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ノーマン物語-サバイバル刑務所  作者: じゃむ
プロローグ
6/153

.5

Jはゆっくり深く数回うなづいた後に言った。

[俺の為に何でもするだと?]

ハーマーは激しく首を何回も縦に振った。

[あ、あぁ、何でもする]


Jは口が裂けたかのような笑いを見せ言った。

[なら、飛び降りろ]


ハーマーは絶句した。下半身の力が抜けたせいで小便を漏らした。


Jが追い討ちをかける。

[何でも言う事を聞くと言ったじゃないか。俺は嘘つきは嫌いだ]

Jはそばにいた屈強な男にチラリと目線を送った。


男は無言でハーマーの腕を掴む。ハーマーは捕まれた手を振りほどこうとしたがビクとも動かせなかった。


恐怖で足が動けず声も出ず。


男は苦もなく引きずり、放り投げるようにハーマーを堀に落とした。


ハーマーの喉から声がやっと出た。それは叫び声だった。


それからJは何事もなかったかのように言った。

[次…]

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