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ノーマン物語-サバイバル刑務所  作者: じゃむ
プロローグ
74/153

.40

ドミトリーが地図を見つけ、脱出ルートを思案してる時にドクターが帰って来た。


[車や雪上車両は何もない。スノーモービルも見当たらん。暗くなったし、明日もう一度捜そう]


ルート捜しに夢中になっていたドミトリーは、暗くなったのに気付かなかった。


乾パンに肉の缶詰、温かいコンソメスープ…豪華な食事をしたが、意外な事にかなりの量を残した。

胃が全く受け付けないのだ。

2人は食事よりも、たき火で沸かした風呂の方が嬉しかった。


文明社会では当たり前な事が、ノーマンであるドミトリーとドクターにはものすごく幸せに思えた。


個室にベッドを2つ並べて一緒に寝たが、ベッドが柔らか過ぎてどうにも居心地が悪かった。

結局、ベッドをどかした個室へ移り、一枚の毛布だけを地面に敷きそこで寝入った。


ドミトリーが目覚めたのは翌日も夕方4時だった。

ここには時計があった。


ドクターは死んだのかと不安になる位、静かに眠っていた。

揺り動かすとやっと起きた。

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