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ノーマン物語-サバイバル刑務所  作者: じゃむ
プロローグ
89/153

.6

……


アフリカ南部にあるジンバブエ保護地区。

ここでは闘いこそが生きる事だった。


争いではなく、闘いである。

争いはほとんどないのだ。


アフリカはノーマン人口が世界で一番多い国。


ノーマンになった人間が次から次へ、このジンバブエ保護地区にやってくる。


白人も黒人もかまわずやってくる。

冤罪で入る者もいる。


新設当初はカオスだった。

いたる所で争いが起こり、殺されたノーマンはところかまわず放置され、それが原因で死病が蔓延した。


一時は2000人以上いたノーマンは、10分の1の200人しか生存できなかった。

その200人の生き延びたノーマンの一人、ムダウ・カレラが今のジンバブエ保護地区の秩序を定めた。


彼はアフリカ、カラハリ砂漠に住むサン族の一族で、この腐敗による病気の抗体を持っていた。


世界ノーヒューマン保護条例により、一地区に2000人分のフードサプリが確約される。

200人に減った時期にも2000人分のフードサプリはきちんと配給されていた。


この時期を生き抜いたムダウは、未だに何万食のフードサプリを持っていると、噂されている。

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