラブミー社に関する内容もマリエラに教えたのだった。

最後に、マリエラと私達の記憶に相違がないか確認してみた。


「私が知っている内容はエミリアとそう違いはないと思いますわ」


「そう……」


「貴女も、シンシア様も、よく頑張っていると思うわ。

 私に出来ることなら何でも言ってくださいね。出来る限り力になります」


ん? シンシア? なんで、シンシアの名前が?

気持ちが顔に出ていたのか、マリエラはくすくす笑いながら言った。


「どうしたの、エミリア。

 私とエミリアが転生者なら、シンシア様だって転生者でしょう?」


えええ!?


「学園に来てないのが何よりの理由だわ。

 きっと、ナナリーにジョシュア君を関わらせたくないのね。

 いろいろ考えた結果、オリジム学園に入学しないって選択をしたのよ」


マリエラの言葉に妙に納得してしまった。

お母様も、あ! という表情だ。 何か心当たりがあるのかな?


とりあえず、いろいろ話し合って教えてもらった内容で気になるのは

『やり直し』についてだった。

私は自分の考えを皆に聞いてもらうことにした。


この世界にいる転生者の共通点はラブミー社のゲームか小説だ。

そして、転生者、前世の自分の押しキャラの婚約者として

この世界に転生して来ている。


もちろん、私は10週以上したけど、ほとんどがエドワード王子だ。

そして、マリエラはカイン様。

きっとシンシアはジョシュア押しなのだろう。

あの2人めっちゃ仲良しだったから。


お母様は、持っていた小説でよく読んでいたのが宰相息子の話。

ラナー王妃陛下は、王子様の話だ。


「エミリア。転生者はラブミー社の悪役令嬢だけではないわよ」


「え!?」


「言ったでしょ。ハイライト王国での話。

 私は、悪役令嬢の女の子の話しかしていないけれど、

 実は攻略対象の男達にも転生者がいたのよ。

 彼も、2回目経験者。

 ヒロインと一緒になりたく無い一身で、ヒロインを殺害したわ」


えええええ!?

なんか、すごい話を聞いてしまった。


2回目ということは、やっぱり、転生者は『やり直し』できるのか。

私は、自分の考えを続けた。


転生者達は、『やり直し』という特殊な能力がある。

命の危険時に発動して、時間がさかのぼる。

人生のやり直しのチャンスが与えられるのだ。回数は1回。


私はまだ『やり直し』していない。記憶が遡ったことは無い。

前世の記憶が戻ったのは最近だけど、その前のエミリアの記憶も

ちゃんとあるのだ。


マリエラの話を聞くかぎり、記憶が戻ってから数年で

『やり直し』をしたという。

そして、その『やり直し』の分岐点が必ずどこかにあるということだ。


お母様の場合は、記憶が戻る前に『やり直し』をしているけれど、

その時は、お母様はゲームの登場人物として殺されたのだ。

命の危機に関わる人物との接触を絶って、今のお母様がある。

お母様がリナを見捨てたのが分岐点だったということだ。


私の場合の、『やり直し』のタイミングは呪詛返しの瞬間だろうか?

だけど、これはあらかじめ予防線を張った。

他に命を落とす瞬間がどこかにあるということなの?


そう考えたら、私の顔色はサーっと青くなった。

ベリアル様が、近くに寄ってきて手を握ってきた。


「エミリア嬢。大丈夫だ。今度こそ君のことは私が守る。必ずだ!」


ポフン!

真剣な顔で見つめてくるイケメン魔王ベリアル様がまぶしー!

顔に熱が集まりだした。


「あ、ありがとうございます」


マリエラもお母様も口や頬に手を当てて「まぁー!」という反応だ。


とりあえず今日は、私の熱が復活してきたので、解散になった。

主にベリアル様のせいだけどね。



ベリアル様は、自分の気持ちに正直な方です。

エミリアへの気持ちに気づいたので遠慮はしません。

どんどん攻めます。

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