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親子そろって悪役令嬢!?  作者: マヌァ
記憶と状況理解とゲーム知識。
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12話『私「不可!」 ベリアル様「(゜Д゜;)!?」』

前回長かったので、今回短めです。


タイトルが適当になってきております。

魔王であるベリアル・ヴェルノーマ様と護衛の打ち合わせを交わす。


今考えると、悪魔の護衛ってすごくない?

悪魔なしつGさんもかっこいいけど、悪魔で護衛ってすごくない?

たずねたら、本人は「あくまで護衛として傍に居る」って真顔で言われた。

『悪魔があくまで 護衛』って言ってたよ? 


( ´・ω) (´・ω・) (・ω・`) (ω・` )審議中


「不可!!」


「な、何だ!? どうしたエミリア嬢?」


急に審議を決した私に、ベリアル様は困惑していた。



さて、本題に入ろう。

私の作戦はこうだ。


ヴォルステイン侯爵家ではたまに侍従じじゅう侍女じじょの募集をかけている。

ベリアル様にはその侍従の試験を突破してもらい、

真正面から家で働いてもらおうと思います。


「エミリア嬢。すまないが私は侍従の仕事はしたことがない」


「覚えてもらいます!」


勢いよく言ったからか、ベリアル様は驚いて、お、おう。ってなってる。


「ですが正直、これ以上いいアイデアが浮かびません」



私の考えた作戦は結構マトモだと思う。

父が、私に家族や侍従以外の男性を傍に置くのを許さないと思うのだ。

そもそも悪魔とはいえ、男性とこうして二人になるのも本当はいけないのに。


後ろめたい思いをしながら、新しい紅茶をカップに注ぐ。

しずかに眺めていたベリアル様は紅茶を手にとって言った。



「では、こうしよう。私がヴォルステイン侯爵と奥方を説得する。

 それならばいいだろう?」


何で、そんなに自信があるのか……。

少し考えてから、さっきから気になっていたことを試そうかとも思う。



「それならば、お母様の説得は私がいたしますわ」


「何か、策があるのか?」



ベリアル様は、すこし嬉しそうにうずうずしている。

ちょっとかわいいかも。 ほほが緩む。



「はい。母のことは任せくてださい。

 父のことは、母を説得できたら皆で畳み掛けましょう!

 そのときは、ベリアル様もお願いしますね」


そう言って、私は微笑んだ。

ベリアル様はニヤリと笑った。


「もちろんだ」


自信満々のドヤ顔頂きましたー!眼福である。


こうして、護衛作戦の打ち合わせはあっという間に終わった。

お母様が帰ってくるまで、まったりティータイムだ!



顔文字ってちゃんと表示されるのかな?

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