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ノーマン物語-サバイバル刑務所  作者: じゃむ
プロローグ
87/153

.4

ニカウは拍子くらった。

[あぁ?な、なんだってんだよ?]


白人

[俺はお前を殺したくはない。お前に殺されたくもない。なんでこんな事をしなきゃならないんだ?]


ニカウ

[はぁ?仕方ないだろ?お前を殺らなきゃ俺はアイツに殺されるんだ。死にたきゃねぇよ]


ツバ競り合いのまま、左右に押し合いながらもニカウと白人は話す。


白人

[いい案があるんだ。とにかくこのまま30分待つんだ。]

白人はニカウを押して、わざとらしくカタナを大振りした。

ニカウは簡単に受け止める。

白人のカタナには力が入ってない。

再びツバ競り合いになる。


ニカウ

[引き分けになって助かるはずはねぇ]


白人

[いや、アイツを俺達が殺すんだ。そうすりゃ次回に持ち越せるんだ。以前にもそれがあったのを聞いたんだ]


ニカウは大男を見ながら言った。

[アイツは強いんだぜ。無理だよ]

白人

[おい。あんまり見るな。アイツは俺達が弱虫だと油断してる。歯向かう事なんて夢にも思っちゃいないさ。アイツが近付いたら俺は足を切る。崩れた瞬間、お前が頭を切るんだ]


白人はゆっくり大きくカタナを横に振る。

ニカウは慌ててカタナを縦にし受ける。

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